応援します!「山口ふるさと大使」

山口県では、県外で活躍中の本県にゆかりのある方に、「山口ふるさと大使」へ就任いただき、全国に向けた、さまざまな魅力のPRにご協力いただいています。毎月、第2週目の配信号で、「山口ふるさと大使」が語る山口県の魅力をご紹介します。

第8回 NHKアナウンサー:小野文惠(おの ふみえ)さん

小野文惠さん

広島県府中市生まれ。1992(平成4)年、NHK入局。初任地となった山口放送局では、夕方のニュース番組のキャスターを務めた。1997(平成9)年、山口から東京アナウンス室へ異動。現在、NHK放送研修センター・日本語センターに所属し、人気番組「ためしてガッテン」「鶴瓶の家族に乾杯」の司会を担当。今年1月から始まった「週刊ニュース深読み」では、キャスターを務めている。

ふるさと一言Q&A

Q.山口県の好きな場所は? やっぱり私が住んでいた山口市。SL「やまぐち」号が走る季節になると、週末の朝は汽笛で目が覚めたり、SLって美しいなあとあらためて感じたりしたのも山口市でした。
Q.他県の方にお薦めの山口県の観光地は? 下関市の唐戸魚市場(からとうおいちば)。おいしいものがたくさんあって楽しいし、ワイワイした感じが好きです!
Q.山口県に帰ると食べたくなる物は? 萩市見島のウニ。そしてフグですね。
Q.山口県のおみやげといえば? 焼き抜きかまぼこ!「ためしてガッテン」で11ミリの厚みが一番おいしいと判明して以来、買って帰ると必ず11ミリに切って食べています。もう一つ挙げるなら、生外郎(なまういろう)。大好きです!

SL「やまぐち」号
SL「やまぐち」号
唐戸魚市場
唐戸魚市場
ウニ
ウニ
フグ
フグ

初任地がNHK山口放送局だった小野さんのことを、山口県の皆さんは山口県出身者のような思いで、親近感を持ちながらご覧になっている方が多いと思います。NHK山口放送局で、夕方のニュース番組のキャスターを務めていた新人時代の思い出を教えてください。

小野さんあのころは、山口県内で大変なニュースが多かったからか、番組の視聴率がとても高かったんです。でも、私が司会なのにおかしいなあ…と思っていたら、ある日、山口市内のお店で知らない方と話しているときに「それは、あなたが、あまりにたどたどしくしゃべるから、気になって、目が離せなくて」と言われて。やっぱりそうだったのか!と納得しました。

NHK山口放送局時代、県内あちこちを取材されていましたね。そのときの思い出深いエピソードを教えてください。

小野さん冬に、岩国市の錦帯橋(きんたいきょう)のたもとで、鵜飼(うかい)の中継をすることになり、事前の取材で「鵜は礼儀正しい動物で、舟のへさきに並ぶときは、必ず年長の鵜から順に並ぶんですよ」と鵜匠(うしょう)さんから教わったんです。それは素晴らしい!!と思い、それをぜひ分かりやすく紹介しようと、字の上手な方に頼んで紙に数字を書いてもらい、ひもを付け、それを鵜の首に掛けようとしたんです。すると、その途端、鵜が怒って前進してきて、驚いた私はそのまま後ろの錦川へ、ドボン…。本番2分前でした。私はびしょびしょのまま中継。翌朝、39℃の熱が出てしまって…。ほかにも唐戸魚市場で朝、生中継をしていた最中、人があまりにも多すぎて、カメラとはぐれてしまったことも(笑)。いろんなことがありました。

山口を離れて14年。山口は小野さんにとってどんな存在ですか?

小野さん第2のふるさとです。今も山口に年に1、2回帰っているんですよ。懐かしい人たちに会いたいし、山口県で水害があった後など、電話すると、しょんぼりした声だったので、じゃ、行こう!と、その人たちの顔を見に帰ったこともあります。タクシーの運転手さんも「小野さん、帰ったんかね」って言ってくださり、本当にうれしいですね。

今年1月からキャスターを務めておられる新番組「週刊ニュース深読み」は、山口を離れて以来、14年ぶりのニュース番組だそうですね。

小野さんはい。山口に住んでいたころは、世の中をどう見ればいいのか自信がなく、分かっていないのに分かったような顔をして、ニュースを読んでいたんじゃないか…と、視聴者の皆さんに申し訳なかったと思っています。いつか世の中のことが分かり、自信が持てるようになってから、ニュース番組というものはやりたいものだ…と。そう思い続けて、今43歳(笑)。「ニュースをやってみませんか」と言われて、あれから自分がどう生きてきたのかを、問われている気がしました。あのころと一番違うのは、これまでお会いしてきた、大勢の方たちのことを思い浮かべながら、話をしていること。これはおかしい、と思ったら簡単に納得しちゃいけないぞ、と思いながらニュース番組に臨んでいます。


最後に、山口ふるさと大使として、一言お願いします!

小野さんプライベートで「山口県にフグを食べに行こう!」と東京の仲間に声を掛け、ツアーを組んでみたんですよ。この前は20人が参加し、次回も参加したいと言ってくれて本当にうれしかったです。また、私が最初に取材した当時、山口市で開業したばかりの女性起業家さんは今、出身地の周防大島町に戻って洋菓子店を続けています。当時駆け出しだった私と彼女とのお付き合いは、今も続いていて、どちらかの心がポキッと折れたら、お互いにがっくりきてしまいそうで、私が頑張らないと彼女に申し訳ないし、また、彼女の頑張りが私の支えにもなっています。山口でのつながりは、私にとって大切な財産。これからも山口県の皆さんを応援し続けます!


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