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2018年3月23日号 vol.335
山口県のローカル線めぐり
山口県のローカル線めぐり/JR山陽本線 第5回

神戸駅(兵庫県神戸市)と門司(もじ)駅(福岡県北九州市)を結ぶJR山陽本線。今回は、防府(ほうふ)駅から富海(とのみ)駅(防府市)までの見どころをご紹介します。

山頭火のふるさと・防府市を訪ねて 防府駅

大道(だいどう)駅を後にして、防府駅へ向かいます。佐波川(さばがわ)に架かる鉄橋を渡ると、少しずつ街の景色に変わっていきます。防府駅は高架駅、しばらく高架の壁越しに街を眺めます。

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佐波川に架かる橋を渡ります
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佐波川の鉄橋を渡る列車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

良い撮影スポットです
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車窓から見る防府駅近くの街の眺めの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

防府駅近くの街の眺め
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防府駅に到着です。周辺はきれいに整備されており、ユニークな銅像などが見られます。また、てんじんぐち(北口)には種田山頭火(たねだ さんとうか)の銅像があります。そう、防府市は、自由律俳句の代表的俳人、種田山頭火の出身地です。

防府駅みなとぐち(南口)外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

防府駅みなとぐち(南口)外観
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てんじんぐち付近の銅像の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

てんじんぐち付近の銅像。何を見上げているの?
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種田山頭火の銅像の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

種田山頭火の銅像
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駅から線路沿いに少し歩くと、美しい蒸気機関車と客車が展示されている、「鉄道記念広場」があります。

大正8(1919)年から昭和38(1963)年まで、三田尻(みたじり・防府市)から堀(山口市徳地)間で運行していた防石(ぼうせき)鉄道で使用されたもので、ドイツのクラウス社製とのこと。

とても雰囲気のある広場となっており、記念写真を撮っている人も見受けられました。

関連リンク:防石鉄道蒸気機関車

鉄道記念広場の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

鉄道記念広場
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鉄道記念広場に展示されている機関車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

美しい機関車です
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客車側から見た機関車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

こちらは客車側
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防石鉄道OB会によって建てられた記念碑の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

防石鉄道OB会によって建てられた記念碑
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防府市といえば、歴史的な名所が多くありますが、防府天満宮防府市まちの駅 うめてらすのすぐ近くに、平成29(2017)年10月に開館した山頭火ふるさと館を訪ねてみました。「山頭火をうたい、山頭火にしたしみ、山頭火をつたえる」をテーマに、さまざまな展示で山頭火の顕彰や継承を行う施設です。

入り口では、山頭火の人形がお出迎え。入り口左手には、一般の方に貸し出しなどが行われている「ふるさと展示交流室」、正面には物販コーナー「ミュージアムショップ」があり、右手の通路を進むと、版画や和紙人形が展示されている「市民ギャラリー」、「防府ゆかりの文芸家たち」のパネル展示、休憩コーナーを経て二つの展示室につながります。

山頭火ふるさと館外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

山頭火ふるさと館外観
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建物入り口付近の山頭火人形の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

山頭火人形がお出迎え
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ふるさと展示交流室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

ふるさと展示交流室
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ミュージアムショップの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

ミュージアムショップ
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市民ギャラリー、防府ゆかりの文芸家たちのパネル展示、休憩コーナーのある通路の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

市民ギャラリー、防府ゆかりの文芸家たちのパネル展示、休憩コーナーのある通路
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市民ギャラリーの和紙人形の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

市民ギャラリーの和紙人形
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市民ギャラリーの版画の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

市民ギャラリーの版画
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常設展示室では、山頭火の一生をパネル展示で追いながら、ゆかりの品々や作品を見ることができます。

常設展示室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

常設展示室
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山頭火愛用のキセル(レプリカ)の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

山頭火愛用のキセル(レプリカ)
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七句集の第四から第七集までの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

七句集の第四から第七集まで
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また、山頭火の貴重な著作を、タッチパネル画面で読むことができる「デジタル読本」も設置されています。原文版、活字版、解説を切り替えて見ることができます。

其中庵(ごちゅうあん)日記その二(レプリカ)の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

其中庵(ごちゅうあん)日記その二(レプリカ)
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デジタル読本の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

デジタル読本
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特別展示室では、平成30(2018)年5月6日(日曜日)まで、企画展「山頭火とふるさと防府」が行われています。有名な「雨ふるふるさとははだしであるく」の直筆短冊などを見ることができますよ!

