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2017年2月24日号 vol.322
気になる山口 ここが知りたい!!

山口県では、若い世代が、希望をかなえ、安心して結婚、妊娠・出産、子育てをすることができる環境づくりや、保育サービス、保健医療サービスの充実などに取り組んでいます。その中でも、不妊治療の支援について、こども政策課 大庭麻沙子(おおば あさこ)さんに伺いました。

ちょるる

不妊治療への支援

不妊治療の状況は、どうなのでしょうか?

大庭さん 一般的に、高年齢での妊娠・出産は、さまざまなリスクが高まるとともに、出産に至る確率も低くなることが医学的に明らかになっていますが、日本の平均初婚年齢は上昇傾向が続いており、平成27(2015)年には、男性が約31歳、女性が約29歳となっています。
また、出産時の女性の年齢についても上昇し、平成27(2015)年の第1子出産時の平均年齢は約31歳となっています。
このような晩婚化などに伴い、現在、夫婦6組に1組が不妊でお悩みだといわれています。県内でも、不妊治療を行う夫婦は増加しています。


子どもを産むのか産まないのか、いつ産むのかという判断は、本人の意思で行うものですが、希望する妊娠・出産を実現できる環境づくりを進めることは重要ですね! 県では、どのような支援を行っているのでしょうか?

大庭さん山口県では、不妊に悩む方々の経済的な負担を軽減するため、不妊治療費の一部助成をしています。
助成の対象となる治療は、医療保険が適用される一般不妊治療、医療保険が適用されない人工授精、体外受精、顕微授精、そして男性不妊の治療です。
また、岩国、柳井、周南、宇部の各健康福祉センターでは、不妊相談日を設け、産婦人科医師、泌尿器科医師または臨床心理士が、面接による相談をお受けしています(※要事前予約)。
さらに、県立総合医療センター「女性のなやみ相談室」内にある「女性健康支援センター・不妊専門相談センター」では、面接をはじめ、電話、Eメールでも相談をお受けしていますよ。なお、面接による相談は、事前に予約が必要です。

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申請書
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健康福祉センターにおける不妊専門相談会会場
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さまざまな取り組みを行っていて、心強いですね!この他にも、ありますか?

大庭さんはい。県民の皆さんや企業の事業主など、多くの方に不妊についての理解と関心を深めていただくための取り組みを進めています。平成29(2017)年3月12日(日曜日)には、宇部市で、不妊を考える集い「もっと知りたい! 不妊のこと」を開催します。集いでは、「不妊治療の現況」や「不妊症に対する行政からのサポートとその実績」、「男性不妊診療の実際」のテーマで、医師による、講演や「不妊専門相談(※要事前予約)」を実施します。

不妊を考える集い「もっと知りたい!不妊のこと」のチラシの画像/画像をクリックで拡大。Escキーで戻ります

不妊を考える集い「もっと知りたい! 不妊のこと」のチラシ
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なるほど! こうした取り組みによって、社会全体で子どもや子育て家庭を支援する機運が、もっともっと高まればいいですね。


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