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山口県では、輝く、夢あふれる山口県の実現に向けて、さまざまな取り組みを行っています。その中の一つ「ものづくりフェスタ」について、県労働政策課の佐伯祥司(さえき しょうじ)さんにインタビューしました。

インタビュアーのイラスト

ものづくりフェスタ

ものづくりの大切さや素晴らしさを伝えます!(佐伯さん) ものづくりフェスタ2013は11月3日(日曜日・祝日)、山口市の維新百年記念公園スポーツ文化センターで開催! 高校や専門学校の生徒たちによる日頃の学習成果の展示や農産加工品などの実習産品の販売、ロボットアメリカンフットボール競技を行う「ものづくり学園祭」も見どころです! 目をキラキラさせる子どもたち。未来の日本をつくっていく、頼もしい技能者が生まれるかもしれません。

山口県って、瀬戸内海側には、周南コンビナートや全国でもまれな鉄道車両製造の集積地があったり、また錦帯橋(きんたいきょう)の建築技術や琴づくりなど伝統の技があったりと、「ものづくり」が多彩ですね!

佐伯さんそうなんです。ナイロンや多結晶シリコンなどを製造する化学工業、石油・石炭製品関連工業や、ステンレスやアルミ合金など鉄鋼業といった「基礎素材型産業」、自動車や鉄道車両、船舶といった輸送用機械製造や電子部品などの「加工組立型産業」など、多くの優良企業があります。こういった企業に関連して、新幹線の先頭部分の打ち出しや車両の内装部分を手掛けたり、県外や海外にも通用する高い技術力を持った元気な中小企業もたくさんあります。また、伝統的な技能の職人さんも多く、全国的に有名な錦帯橋の架け替え工事で棟梁(とうりょう)を務められた建築大工や、全国でも数少ない琴製造工、全国各地の寺の修復で活躍されている瓦ふき工など、卓越した技能を持つ方が、その道の第一人者として国から「現代の名工」として表彰されています。

昔に比べ、生活の中で、ものづくりを身近に感じる機会が少なくなった気がしますが、こうした「ものづくり」の魅力を間近に見たり、実際に体験したりできるイベント「ものづくりフェスタ2013」が今年も間もなく開催されるそうで、楽しみですね!

佐伯さんこのイベントでは、皆さんに県内の高度な技能・技術に触れ合ってもらうことで、ものづくりの大切さや素晴らしさをぜひ感じていただきたいと思っています。県経済を引っ張ってきたものづくり産業ですが、今、少子高齢化による労働力人口の減少や団塊世代の熟練技能者の引退による技能・技術の若い世代への継承が課題になっているんですよ。

ものづくりに興味を持ってもらい、次世代の育成にもつなげたい!というわけですね。子どもたちが楽しめるコーナーはありますか?

佐伯さん今年は、「創って、知って、再発見!明日のやまぐちを支える技」をテーマに開催します。子ども向けの初企画として「ものづくりワークショップ」を行います。ものづくりの基本ともいえる立体造形を、伝統の技「萩焼きろくろ」とCAD(※1)を用いた新しい技「3Dモデリング」(※2)で体験できます。参加希望者は今後募集する予定です。また「おもちゃ病院」では、子どもたちにおもちゃの仕組みなどを解説しながら修理し、ものづくりの面白さなどを伝えます。修理してほしいおもちゃも今後募集します。詳しくは、県ホームページなどを通じてお知らせしますね!

好奇心が満たされそうな内容ですね! その他の見どころは?

佐伯さん「ものづくり体験フェア」では、木工やフラワーアレンジメント、だし巻き卵の作り方などさまざまな体験ができますよ。それから、優秀な技能・技術を持つ県内企業の独自技術などを紹介する「ものづくり企業フェア」も見どころです。各企業がつくった部品が何に使われているのかを当てる絵合わせクイズなどを通じて、技能・技術を楽しく知っていただこうと考えています。それから、若い技能者が制限時間内に畳を造り上げる「畳技能競技大会」は、畳の製造工程の一部が見られる貴重な機会ですよ。オープニングの式典では、技能五輪全国大会(※3)と全国障害者技能競技大会(アビリンピック)の県選手団の結団式を行います。昨年の技能五輪では、自動車板金、西洋料理、とびの銀賞をはじめ16人が入賞し、また、アビリンピックでは金賞、銀賞と2人の方が入賞しています。県選手団は毎年活躍しているんですよ!

全国トップレベルの若手が毎年育っているとはうれしいですね!

佐伯さんええ、若い技能者の皆さんが山口県のものづくり産業を支える人財(※4)として、さらに活躍されることに期待しています。「ものづくりフェスタ」では、多くの皆さんに、ものづくりの魅力を伝えたいと思っています。ぜひ、ご来場ください!


※1 設計用コンピューターソフト。
※2 3Dプリンターで立体造形するための設計データを作成すること。
※3 選手は原則23歳以下。
※4 「人」は「財産」であるとの考えから、「人財」という言葉を使っている。

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