ちょるる本部長も応援!!「頑張っちょる山口県人」

みんな、元気?!山口県PR本部長の「ちょるる」だよ。毎月、第2週目の配信号で、「頑張っちょる山口県人」を紹介するよ。今回は、柳井市へ出張して「柳井縞の会」会長の石田忠男(いしだ ただお)さんに、突撃インタビューだよ!!

ちょるる本部長

第2回 柳井縞を復活させた皆さん

ちょるる本部長

こんにちは!!柳井縞(やないじま)って、どんなものなの?

(左)柳井縞の会の会員は現在、約90人で、10代の人もいるんだよ(石田さん)。(右)柳井縞

石田さん江戸時代から柳井で、手織り機(※1)で織られてきた縦縞の木綿の織物だよ。もともとは藍染めで野良着などに仕立てられる素朴な織物。でも、今は鮮やかな色の物もあり、おしゃれな着物やバッグ、小物など、いろいろな物が作られているんだ。ちょるる、見てみる…?これが柳井縞だよ。

ちょるる本部長

本当だ!!いろんな色があるんだね!!柳井って、江戸時代はどんな町だったの?

石田さん岩国の領主だった吉川(きっかわ)氏が治めていて、商人の町として栄えていたんだよ。柳井縞は柳井の特産で、船に載せて大坂(現在の大阪)や京都へ出荷されていたんだ。柳井縞の出荷の前には、岩国から役人が来て、税金を取るため、数を確認して検印を押すという検印制度が行われていて、市場では、この検印で品質が保証されていると解釈されて、評判になったそうだよ。

ちょるる本部長

うふっ、それ、面白い話だね!!でも、きっと本当に品質も良かったんだね。

ちょるる本部長と白壁の町並み

石田さんうん。そうだろうね。明治時代も盛んに作られたようだよ。だけど、大正時代に入ると、織物は工場で大量生産されるようになり、手織り機で織られた柳井縞はだんだん廃れ、やがて作られなくなってしまったんだ。

ちょるる本部長

そうだったんだ…。じゃあ、幻になった柳井縞は、いつ復活したの?

白壁の町並みにある、柳井縞などの体験施設「やない西蔵(にしぐら)」。改修工事のため、来年1月31日まで閉館中。その間、近くの事務所「からり」で柳井縞作りが体験できるよ。

石田さん20数年前、ある人のお宅にあった古い手織り機が市に寄贈されたんだ。以来、11月の柳井まつりで毎年展示されるうちに「動かせるように修理してくれないか」と、後にこの会の初代会長になられた方から、頼まれてね。その方は以前、織物工場の社長だった方で、私は、そこに少し勤めていたから仕組みは分かるし、大工もしていたので修理できたんだ。そして修理がきっかけで、柳井縞を復活させようと「柳井縞の会」が設立され、「やない西蔵(にしぐら)」を拠点に活動してきて、来年、20周年を迎えるんだよ。

ちょるる本部長

おめでとうございます(拍手)!!そういえば今「柳井縞NORENプロジェクト」っていうのをやっているとか…?

みんなで織った1,086枚の柳井縞を、こんなふうに白壁の町並みにつるす予定だよ!!

石田さんそう!!それが、20周年のイベントなんだよ。たくさんの皆さんに1枚、1センチメートルでもいいから柳井縞を織ってもらい、それを「のれん」としてつなげ、「白壁の町並み」の軒先にずらりとつるそうというものなんだ。最初は「やない」の語呂合わせで「871」枚(※2)を目標に、今年3月から12月までの予定で始めたんだけど、地元の皆さんをはじめ、幼稚園児や小学生、県内外や外国からの観光客など、多くの人が協力してくれて、早くも10月で871枚に。それで「871+215(やないにいこう)」と1,086枚に目標を改めたんだ。

ちょるる本部長

楽しい語呂合わせだね!!このプロジェクト、今、どういう状況なの?

これが手織り機。シャトルを入れ、足を踏み替え、トントン!!

石田さんおかげさまで1,086枚への到達も、もう間近。今後は来年5月3日(金曜日・祝日)から5日(日曜日・祝日)まで、のれんとしてつるすときに手伝ってくれるボランティアの皆さんを募集していく予定だよ。このプロジェクトに関係なく、柳井縞の会では、柳井縞作りを体験したい人に教えているよ。手織り機の展示だけじゃなく、体験もできる所は全国的にも少ないんじゃないかな。体験するお客さんの喜ぶ顔を見られるのは、とてもうれしいこと。だから、これからも活動を続けていきます!!


ちょるる本部長から、
みんなへメッセージだよ!!

ちょるる本部長

柳井縞の会では、柳井縞を1,086枚つなげたのれんを白壁の町並みにつるすためのプロジェクトに、今、取り組んでいるんだ。県内外のみんなが一緒に頑張った成果が、長いのれんとなって、町並みを飾る日が楽しみだね。これからも頑張って!!柳井縞の会の皆さん!

柳井縞の会の
石田さんのおススメ逸品

三角餅

三角餅
求肥(ぎゅうひ)の皮に餡(あん)を挟んで三角形にした、三角餅(みかどもち)。国木田独歩(くにきだ どっぽ)(※3)の小説に登場し、独歩はその和菓子屋に住んでいたこともあります!!

※1 機織り機ともいう。
※2 1枚が幅約40センチメートル・長さ約50センチメートル。
※3 少年時代から20代前半にかけて山口県で過ごし、山口県を背景とした『少年の悲哀』『酒中(しゅちゅう)日記』など数々の名作を残した作家。

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