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2018年2月23日号 vol.334
山口県のローカル線めぐり
山口県のローカル線めぐり/JR山陽本線 第4回

神戸駅(兵庫県神戸市)と門司(もじ)駅(福岡県北九州市)を結ぶJR山陽本線。今回は、四辻(よつつじ)駅(山口市)から大道(だいどう)駅(防府市)までの見どころをご紹介します。

大村益次郎の故郷 鋳銭司 四辻駅

新山口駅を出発し、途中、椹野川(ふしのがわ)に架かる鉄橋を渡り、四辻駅に着きました。

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椹野川の鉄橋を渡ります
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広大な景色に映える列車
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四辻駅内観
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四辻駅外観
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駅周辺
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この近くには、平安時代に貨幣が造られた周防鋳銭司跡(すおうじゅぜんじあと)が残る鋳銭司(すぜんじ)地区があります。この地区は、幕末期の長州藩の医師、西洋学者、兵学者で、明治維新の先覚者、大村益次郎(おおむら ますじろう)の出身地でもあります。

駅の中や周辺には、至る所に大村益次郎の名前が見えます。

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周防鋳銭司跡
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益次郎は文政8(1825)年、この地の医家に生まれ、蘭(らん)学・医学を学び、兵学をもって萩藩に仕えました。

四境戦争や戊辰(ぼしん)戦争では、参謀として活躍。明治維新後は、日本の軍政の近代化に尽力しました。

駅から東へ向かい、長沢池(ながさわいけ)という人工池の北側の水辺には、郷土の歴史や文化を楽しく学べる鋳銭司郷土館があります。

鋳銭司郷土館外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

鋳銭司郷土館外観
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鋳銭司郷土館のロビーの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

長沢池の眺めを楽しめるロビー
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大村益次郎像の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

大村益次郎像がお出迎え
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益次郎の功績が分かる遺品や遺墨(いぼく)を中心に、周防鋳銭司跡から出土した遺物が展示されています。また、日本の貨幣の移り変わりが実物やパネルで紹介されています。

大内塗の大村益次郎の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

大内塗の大村益次郎
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第一展示室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

第一展示室。益次郎に関するパネルと遺品で構成されています
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遺品の行灯(あんどん)と鞍(くら)の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

遺品の行灯(あんどん)と鞍(くら)
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電光パネル展示「大村益次郎をとりまく人々」の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

電光パネル展示「大村益次郎をとりまく人々」
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第二展示室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

第二展示室。たくさんの史料でお金の歴史を学べます
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鋳造の様子を再現した人形の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

鋳造の様子を再現した人形が目を引きます
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山口市大内で見つかった奈良時代の通貨「和同開珎(わどうかいちん)」などの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

山口市大内で見つかった奈良時代の通貨「和同開珎(わどうかいちん)」 など
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明治2(1869)年9月、益次郎は、襲撃を受けて重傷を負い、11月大阪の病院で亡くなった後、故郷・鋳銭司に埋葬されました。

郷土館近辺には、墓所や益次郎を祭った大村神社、益次郎を描いた小説「花神(かしん)」の文学碑などもあります。

大村益次郎墓所の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

大村益次郎墓所
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大村神社の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

大村神社
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司馬遼太郎「花神」文学碑の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

司馬遼太郎「花神」文学碑
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関連リンク:
おもしろ山口学 花神 大村益次郎(2010年7月23日号 vol.193)
おもしろ山口学 幕府軍VS長州。勝利への始まりは、異国軍の散兵戦術にあった(2014年3月14日号 vol.268)
おもしろ山口学 幕長戦争 第3回 石州口の戦いと小倉口の戦い(2016年9月23日号 vol.317)

由緒ある神社と奇祭 大道駅

次は、大道駅へ。先ほどの長沢池が見えますが、この周辺はため池が多く、車窓から見えるものもあります。

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長沢池が見えます
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車窓から見える県道25号と交差する様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

県道25号と交差します
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真新しさの残る大道駅。平成16(2004)年、県内では2カ所目の橋上駅となりました。

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大道駅北口
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橋上駅舎内の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

橋上駅舎内の様子
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駅の近辺、駅名と同音異字の台道(だいどう)地区には、繁枝(しげし)神社という、由緒ある神社があります。

繁枝神社社殿の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

繁枝神社社殿
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繁枝神社の参道の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

立派な参道です
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大楽源太郎の碑
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境内には、維新志士・大楽源太郎(だいらく げんたろう)の碑があります。僧月性(げっしょう)などの門下に学び、久坂玄瑞(くさか げんずい)、高杉晋作(たかすぎ しんさく)らと協力して尊王攘夷運動を推進した他、この地台道に、私塾「西山書屋」(別称「敬神堂」)を開設、多くの門人を育てた人物です。

しかし大村益次郎暗殺事件で、首謀者の嫌疑をかけられ、幽閉を命ぜられるなど、不遇のうちに人生を終えた源太郎。それを惜しんだ門下生によって、碑が建てられました。

歴史的にも見応えのある繁枝神社、ぜひ訪れてみてください!

また、小俣(おまた)地区には、笑い講(わらいこう)という神事が伝わっています。収穫感謝と吉凶の占いに始まる笑い合い、笑い声の小さい時や不真面目な時は、鐘一つでやり直す等、全国的にも珍しく、ニュースなどで扱われることもある神事です。

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笑い講の様子
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【沿線のイベント情報】
古地図を片手にまちを歩こう<鋳銭司編>大村家の足跡
古地図を片手にまちを歩こうパンフレットの写真
幕末維新の先覚者大村益次郎誕生地・鋳銭司を、明治初期に作られた古地図を片手に大村家の足跡を訪ねます。大村益次郎・琴子(ことこ)の墓、旧大村神社跡、大村家旧宅跡、忠犬大村角之助(かくのすけ)の墓、伝説「こけた巨人」の地など、あまり知られていない地を巡ることができます。(1週間前までに要予約)
集合場所・問い合わせ:鋳銭司郷土館(山口市鋳銭司1422番地)
電話:083-986-2368

JR山陽本線路線図
JR山陽本線路線図

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