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山口県では、県民誰もが住み良さを実感でき、活力に満ちた「住み良さ日本一の元気県」を実現するため、さまざまな取り組みを行っています。今回は「生活環境の保全に向けて-産業廃棄物の適正処理の推進-」について、県廃棄物・リサイクル対策課の岸田丈嗣(きしだ たけし)さんにインタビューしました。

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生活環境の保全に向けて-産業廃棄物の適正処理の推進-

一人一人の意識が大切です。家庭ごみも産業廃棄物も適正に処理しましょう!(岸田さん) 宇部港東見初最終処分場など、公共関与の産業廃棄物処分場の整備事業を支援しています。 不法投棄されていないか、監視パトロールで山口県を守ります! 不法投棄を発見したら、フリーダイヤル(0120)538710(ごみはないわ)へ!

不法投棄が問題となっているとのことですが、どのような状況なのですか?

岸田さん不法投棄と聞くと、山奥や河川、道路に捨てられた空き缶、家庭ごみ、不要になったテレビなどが思い浮かびますね。そうした「ごみを捨ててはいけない場所に捨てること」が不法投棄で、山口県では、年間500件程度発生しています。森や川にごみを捨てると、環境汚染や健康被害に発展する可能性があるので、適正に処理することが必要なのです。そうした中、全国では、年間約4.5億トンに及ぶごみのうち、家庭生活から出る「一般廃棄物」が約5千万トン、事業活動に伴って発生する「産業廃棄物」が約4億トンに上ります。そこで県では、主に産業廃棄物に視点を置いて適正処理を進めているんです。

産業廃棄物って、そんなに多いんですね!県では、その適正処理をどのように進めているんですか?

岸田さん不法投棄などの早期発見・早期対応や未然防止のため、県内の保健所を拠点にした「監視パトロール班」の設置、休日・夜間を重点的に監視する「夜間不法投棄パトロール」を行っています。不法投棄されたごみは、放置されると、さらにそこへ捨てる人や事業者が現れて、ごみが増えていく可能性があり、早めの対応が重要です。そこで24時間の「不法投棄ホットライン」も設けて、迅速な情報収集に努めています。不法投棄などを発見したときは、フリーダイヤル(0120)538710(ご・み・は・な・い・わ)へ、すぐにご連絡ください。EメールでもOKです。

なるほど!私たちも不法投棄の増加を止める手助けができるんですね!とはいえ、やはり産業廃棄物の適正な処理には、事業者の協力が大事ですね?

岸田さんはい!そこで県では、産業廃棄物排出事業者を対象にセミナーを行い、法令を守る意識を啓発しています。また、処理業者を対象とした講習会を、平成24年2月ごろ、県内2カ所で開催する予定です。事業者の皆さん、ぜひご参加ください。

そもそも産業廃棄物って、どのように処分されているのですか?

岸田さん環境への負荷の少ない循環型社会の形成を目指し、焼却灰をセメント原料に使ったり、生ごみを堆肥や飼料にしたり、建設廃棄物を路盤材(道路舗装の基礎材)などに再生したりして、再使用のリユース(reuse)・減量のリデュース(reduce)・再資源化のリサイクル(recycle)という「3R」を進めています。しかし、再生できない産業廃棄物は、最終処分場への埋め立て処分となります。現在ある最終処分場は10数年でいっぱいになるといわれ、また、近年、地域の反対運動などもあって、民間による新設は難しい状態です。そのため、県では、公共関与の産業廃棄物処分場の整備事業を支援し、すでに「宇部港東見初(ひがしみぞめ)最終処分場」の供用を始め、平成25年度には「徳山下松港新南陽広域最終処分場」の供用開始を予定しています。ご理解をよろしくお願いします!

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