ここから本文

2016年11月25日号 vol.319
山口県のローカル線めぐり
山口県のローカル線めぐり/JR山陰本線 第6回

京都駅(京都府京都市)と幡生(はたぶ)駅(下関市)を結ぶJR山陰本線。今回は、長門古市(ながとふるいち)駅から人丸 (ひとまる)駅までの見どころをご紹介します。

日置エリアの名所めぐり

長門古市駅に到着。きれいな和風の駅舎にしばし見とれます。

車窓から見た長門古市駅の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

立派な駅舎です
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

長門古市駅外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

長門古市駅外観
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

長門古市駅と人丸駅を結ぶ線路から北上して、見どころ満載の長門市の日置(へき)・油谷(ゆや)エリアをご紹介します。

まずは日置エリア。二位ノ浜(にいのはま)海水浴場は、キャンプ場が隣接する白浜の美しい海岸です。日本海側の北限地として、ハマオモト(ハマユウ) が自生する「二位の浜ハマオモト群落」があります。このハマオモトは、昭和31(1956)年、県指定天然記念物に指定されています。毎年7月から8月にかけての海水浴シーズンには、白いかれんな花を咲かせます。

取材時は10月初めごろ、もう花咲く時期は終わっただろうなと思っていたのですが、なんと、所々で咲いていました! 取材班をけなげに待っていてくれたようで、とてもうれしかったです。


二位ノ浜海水浴場の砂浜の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

美しい白浜、そして白波!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

二位の浜ハマオモト群落の説明板の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

二位の浜ハマオモト群落の説明板
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

ハマオモトの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

ハマオモトが咲いていましたよ!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


ハマオモト群落越しに見る二位ノ浜海水浴場の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

次は満開のときに来るからね!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


そして千畳敷(せんじょうじき)。標高333mの高台に広々とした草原が広がります。 そこから見えるのは一面に広がる日本海!高台だけあって風が強く、近くに風力発電の風車が多数あるのもうなずけます。 季節によってツツジやツバキ、サザンカなどを楽しむことができるようです。

千畳敷の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

千畳敷
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

こちらにはカフェも兼ねた展望台があります。自由に上ることができ、より一層千畳敷の広さを感じることができますよ!

千畳敷を少し降りていくと「菅無田(すげむた)公園」という公園を発見。

入ってすぐの池にカモが数羽いたのですが、池の周りを歩いていたら、泳ぎながら私の後をついてきているような…エサは持ってないんだよ! ごめんね! と思いつつ一緒にお散歩。よく見るとしっぽがくるんとなっている子が! 触りたくなるしっぽ!

菅無田公園から見る風力発電の風車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

風車がこの距離に!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

菅無田公園のカモの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

エサを待っているのカモ…
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

食事をするカモたちの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

あきらめて自力で食事するカモたち
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


カモとの散歩を楽しんだところでツツジが植えられている園内の「いろどりの丘」へ。こちらには約18,000本のキリシマツツジが植えられ、4月下旬から5月初めごろに見頃を迎えます。満開の景色は、さぞかしきれいなんだろうなぁ。

いろどりの丘の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

いろどりの丘
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


油谷エリアの名所めぐり

千畳敷からさらに西へ、油谷エリアに入ります。そして、ついにやって来ました! 平成27(2015)年にアメリカのテレビ局CNNが発表した「日本の最も美しい場所31選」に選ばれた、元乃隅稲成(もとのすみいなり)神社。島根県津和野町の太皷谷稲成(たいこだにいなり)神社から分霊された神社で、「稲荷」ではなく「稲成」と書きます。

真っ赤な鳥居が海辺から高台にかけて100メートル以上、123基も並ぶ姿は、海の景色と相まって壮観です。

元乃隅稲成神社の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

元乃隅稲成神社
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

海側を見下ろすと「龍宮(りゅうぐう)の潮吹(しおふき)」と呼ばれる大きな岩場があります。冬場などに、北よりの風が吹き、海がしけると、潮が最大30メートルも吹き上げる様子が見られます。

龍宮の潮吹の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

自然の造形美が楽しめます
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

潮吹きの様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

潮吹きの様子
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


ではさっそく参道の階段を上ってみましょう。運動不足を感じつつ、息を切らせながら、整然と並んだ鳥居を次々とくぐります。123基を数えている余裕はありませんでした。

途中で立ち止まると、見上げても見下ろしても真っ赤なトンネル。幻想の世界に入り込んだような感覚です。

参道を見上げた眺めの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

ふうふう息を切らせながら上ります
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

参道を見下ろした眺めの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

振り返って見下ろします。なんとも幻想的
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


参道を上りきると、この神社の名物に出会います。大鳥居の上部、高さ6mの位置にある「入れにくい賽銭(さいせん)箱」です。この賽銭箱、実は11月1日から新しくできた大鳥居に移設され、以前のものより1メートル高くなり、さらに入れにくくなったんですよ。挑戦すること数回、入りました! 興奮のあまり、願い事をするのを忘れてしまいましたが、周りの方から「幸せになれるよ!」と温かい声を掛けていただき、それだけで幸せな気分に。

入れにくい賽銭箱の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

入れにくい賽銭箱
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

賽銭箱に硬貨を投げ入れる様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

えいっ! 入りました!
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


ここから南下すると、「日本の棚田百選」に選ばれた東後畑(ひがしうしろばた)の棚田があります。5月から6月にかけては、イカ釣り船の漁り火と水田が相まった美しい風景が見られます。近くにはあずまやが設置されているので、ゆっくり楽しめますよ!

東後畑棚田の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

東後畑棚田
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

漁火を遠くに見る美しい景色の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

漁火を遠くに見る美しい景色
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

あずまやの写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

あずまや
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


列車は人丸駅へ。長門市駅でユニークな看板を見かけましたが、ここにもあります! 長門市出身の童謡詩人・金子みすゞの「お魚の春」という詩が添えられています。

駅のトイレは長門市産の木材を使用して作られており、木のぬくもりと清潔感が感じられます。

人丸駅へ向かう列車の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

人丸駅へ向かう列車
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

金子みすゞの詩が添えられたユニークな看板の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

金子みすゞの詩が添えられたユニークな看板
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

人丸駅外観の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

人丸駅外観
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。

長門市産木材が使用された駅のトイレの側面の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

長門市産木材が使用された駅のトイレの側面
※写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります。


【沿線グルメ紹介】
仙崎イカ
新鮮なケンサキイカは、身が透き通るほど美しく、食味も甘くてコリコリとしており、大変おいしいです。
長門市ではケンサキイカの旬の時期(10 月から12 月まで)に、長門市水産物需要拡大総合推進協議会が選任する3人の熟練した目利き人の全てが旬特有の季節型に入ったと認定した場合、山口県漁協長門統括支店が仙崎旬宣言を発令します。この時のケンサキイカは丸みがあって夏頃より太くなることから、「仙崎ぶとイカ」としてブランド認定されます。

仙崎イカの写真
仙崎イカの姿造りの写真
JR山陰本線路線図
JR山陰本線路線図

ページの先頭へ戻る



ページの先頭へ