ここから本文

2017年10月27日号 vol.330
山口県のローカル線めぐり
山口県のローカル線めぐり/SL「やまぐち」号 新客車導入

JR新山口駅から、島根県の津和野(つわの)駅間を走るSL「やまぐち」号。幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーン(山口DC)に合わせてリニューアルされました!

SL「やまぐち」号に新客車投入!

平成29(2017)年9月から新しい客車が投入されたSL「やまぐち」号。

C57形蒸気機関車(通称貴婦人)と共にホームに入ってきたのはピカピカの客車。これまでの客車は、もともとあった車両を改造して使用されていましたが、今回の客車は、なんと新規に造られたとのこと。期待が高まります! さっそく乗車してみましょう!

C57「貴婦人」の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

C57「貴婦人」
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

新山口駅で見る新客車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

待望の新客車です!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

ピカピカの車体にホームが映り込む様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

ホームが車両に映るほどピカピカ!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

SL「やまぐち」号の新しいテールマークの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

新しいテールマーク
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

外観や室内の照明やシートなどは、当時の図面を基に、SL全盛期(昭和初期)の客車を、復刻したレトロな趣。窓の金具や座席の質感にもこだわって造られていますが、もちろん現代の安全基準に沿ったもの。各車両に、それぞれ特徴があります。

まずは5号車。木の背もたれに緑の座面。なんだか新鮮です。車椅子対応の座席や、おむつ交換台もあるバリアフリー対応の多機能トイレ、急病者や授乳室に使用できる多目的室も設置されています。誰でも出入りできる展望デッキもあるので、SLの速度を直接感じてみてはいかがでしょう?

木の背もたれがレトロな5号車車内の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

5号車車内。木の背もたれがなんともレトロ!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

広々とした多機能トイレの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

広々とした多機能トイレ
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

多目的室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

多目的室。座席を倒して簡易ベッドにすることが可能
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


2号車、4号車は、紺色の座席と垂直な背もたれに、モダンな雰囲気を感じます。飲食が楽しめるテーブル付きのボックス席や、ベビーカーやスーツケースが置ける大型荷物スペースや洋式トイレもあるので、家族連れでも過ごしやすくなっています。個人的には洗面所のタイル貼りにときめいてしまいました。懐かしいような、新しいような、言い表すのが難しい (笑) 。

落ち着いた紺色の座席が印象的な4号車車内の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

4号車車内。落ち着いた紺色の座席が印象的
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

大型荷物スペースの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

大型荷物スペース
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

タイル貼りの洗面所の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

タイル貼りの洗面所
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


3号車は、座席の他に、蒸気機関車の歴史や仕組みなどを学べる展示、運転シミュレーターと投炭ゲームが楽しめます。シミュレーターは、山口線の実際の映像でSL運転が体験できます(距離は短めにつくられています)。時間内に津和野までたどり着くことができるのか? 投炭ゲームは、画面に映る九つに分割された缶(かま)に向かってスコップで石炭を入れ、ゴールまでの速度を競います。九つ全てに石炭が入るとスピードアップ! こちらも投げる加減が難しそうです。運転シミュレーターと投炭ゲームは、車内抽選で当選された方のみ利用できるので、運も必要です。山口県産品の販売カウンターもあるので、おやつや地ビールでSLの旅がさらに楽しくなっちゃいます!

運転シミュレーターの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

運転シミュレーター
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

投炭ゲームの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

投炭ゲーム
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

投炭ゲームの実演の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

実演の様子
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


1号車はなんとグリーン車! グリーン車の指定券がないと入ることができません。他の車両とは違い、中はゆったりとした個別のリクライニングシートになっており、SLの客車とは思えないぜいたくなつくりになっています(一部ボックス席もあります)。2号車から5号車では、一つのボックス席に一つ付いているコンセントも、1号車では、各席に一つずつ付いています。

1号車(グリーン車)車内の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

1号車(グリーン車)車内
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

各席に付いている折り畳み式のテーブルの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

各席に折り畳み式のテーブルが付いています
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

グリーン車専用の展望室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

グリーン車専用の展望室
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


そして、グリーン車に乗った人だけが入ることができる展望室! もちろん展望デッキも付いています。展望室は、ソファーでくつろぎながら、車窓を楽しむことが可能。こんな体験ができるなんて、さすがグリーン車!

窓の外を見ると、鉄道ファンや沿線の皆さんがいらっしゃいます。撮りながらも手を振ってくれました! 道の駅「長門峡」では、わざわざ外に出てきて手を振ってくれました。SLに乗っているといろいろな方が手を振ってくれるので、気恥ずかしくもうれしく、こちらも手を振ってしまいます。

鉄道ファンや沿線の皆さんの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

鉄道ファンや沿線の皆さん
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

道の駅「長門峡」で手を振る人々の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

道の駅「長門峡」で手を振る人々
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

展望車から見る名所カーブの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

名所カーブを展望車から!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

復活! D51形蒸気機関車「デゴイチ」

新客車の投入に加え、今後はD51形蒸気機関車(通称デゴイチ)の復活が予定されています!(運行予定についてはSL「やまぐち」号の公式サイトをご覧ください)

C57「貴婦人」とD51「デゴイチ」が並んだ写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

C57「貴婦人」とD51「デゴイチ」が並んだ貴重な1枚
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

D51試運転の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

D51試運転の様子
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

D51運転室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

D51運転室
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


「貴婦人」と「デゴイチ」の違いの一つは動輪の数。「貴婦人」は動輪が三つ、「デゴイチ」は「貴婦人」のものより小さい動輪が四つです。正面から見ると、顔にも違いが。「貴婦人」は小顔で優美、「デゴイチ」は顔が大きく、たくましい風貌。旅客用蒸気機関車「貴婦人」のスピードと乗り心地、貨物輸送に特化した「デゴイチ」の力強い走り…いつか乗り比べてみたいです。

長門峡駅近くで試運転中のD51の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

長門峡駅近くで試運転中のD51
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


【SL「やまぐち」号グルメ紹介】
DC期間限定! 山口大内御膳弁当(やまぐちおおうちごぜんべんとう)
「山口大内御膳弁当」の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

「山口大内御膳弁当」
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

SL「やまぐち」号で食べられる「山口大内御膳弁当」。今から500年前の室町時代に大内のお殿様が前将軍(足利義稙(あしかが よしたね))をもてなした料理を忠実に再現したもので、当時存在しなかった調味料(砂糖、しょうゆ、みりん)を使わず、はちみつを甘みに使うなど、食材本来の味を生かした駅弁です。秋穂の車海老、椹野川産の鮎などを使用した、地産地消にこだわった逸品となっています。こちらの販売は、平成29(2017)年12月までの期間限定なので、お早めに。
価格:2000円(税込、お茶付き) ※3日前までに要予約
予約先:防長苑 電話:083-922-3555(受付9時から21時まで)
問い合わせ:山口商工会議所 電話:083-925-2300

SL「やまぐち」号路線図
SL「やまぐち」号路線図

ページの先頭へ戻る



ページの先頭へ