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2017年8月25日号 vol.328
山口県のローカル線めぐり
山口県のローカル線めぐり/JR山陰本線 第15回

京都駅(京都府京都市)と幡生(はたぶ)駅(下関市)を結ぶJR山陰本線。綾羅木(あやらぎ)駅から下関駅までの見どころをご紹介します。

特別編 鉄道ファン垂涎(すいえん)! 下関総合車両所 幡生駅

綾羅木(あやらぎ)駅から幡生(はたぶ)駅へ向かう途中、山陽本線と合流する場所があり、車窓からは併走する線路が見えるようになります。これまで単線を走っていたので、新鮮な感じ。


綾羅木駅ホームのトワイライトエクスプレス瑞風の横断幕の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

綾羅木駅ホーム。トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)の横断幕が目を引きます
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山陰本線と山陽本線が合流する場所の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

山陰本線と山陽本線が合流
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山陰本線に併走する線路の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

併走する線路
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幡生駅に到着。線路の数も多く、いろんな列車を見ることができます。


幡生駅ホームの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

幡生駅ホーム
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幡生駅外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

駅外観
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幡生駅に勢ぞろいした貨物列車、山陰本線、山陽本線の車両の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

貨物列車、山陰本線、山陽本線が勢ぞろい
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ホームからは、「下関総合車両所」の文字が。鉄道車両の定期検査・改造工事などが行われる施設です。ここ幡生駅に隣接する「本所」のほか、「運用検修センター」(下関駅)、「新山口支所」(新山口駅)、「広島支所」(広島駅から天神川(てんじんがわ)駅間)の総称です。

今回は特別編、普段見ることのできない下関総合車両所 本所を見学します!

先ほどの四つの施設の中でも、「解体して」点検・修理ができるのは本所だけ! まず、分解工場内に入ってきた車両は、クレーンでつり上げられ、エンジンや車輪を外した後、昇降台車に載せられ、検査、整備を受けます。修理が必要なものは、横方向へも移動可能な遷移(せんい)台車を経て、修理工場へ送られます。

見慣れた車両の見慣れない姿…。取り外されたエンジンを近くで見るのも初めて。大迫力です!

下関総合車両所 本所正門の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

下関総合車両所 本所正門
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分解工場、修理工場、遷移台車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

右・分解工場、左・修理工場、中央は遷移台車
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車両をクレーンでつり上げる様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

クレーンでつり上げ
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昇降台車に載った車両の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

昇降台車に載った車両
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電車のモーター「主電動機(しゅでんどうき)」の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

電車のモーター「主電動機(しゅでんどうき)」
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9月から導入される、SL「やまぐち」号の新型客車も来ていました!

レトロ感あふれるこの色は「ぶどう色」というそうです。乗れる日が楽しみです。

SL「やまぐち」号の新型客車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

SL「やまぐち」号の新型客車
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ここ本所では、毎年、「鉄道ふれあいフェスタ」という一般公開イベントを開催しています。マニアから子どもまで楽しめる企画が盛りだくさん。今年の開催日は10月21日(土曜日)です!

下関総合車両所 本所で保存されているクモハ42の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

小野田線で役目を終えたクモハ42が大切に保存されています
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続いては、幡生駅から下関駅方面に少し歩いて、幡生操車場(そうしゃじょう)の見学。貨物列車の組み換えなどが行われる場所です。線路敷地内に入るのは初めての体験!

電車への給電は、九州では交流、本州では直流で行われるため、貨物列車の機関車は、関門海峡を渡る際、ここで交直流両用の機関車に交換されます。

幡生操車場にてやってきた交直流両用の機関車「金太郎」の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

幡生操車場。交直流両用の機関車、その名も「金太郎」!
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また、多くの列車が行き交う幡生駅。操車場そばの建物には、これらの運行を管理する「信号所」があります。飛行機でいう管制塔ですね。

信号所の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

信号所
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普段何気なく利用している鉄道も、安全な運行のために、技術や労力が注がれているんだな、と感じた貴重な見学の機会、取材班一同、少年少女の顔になって楽しみました。

ちなみに、下関総合車両所の隣には幡生宮の下(はたぶみやのした)近隣公園がありますが、なんと、遊具がSLの形!

SLが描かれている幡生宮の下近隣公園の看板の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

幡生宮の下近隣公園の看板。SLが描かれています
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SL形の遊具の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

SL形の遊具
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幡生駅の近郊の名所としては、戦場ヶ原(せんじょうがはら)公園があります。下関で一番のサクラの名所で、季節になると、公園全体がサクラで包まれたようになり、花見客で賑わいます。公園の一角には、日中戦争戦死者慰霊の忠霊塔が建立されています。展望台からは、下関の景色が360度見渡せます。

忠霊塔の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

忠霊塔。大きい!
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サクラが咲き誇る戦場ヶ原公園の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

咲き誇るサクラ
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戦場ヶ原公園の展望台の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

展望台
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展望台からの眺めの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

展望台から。いい眺めです
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長い旅の終わり…下関駅へ

路線名としての山陰本線は幡生駅までですが、列車は山陽本線を経由して、下関駅まで行きます。

途中、多くの列車を見かけます。運よく、試運転中の瑞風にも! (取材日:6月5日)


機関車「桃太郎」の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

この機関車は「桃太郎」
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試運転中のトワイライトエクスプレス瑞風の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

瑞風!
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下関駅に到着です。高架(こうか)駅というモダンさと相反して、番線表示の字体や待合室はレトロ調。

長旅を共にした紅(べに)色のキハ47系ともお別れ。名残惜しさが込み上げます。


レトロ調の待合室の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

待合室もレトロ調
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高架上のホームからの眺めの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

高架駅ならではの眺め
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キハ 47系車両の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

キハ 47系車両。お世話になりました
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15回にわたってお送りした山陰本線の旅。景色や歴史、人、食べ物などなど…。山口県の山陰側のおいしいところを、鉄道の旅で満喫しました。皆さんもいかがですか?

まだまだ続くローカル線巡り、お楽しみに!

下関駅周辺の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

下関駅周辺
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ローカル線の出会い人 JR西日本広島支社 総務課広報室 宗盛真二さん

第3回SL「やまぐち」号前編以降、取材協力をお願いしている、JR西日本広島支社 総務課広報室の宗盛真二(むねもり しんじ)さんにお話を伺いました。

「旧国鉄時代に入社し、山口県内では、美祢線で貨物列車の運転士をしていました。幡生の寮に住み、休みの日はバイクで山陰を巡り、きれいな海の景色や、おいしい食べ物を楽しんだ思い出があります。

幕末維新やまぐちデスティネーションキャンペーンに際し、瑞風のほか、山陰線新観光列車『○○(まるまる)のはなし』が8月5日から運行開始しており、9月からはSL『やまぐち』号にD51形蒸気機関車『デゴイチ』と新型客車が導入されます。多くの方に利用していただいて、山口県全体が元気になるといいですね。」

宗盛真二さんの写真
インタビューに答える宗盛真二さんの写真

JR山陰本線路線図
JR山陰本線路線図

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