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2016年9月23日号 vol.317
山口ふるさと大使からの便り

山口県では、県にゆかりのある著名な方に「山口ふるさと大使」を委嘱し、さまざまな機会を通じて、山口県の魅力発信にご協力いただいています。今回は、周防大島町出身のミュージシャン(兄妹ユニット)の「マウンテンマウス」の兄・まぁしいさんにお話を聞きました。

大使プロフィール

マウンテンマウスさんの写真

マウンテンマウスさん

周防大島町出身。兄・まぁしいさん、妹・まぁちゃんさんによる兄妹ユニット。平成13年、CDデビュー。県内各地の地名や施設を歌詞に取り入れた歌(ゆめほっぺの歌、みかん鍋の歌、ぶちうまファイブの歌など)を制作している。

第20回 マウンテンマウスさん

まずは自己紹介からお願いします!

まぁしいさんはい! マウンテンが「山」、マウスが「口」、山口県が大好きなのでマウンテンマウスという名前で活動しています。

どういう経緯で兄妹ユニットを結成することになったのですか?

まぁしいさん僕は中学生の時にギターを弾き始め、高校卒業後、父が周南市であった祭りのバンドコンテストに申し込んでくれたんです。一人で歌う予定だったんですが、当日、お客さんの中に妹の顔が見え、「一緒に歌おう!」と。それを見ていた事務所の社長から声を掛けられ、兄妹ユニットでCDデビューすることになったんです。

ラッキーなデビューだったんですね!!

まぁしいさんそうなんです。事務所を離れてからは、島の人たちなど、たくさんの方が協力してくれるようになりました。元々僕は島の生まれ。島に感謝を伝えようと、山口県にたくさんある離島(※1)を巡って歌をプレゼントすることを始めたら、島の人たちにとても喜ばれ、今までに15の島へ行きました。

全国各地へも演奏に行かれていますね! 県外へ行って山口県の魅力に気付くことはありませんか?

まぁしいさんあります! 気仙沼(けせんぬま)へ行った時、そこにも大島という島があり、水上不二(みずかみ ふじ)(※2)さんという詩人のふるさとであること、不二さんの詩に合わせて子どもたちが絵を描いたりして気仙沼の人たちが不二さんを大事にしていることを知り、いいなあって思い、帰ってから気付いたんです。周防大島では、子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで星野哲郎(ほしの てつろう)(※3)先生のことを大事にしていることを。以来、先生の歌をずっと歌っています。僕らは星野先生から「地元で(活動)できることはラッキー。ラッキー兄妹だね」と言っていただいたこともあるんです。先生の歌、ブチ(※4)最高!!大尊敬しています!

周防大島には「星野哲郎記念館(※5)」がありますね!! 星野先生の詞には海を歌ったものもいろいろありますし、周防大島も漁業が盛んですね!

まぁしいさん実は僕は、半年音楽をやって半年漁師をやっているんです。そんなことができるのも漁師をやってる父のおかげ。1月から3月までナマコとサザエ。4月、5月はカレイ・タイ。6月はタチウオ。音楽をやりながらなので、多分日本一ダメな漁師です(笑)。でも、魚の立場で考えたら、おいしいって喜ばれて食べてもらう方がいいと思うから、僕はそんな思いで一生懸命漁をする。そうすると、おいしい魚が集まってくれる。で、魚に「よう来たな!待ってたぞ」って(笑)。そんなことを全国あちこちで話したら、ホントにそんな漁があるのかって見に来てくださった方がおられて。うれしかったですね!

星野哲郎記念館の写真

星野哲郎記念館


その方はきっとおいしく食べてくださったんですね! マウンテンマウスさんは、ゆめほっぺ、長州黒かしわ、やまぐち特選乾椎茸、山口県産のどぐろ、やまぐちの地酒と山口県のおいしいものがズラリ登場の「やまぐち!ぶちうま! ファイブ 応援ソング」も歌っておられますね。たくさんの方に山口県に来ていただきたいので、山口ふるさと大使として、メッセージをお願いします!

まぁしいさん僕は山口県が大好きで、土地や歴史に誇りを持っています。そして、全国どこへ行っても不思議と山口県とつながるんです。北海道へ行ったとき、先祖が平郡島(へいぐんとう。山口県柳井市)出身で屯田兵(※6)として北海道に来たという方にお会いして、びっくり。僕はいつも平郡島近くで漁をしているので、からだの半分は平郡島の魚でできているって思うんです(笑)。今、県外に住んでいても山口県とつながりがある方は多いと思います。そのつながりを一つのきっかけに山口県に帰られたり、ちょこっと遊びに来てもらえたりしたら、ブチうれしいです!!


  • ※1 国の離島振興対策実施地域に指定されている山口県内の離島は現在21島(11市町)。本文※1へ戻る
  • ※2 宮城県気仙沼市大島出身の詩人・児童文学者。本文※2へ戻る
  • ※3 周防大島町出身の作詞家。『三百六十五歩のマーチ』『アンコ椿は恋の花』『なみだ船』『風雪ながれ旅』『兄弟船』など数多くのヒット曲を世に送り出した。本文※3へ戻る
  • ※4 山口県の方言で「非常に」「すごく」といった意味。本文※4へ戻る
  • ※5 星野作品の世界を体感できる映像ホールや、自筆の詞の展示、星野作品をカラオケで歌える「星野歌酒場」などがある。本文※5へ戻る
  • ※6 明治時代、北海道の警備・開拓や、職を失った士族救済の意味なども兼ねて設けられた農業経営の兵士。出身者は全国各地にわたり、山口県でも屯田兵の募集が行われた。本文※6へ戻る
あとがき
平成27(2015)年12月に村岡知事から委嘱状の交付を受けたマウンテンマウスさん。平成28(2016)年7月には、熊本地震で被災した御船町(みふねまち)を訪問され、チャリティコンサートで集まった募金を渡されるなど、さまざまな活動を行われています。歌や活動を通じて、多くの方に愛を届けるマウンテンマウスさんを、ぜひ皆さんで応援しましょう!
委嘱状交付の様子の写真

委嘱状交付の様子

知事の前で歌を披露されるマウンテンマウスさんの写真

知事の前で歌を披露されるマウンテンマウスさん

関連リンク:

やまぐちの島々

魅力発県やまぐち 特集「山口県離島の旅」

星野哲郎記念館

山口ふるさと大使

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