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2017年4月28日号 vol.324
気になる山口 ここが知りたい!!

山口県では、人と動物が共生する社会づくりの推進に向け、動物の愛護と管理に関するさまざまな施策を進めています。この取り組みについて、生活衛生課 柳谷泰夫(やなぎたに やすお)さんに伺いました。

ちょるる

動物愛護について考えてみませんか?

私たちの生活と犬や猫などの動物との関わりは、どのように変わってきているのでしょうか?

柳谷さん 核家族化、少子・高齢化の進行や生活様式の多様化に伴い、さまざまな動物が飼われるようになっています。そして、これらの動物は、家族の一員、さらには人生のパートナーとして、人々の生活において重要な存在となってきており、動物愛護の意識は高まっています。

しかし一方では、動物の生態を無視した飼い方や、飼っている動物を自分の都合で捨てたり、傷つけたり、動物たちを苦しめている事例もみられます。


さまざまな問題が後を絶たないのですね。山口県では、この解決に向けて、どのような取り組みを進めているのでしょうか?

柳谷さん山口県では、不適切な飼い方によるこれらの問題の解決に向け、動物愛護センターにおいて、犬のしつけ方教室の開催や飼い方に関する相談受付などを行っています。

また、今年度は、ペットショップや動物園等の動物関連施設と連携した取り組みをはじめ、自治会関係者向けに犬・猫のしつけ方等を学べる地域力アップ学習会などを行い、これから犬や猫を飼う人を中心に、適正な飼い方の普及啓発を図ることとしています。

市町や健康福祉センター(保健所)においては、やむを得ず飼えなくなった犬や猫を引き取っていますが、これらの殺処分をできる限り減らすため、引き取った犬・猫の譲渡を行っています。

県内各保健所に収容されている犬・猫の情報は、動物愛護センターのウェブサイトに一括して掲載しています。譲渡を希望される方は、希望する犬・猫が収容されている保健所に申し出てください。

その他、野犬に関する苦情が多い地域では、県民の皆さんの安全を確保するため、市町や自治会などと連携して、野犬対策も行っています。

犬のしつけ方教室の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

犬のしつけ方教室
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動物とのふれあい教室の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

動物とのふれあい教室
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犬猫の譲渡会の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

犬猫の譲渡会の様子
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さまざまな取り組みを行っているのですね! 飼い主の方やこれからペットを飼う方に、特に注意してほしいことはありますか?

柳谷さんはい。次の3点にご注意いただければと思います。①新たな動物を飼う前に、その動物の特性を理解し、最後まで責任を持って飼えるのか、よく考えましょう。どうしても飼えなくなった場合には、新たな飼い主を探すなどの努力をしましょう。②人と動物が良い関係を築いていくため、しつけは欠かせません。近隣に迷惑を掛けないように愛情を持って育てましょう。そして、犬は、狂犬病予防法に基づく登録、注射を必ず行いましょう。③飼っている犬や猫の繁殖を望まない場合は、不妊・去勢治療を行いましょう。望まない子犬・子猫が生まれた場合には、自分で餌を食べることができ、譲渡が可能になるまで飼い、新たな飼い主を探すなどの努力をしましょう。

多くの皆さんに「動物愛護」の思想が広まり、人と動物の調和のとれた快適な暮らしが築けたらいいですね! その他に、注目の情報がありますか?

柳谷さん平成29年度から新たに、犬・猫の譲渡活動への支援として、県民活動等を行う団体等へ、飼育設備の購入費用や譲渡会場の使用料などの補助を実施することとしています。詳細が決まりましたら、山口県生活衛生課のページで紹介しますので、こちらもぜひご活用ください。

動物の命も人と同じ一つの命。読者の皆さんも、あらためて、動物との接し方を考えてみられてはいかがでしょうか?


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