なお、当館の入場は無料ですが、常設展示室と特別展示室の入場には観覧料が必要です(山頭火ふるさと館 利用案内)。

特別展示室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

特別展示室
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「雨ふるふるさとははだしであるく」短冊の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

「雨ふるふるさとははだしであるく」短冊
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また、山頭火の通った松崎小学校(現在は移転)から生家跡までの道は、「山頭火の小路(こみち)」と名付けられており、この山頭火ふるさと館にも案内があります。山頭火の足跡を訪ねて、防府でまち歩きなどしてみてはいかがですか?

入り口横の「山頭火の小路」案内の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

入り口横の「山頭火の小路」案内
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種田山頭火生家跡の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

種田山頭火生家跡
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関連リンク:やまぐち幕末維新寄り道紀行 防府市大楽寺エリアで寄り道(2014年12月26日号 vol.285)

歴史ある宿場町と美しい海水浴場 富海駅

防府駅を出発。車窓から、町の景色の向こうに三田尻港周辺の工業地帯が見えます。

町の景色を抜けると、海が見えてきます。富海(とのみ)駅に到着です。

車窓から見える三田尻港周辺の工業地帯の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

三田尻港周辺の工業地帯が見えます
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車窓から見える富海付近の海の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

海が見えてきました
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富海の海岸から見える海沿いを走る列車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

海沿いを走る列車
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駅前の郵便ポストが、円筒(えんとう)型。どこか懐かしい雰囲気です。この富海、若かりし伊藤博文(いとう ひろぶみ)と井上馨(いのうえ かおる)が、英米仏蘭の四カ国連合艦隊が下関を攻撃するとの情報により、英国留学から帰国した際に上陸した場所で、伊藤井上両公上陸の碑が建てられています。

関連リンク:おもしろ山口学 幕末の志士たちを支えた富海の飛船問屋 (2017年8月25日号Vol.328)

富海駅外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

富海駅外観
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富海駅前の円筒型のポストの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

円筒型のポスト
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伊藤井上両公上陸の碑の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

伊藤井上両公上陸の碑
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そして、美しい海岸。富海海水浴場は、遠くまで水が浅く、泳ぎやすい海水浴場として人気です。シーズンには、海の家が立ち並び、多くの人でにぎわいますが、取材時はまだ冬、誰もいない海です。南沙織さんのヒット曲、「17才」(昭和46(1971)年)の作詞者、有馬三恵子(ありま みえこ)さんは防府市出身。ここ富海海水浴場は、歌詞のモデルなのだそう。

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富海海水浴場
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富海海水浴場の良い眺めの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

ホントに良い眺め
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海水浴シーズンの富海海水浴場の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

海水浴シーズンの様子
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【沿線のグルメ情報】
天神鱧(てんじんはも)
天神鱧のコースの写真 天神鱧の湯引きの写真
1級河川「佐波川」から豊かな栄養が流れ込む防府沖の海は、遠方まで水が浅く、ハモの産卵地に適しており、古くからハモ漁の盛んな地でした。
平成18(2006)年に、防府市の名物にしようと、日本三天神の一つ防府天満宮にちなみ「天神鱧」というブランドを立ち上げました。
新鮮さではどこにもひけをとらない「天神鱧」、たくさんある固い小骨は職人技によって「骨切り」され、やわらかく口当たりの良いものになっています。

JR山陽本線路線図
JR山陽本線路線図

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