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2018年1月26日号 vol.333

第15回 平生町編
山口県の各市町の若手職員などにインタビューし、わがまちの魅力を語っていただくコーナーです。今回の登場は、平生町建設課の横山麻芙由(よこやま まふゆ)さん。幼い頃からお世話になった地域の皆さんに、恩返しをしたいと平生町職員に。地域のサッカーチームに入って男子選手と一緒に戦う中、平生町には約40年前、創部3年目で天皇杯決勝に進出した強豪・永大産業サッカー部があったことなど、地域のさまざまな歴史を知り、思いを新たにしています。そんな横山さんに、平生町の“お宝”についてインタビュー!!
「平生町は星がきれい。海がきれい。平生町観光協会マスコットキャラクター「かんぷうくん」に会いにきて!! あっ、平生はカブトガニの生息地としても有名ですよ!!」
平生町で人気の場所や体験を教えて!
まず、「大星山(おおぼしやま)展望台」です!! 日中は瀬戸内海をはじめ360度見渡すことができ、時には四国まで見えることも。夜は大星山の名の通り、見事な満天の星!! 風力発電の風車7基もあり、迫力満点です。
平生が面している瀬戸内海は、島々に守られ、波が特に穏やか。そんな海で自然体験をのんびり楽しむシーカヤックツアーが最近人気で、平生にそのガイドさんがおられるんです。私も挑戦してみたいって、思っています。
神峯山(しんぽうざん)にある古刹(こさつ)「般若(はんにゃ)寺」は、春はシダレザクラ、秋は紅葉がきれい。この寺には不思議な伝説があり、昔、大畠(おおばたけ)瀬戸で亡くなった般若姫の魂が大みそかの夜、火の玉となって飛んできて観音堂の「三光之窓(さんこうのまど)」を通って中に吸い込まれる…っていわれているんですよ。
平生自慢の「味」というと?
地物のイワシを使った食品です。コイワシの天ぷら、私は大好きです。「健康家族」ひらお特産品センターで、ゆでて天日で干した「いりこ」など、購入できます。
ブルーベリーもおススメ。地域の皆さんが「ひらおブルーベリーの会」を結成していて、有機質肥料で栽培し、収穫後は果実をジャムなどにして販売。夏にはブルーベリー祭りを開催していて、摘み取り体験を楽しめます。
特産のサトイモと米粉を使って作るおまんじゅう「桜しぶき」もおススメです。上には、神花山(じんがやま)古墳の桜の花びらの塩漬け。ひらお特産品センターで、毎週土曜日に販売しています。
これから、特に注目のイベントは
毎年2月15日に行われる、「般若寺厄除(やくよけ)火祭り」。屋外で護摩木が焚(た)かれた後、残り火の上をはだしで歩くと、1年間健康に過ごせるといわれています。
夏のイベントでは、毎年8月第1土曜日に開催される「ひらお十七夜まつり」。ステージイベント、各種催しに加え、1,500発の花火の打ち上げが行われます。
その他、春の「HIRAO風緑マラソン」や「平生町歩け歩け大会」、秋の「大星山サイクルフェスタinひらお」など。平生の自然と共に楽しめるさまざまなスポーツイベントも注目です!!
仕事などを通じて、あらためて気付いたあなたのまちの魅力って?
平生町で道路や河川関係の仕事をしています。「お年寄りも安心して歩ける道になったね」とか、町民の方と話す機会がよくあり、多くの方が自分たちの町をもっと住み良くしたいと思っていることを感じます。社会人になるまで知らなかった、さまざまな歴史を教わることも。平生には、山口県最大の前方後円墳があるんですよ。物心が付く前からお世話になっているこの町に、少しでも役に立つよう頑張ります。ちなみに平生町観光協会マスコットキャラクター「かんぷうくん」は、風車を頭に載っけていて、とってもかわいいんです。かんぷう君を有名にするのも、私の夢の一つ。かんぷう君に会いに、平生町へどうぞ!!

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