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2016年3月25日号 vol.311
気になる山口 ここが知りたい!!

「地域おこし協力隊」は、都市地域から過疎地域等に移住し、特産品の開発・販売・PR等の地域おこしの支援、農林水産業への従事、住民の生活支援などの「地域協力活動」を行いながら、地域への定住・定着を図る取組です。
山口県では、中山間地域づくりの新たな担い手として「地域おこし協力隊」の導入を積極的に支援しています。この「地域おこし協力隊」の取組について、中山間地域づくり推進課 神田直子(かんだ なおこ)さんに伺いました。

ちょるる

地域おこし協力隊

県内の「地域おこし協力隊」が地域の生産者と販売者をつなぎ、地元の特産品を使用したお菓子の商品開発を行ったとのニュースを見ました。「地域おこし協力隊」とはどういったものなのでしょうか?

神田さん山口県の面積の7割を占める中山間地域(※)では、人口減少や高齢化が進み、生活に必要なサービスの確保が難しい地域もあります。様々な課題を解決するために、地域の活性化に向けた取組の強化を急がなくてはいけません。
そのため、県内の市町が、都市住民等を「地域おこし協力隊」として受け入れ、協力隊には、地域おこし活動の支援や農林漁業の応援、住民の生活支援などの「地域協力活動」に従事し、地域の活性化に貢献していただいています。


  • ※ 一般的には「平野の周辺部から山間部に至る、まとまった平坦な耕地が少ない地域」とされています。本文※へ戻る

なるほど!協力隊員は具体的にはどのようなことをしているんですか?

神田さん地域資源を活かした特産品の開発や販路拡大、都市住民との交流、徳地和紙などの伝統技術の継承、地域情報の発信など、協力隊の経験やスキルを活かした活動をしています。
県内10市町で31人(3月1日現在)の地域おこし協力隊が地域への熱い思いを持って活動していますよ。

例えば、都市地域でグラフィックデザイナーとして働いていた隊員は、地域の特産品である豆茶を製造し、パッケージをデザインして県内外で販売したり、地域のPRポスターやロゴマークを作ったりしています。

特産品の豆茶販売の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

特産品の豆茶販売の様子
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特産品のサツマイモ加工品販売の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

特産品のサツマイモ加工品販売の様子
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協力隊の方が地域で充実した生活を送り、地域も元気になれば良いですね!県ではどのような支援を行っているんですか?

神田さん県内の地域おこし協力隊の活動を円滑にするための研修会や隊員相互の連携を目的 とした情報交換会を開催しています。
また、隊員の活動を支援する活動推進員を配置して、市町や隊員の配属先を訪問し、活動の状況等についてヒアリングや研修等の情報提供を行っています。
隊員からは、「他の市町の協力隊の情報交換、情報共有ができた」、「活動推進員から自分のやりたいことの事例の紹介をしてもらい参考となった」などの嬉しい声も届いています。
他にも、新たに協力隊を導入する市町に対して、隊員の受入体制を整えるための助言もしています。

地域おこし協力隊研修会の様子の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

地域おこし協力隊研修会の様子
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隊員の地域への定住や定着は進んでいますか?

神田さん隊員の中には、任期が終わったあとも、地域の魅力に惹かれ、定住する方もでてきています。「関わる方々の愛情をたくさん受け取りながら、惚れ込んだ地域で頑張る!」と話される方もあり、住民の皆さんの温かい協力や応援が、協力隊や元気な中山間地域づくりを支えていることがわかります。

地域の方々と協力する協力隊の写真/写真をクリックで拡大。Escキーで戻ります

地域の方々と協力する協力隊
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隊員が地域の活性化に力を発揮しているんですね! 隊員の募集情報は、どこで入手できますか?

神田さん「地域おこし協力隊の募集情報と活動状況」に最新の募集状況を掲載しています。
現在、3月15日現在、3市町において協力隊を募集中です。

また、「山口県の地域おこし協力隊フェイスブック」でも隊員の募集情報をはじめ、地域おこし協力隊の活動状況などを発信しています。山口県の中山間地域ならではの豊かな暮らしが感じられる写真や記事もいっぱいです! ぜひご覧ください。

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