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山口県では、輝く、夢あふれる山口県の実現に向けて、さまざまな取り組みを行っています。その中の一つ「食品ロス削減の推進」について、県廃棄物・リサイクル対策課の久保田明子(くぼた あきこ)さんにインタビューしました。

インタビュアーのイラスト

食品ロス削減の推進

「やまぐち食べきっちょる運動」に参加しましょう!(久保田さん) 食品ロス削減に心掛けて下ごしらえすると、皮のむき過ぎなどによる食材の廃棄(左)が、約半分(右)に減少。 「おいしく、ぜんぶ、たべちゃろう」ちょるるも応援しているよ! 「やまぐち食べきり協力店」は163店舗(平成25年1月末現在)。食べ切れないかも…と思ったら「小盛りにできますか?」と最初に一声を!!

「食品ロス」って、どういうものなんですか?

久保田さん食品ロスとは「まだ食べられるのに捨てられている物」のことで、「食べ残しによる廃棄」「皮のむき過ぎなどによる食材の廃棄」「食品メーカーやスーパーなどで賞味期限が近づいた食品の廃棄」などがあります。県内で発生している年間18万トンの食品廃棄物のうち、6.1万トンが食品ロスで、その8割が家庭や飲食店など私たちの暮らしに身近なところから出ている物なんです。なんと、県民1人当たり、1日におにぎり1個分、およそ100グラムを捨てていることになるんですよ。

えーっ、家庭や飲食店の食品ロスが、そんなに多いとは…。県では、「やまぐち食べきっちょる運動」を展開しているそうですね?

久保田さんはい。2011(平成23)年5月から「おいしく、ぜんぶ、たべちゃろう」というスローガンを掲げ、食品ロス削減に向けた県民運動として展開しています。当時、都道府県においては4番目の運動開始だったんですよ!

その運動について、もう少し教えてもらえますか?

久保田さんはい。山口県食品ロス削減推進協議会(※)では、その運動にどう取り組むかを検討し、まず「やまぐち食べきり協力店」という登録制度を創設しました。

やまぐち食べきり協力店…!?どういう制度なんですか?

久保田さん食品ロス削減の取り組み内容を5項目定め、そのうち3項目以上を「実践します」と手を挙げてくださった飲食店、旅館・ホテルを、協力店として登録するという制度です。協力店には、ステッカー、ポスター、その店が行っている取り組み内容を記した登録票などを掲示していただいています。

やまぐち食べきり協力店の取り組み内容って、例えばどんなことですか?

久保田さん「食べきりメニューの提示」「希望量に応じた食事の提供」「料理の持ち帰り」等いろいろあり、食べ残しが無いように、注文の際にお客さまのアレルギーや好みを伺って、使用する食材を変更したり、少なめにご飯を盛り、お代わり自由としたりするなど、工夫しながら取り組んでいます。協力店で料理を注文するとき、食べ切れないなと思ったら「小盛りにできますか?」、食べられない食材があるときは「○○を入れないでもらえますか?」と積極的に尋ねてみてください。

やまぐち食べきり協力店と掲げてあると、遠慮なく尋ねられるので、確かにいいですね!!他に食品ロスを減らすために私たちができることを教えてください。

久保田さんまずは、「資源を大切にする」「もったいない」という意識を持つことが大切です。余分な物を買わない、食材を全て使い切る、完食するなど、ご家庭でできることから始めてみてください。また、宴会での食べ残しは、幹事さんのちょっとした工夫で減らせます。参加者の性別や年齢などをあらかじめお店に伝え、適量を注文したり、料理がたくさん残っているテーブルから少ないテーブルへ料理を分けたり、「食べ残しのないように!」と声を掛けたりすると、効果が上がると思いますよ。

なるほど!効果ありそうです!他にも面白いアイデアがあれば教えてください。

久保田さんいつも作り過ぎて余ってしまう料理や使い切るのが難しい食材などを活用したオリジナルのアイデア「やまぐち食べきりアイデア」レシピを、ホームページで紹介しています。例えば、残った「おでん」を活用するアイデアとして、土鍋に「おでん」の汁と米を入れ、その上に刻んだおでんの具をのせて炊き、ショウガおろし汁を掛けて仕上げる「おでんの炊き込みごはん」など、おいしいと評判なんですよ。やまぐち食べきりアイデアは、こちらのサイトでご覧になれます。ぜひ、やまぐち食べきりアイデアを活用してみてください!

ところで、facebook(フェイスブック)を始められたそうですね?

久保田さんはい!facebookでは、食品ロス削減に向けた取り組みに関するさまざまな情報をお届けします。やまぐち食べきりアイデアや、やまぐち食べきり協力店の食べきりメニューなども、どんどん紹介していきますよ。ぜひ、チェックしてみてください。


※ 食品ロス削減の実践活動を推進する協議会で、製造業者、スーパー、飲食店、旅館・ホテルなどの事業者、消費者、行政で構成されている。

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