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山口県では、輝く、夢あふれる山口県を実現するため、さまざまな取り組みを行っています。今回はその中の一つ「地域での見守り・支え合い体制の充実-安心して暮らせるまちづくりのために-」について、県厚政課の多田基哉(ただ もとや)さんにインタビューしました。

インタビュアーのイラスト

地域での見守り・支え合い体制の充実-安心して暮らせるまちづくりのために-

地域みんなで見守り、支え合っていきましょう!!(多田さん) 「変わりはないですか?」。回覧板などは手渡して、一言交わし合いましょう。 支え合いマップを作ると、見守られる人、見守る人たちがどこにいるか、分かりやすくなります。 下関市では、新聞、ガスなどの事業者による「高齢者見守り隊」がスタート! 高齢者の皆さん!「ふれあい・いきいきサロン」に参加して、みんなと会って話せば元気がきっと湧いてきますよ!

なぜ地域での見守り・支え合い体制の充実を進めているのですか?

多田さん急速な高齢化が進み、高齢者の一人暮らしや、高齢者のみの世帯が増えています。そうした皆さんがいつまでも住み慣れた地域で安心して暮らすには、地域全体で支え合っていくことが必要です。そこで県では、市町などが取り組む、地域の見守りネットワーク活動の充実・強化への支援を進めているんです。

見守りネットワークって、どんなものなんですか?

多田さん高齢者の一人暮らしや高齢者のみの世帯等の「気掛かりな人」を、市町の社会福祉協議会、民生委員・児童委員(※)、老人クラブ、近隣の方、配食サービスの関係者など、さまざまな人が連携して、日常の中で見守りや声掛け、生活援助を行うといった、見守り・支え合う輪づくりのことです。

県の事業を活用して、「支え合いマップ」を作った市町があるそうですね?

多田さんはい。見守り活動者の間の情報共有や、課題の発見のために作るマップで、見守られる人の情報に加え、見守る人たちがどこにいるか、また、災害時の危険場所や避難場所なども住宅地図に記入していくことで、見守り体制を視覚的に分かりやすくしたものです。最近では、パソコンの地図ソフトなどを活用して、情報の更新をスムーズに行っている地域もあります。

他にも市町で新しく始まった取り組みがあるそうですね?

多田さんはい!下関市では今年、「高齢者見守り隊」の取り組みが始まり、8月20日時点で食事の配達や、新聞、ガス、水道など12事業者が市と協定を結びました。これは、事業者が、日常の業務を通じて高齢者の生活を見守っていくというものです。また、県内各地では、家に引きこもりがちな高齢者の方が地域で集まっておしゃべりしたり、昼食を食べたりする「ふれあい・いきいきサロン」があります。これは社会福祉協議会の支援を受け、地域のボランティアの皆さんによって設けられてきたものですが、岩国市では、各地域に車で出向く「キャラバン方式」でサロン活動を実施するNPO法人の取り組みが始まったんですよ!

中山間地域ではサロンの場所が遠く、お世話する方も高齢化が進んでいるので、それはとてもいいですね!!私たちができる見守り活動には、どのようなものがありますか?

多田さん難しく考える必要はありません。気軽に「変わったことはないですか?」と声を掛けたり、話し相手になったり、ごみ出しを手伝ったり、回覧板を回すときに直接手渡ししたりすることも広い意味での見守り活動です。郵便受けに新聞などがたまったままになっている、明かりが夜になってもつかない、最近姿を見掛けない…。そうした異変に気付いたら、民生委員や、お近くの社会福祉協議会などにご相談ください。もちろん、個人情報を守ることは大事ですので、プライバシーへの配慮はお願いします。まずは普段からあいさつし合い、困ったときには支え合える日常的な関係づくりから始めましょう!!


※ 厚生労働大臣から委嘱され、担当区域内の要援護者とその世帯を把握して、必要な個別援助・指導を行う。民生委員は児童委員を兼ねている。

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