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2014年12月12日号 vol.284
山口ふるさと大使からの便り

山口県では、県にゆかりのある著名な方に「山口ふるさと大使」を委嘱し、さまざまな機会を通じて、山口県の魅力発信にご協力いただいています。今回は、下関市豊浦町出身の大相撲力士・豊響隆太(とよひびき りゅうた)さんにインタビューしました。

大使プロフィール

豊響隆太さんの写真

豊響隆太さん

境川部屋所属の大相撲力士。下関市(旧豊浦町)出身。相撲が盛んな豊浦で、地元のスポーツ少年団相撲部に入ったのが相撲との出会い。得意技は、突き・押し。

「川棚のクスの森」の写真

豊響隆太さんのふるさと、川棚には、樹齢約1,000年といわれる国指定天然記念物「川棚のクスの森」があります。森といっても、なんとこれで1株!!

豊響隆太さんも大好き! 名物料理「瓦そば」の写真

豊響隆太さんも大好き! 名物料理「瓦そば」。熱した瓦の上に、茶そば、牛肉、錦糸卵、海苔(のり)などが盛られ、ボリューム満点!

第3回 豊響隆太さん

豊響関が相撲を始めたのはいつごろからですか?

豊響関:川棚(かわたな)小学校3年生の時からです。地元のスポーツ少年団に相撲部があり、誘われて始めたんです。豊浦は相撲で町おこしをしてきたほど相撲が盛んで、どの小学校にも土俵があり、体育の時間には相撲をするんです。毎年4月に開催される「川棚温泉まつり」では当時、相撲大会があり、たくさんの小学生が出ていたし、自分もそれに出たのが相撲を始めるきっかけだったと思います。子どものころから身長も体重もクラスで1番。本格的にやっていくうちに楽しくなって。4年生の時に、初めて全国大会に出場。でも、全国大会では、小学生のころは2回戦負けとかがほとんどでしたね。豊浦中学校に進むと相撲部に入り、3年生の時に、全国大会の団体戦で優勝。響(ひびき)高校でも相撲を続け、小学校・中学校・高校とキャプテンでした。相撲は楽しかった、というより、きつかった。それでも続けたのは、負けたときの悔しさと、子どものころから相撲しかしてこなかったからです。

大相撲の力士として今、山口県とのつながりを感じていますか?

豊響関:もちろんです。恩を感じています。高校時代、相撲部の監督だった先生には、普段の生活態度のこととか、よく怒られました。でも、今、大相撲で活躍できているのは、その先生をはじめ、子どものころから指導してくれた人たちの教えがあるからこそ。あのころ素直に聞けなかったことも、今になればよく分かります。普段の積み重ねで花が開くんですね。今も先生たちとよく会い、きのうも高校の時の監督と食事したんですよ。

ふるさと川棚の魅力を、相撲の他に挙げるとしたら何でしょう?

豊響関:やっぱり川棚温泉! そして「瓦そば」! 瓦そば、大好きです。おいしいですよねえ! 自分も東京の家で作って食べているんですよ。茶そばを買ってきて。さすがに瓦で焼くことはできないんで、ホットプレートでやりますが。味の評判、いいですよ。実は今、付き人をしてくれている3人が川棚育ちで、瓦そばを作って、よく一緒に食べるんです。

山口県に関することで最近注目していることは? 山口県では今、来年1月から放送される大河ドラマに期待が高まっているんですが…。

豊響関:それ、自分も聞いています!! 長州が舞台で、髙杉晋作(たかすぎ しんさく)とか、出るんですよね。大河ドラマ、自分も出てみたいですね。

長州(現在の山口県)は昔から相撲が盛んで、幕末、「奇兵隊」をはじめ多くの諸隊の中には、力士たちで結成された「力士隊」もあったんですよ。

豊響関:そうなんですか!! 力士隊なら自分にぴったりですね! 力士隊、大河ドラマに出ないかなあ(笑)。大河ドラマの放送、見ようと思います!

大相撲では「山口県出身」と必ずアナウンスされるので、豊響関が頑張る姿は山口県のPRとなっています。最後に、山口ふるさと大使としてメッセージを。

豊響関:自分が育った山口県に少しでも恩返しできるよう、山口県の良さをどんどん伝えていきます。山口県は人が温かいです。九州場所は山口県から近いので、いつもたくさんの方が応援に来てくださるんです。でも、土俵に立つと、応援の声って、実は全く聞こえないんです(笑)。集中するからでしょうね。山口県に帰ってくると、ほっとします。勝っても負けても、笑顔で迎えてくれる。皆さんの応援に応え、もっと大相撲で頑張るところを見せたいと思います。


平成19(2007)年8月の県庁訪問時の写真

平成19(2007)年8月の県庁訪問時の一枚

子ども力士たちをひょいと持ち上げる豊響隆太さんの写真

子ども力士たちをひょい!

豊響隆太さんと子ども力士の取組の写真

いつかは対戦できるかな!?


あとがき
十一月場所を終えた後、つかの間の里帰りをしておられる豊響隆太さんにインタビューしました。来年1月11日(日曜日)からは、「大相撲一月場所」が両国国技館で始まります。豊響隆太さんのますますの活躍が期待されますね! 「山口県出身」の場内アナウンスを受けて土俵へ向かう郷土出身力士の皆さんをぜひ応援してくださいね!

山口ふるさと大使

豊浦町観光協会

おもしろ山口学(2014年2月28日号)
萩藩と相撲。落語にもなった横綱「阿武松」と謎の巨漢力士「龍門」

山口県の文化財「川棚のクスの森」

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