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山口県では、県民誰もが住み良さを実感でき、活力に満ちた「住み良さ日本一の元気県」を実現するため、さまざまな取り組みを行っています。その取り組みの中の「35人学級化」について知りたくて、県義務教育課の河内啓次(こうち けいじ)さんにインタビューしました。

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今年度から小・中学校全学年で完全実施!「35人学級化」

国に先駆けて、35人学級化を進めてきたんです。 小・中学校の全学年で35人学級化を完全実施! 教師と子ども、子ども同士の触れ合いが深まります。 「僕はネ…」友達同士で考え合う機会も増えます。 「はーい!」発表する機会が増えれば自信につながります!

「35人学級化」というのは、どういう取り組みなんですか?

河内さん小・中学校の1学級当たりの児童・生徒数について、国では、1980(昭和55)年度以降、40人以下を標準としてきました。そして、今年4月から、小学校1年生については、35人以下となりました。一方、山口県では、小・中学校における基本的な生活習慣や学習習慣の形成、学力の向上、生徒指導面での対応などの課題に対応するため、国に先駆けて、35人学級化の推進に積極的に取り組んできました。

山口県では、すでに35人学級化を進めていたということですか?

河内さんはい!山口県では、2002(平成14)年に、中学1年生で35人学級化を始めました。以来、小・中学校の35人学級化に計画的に取り組み、この4月から小学5・6年生を加えたことにより、小・中学校全ての学年で、35人学級化が実現したんです。

つまり、山口県では、今年度から「小・中学校の全学年で35人学級化を完全実施」ということですね!それは全国的にも珍しいことなのですか?

河内さんはい!子どもたちが義務教育の9年間、全学年全学級で切れ間なく、35人以下学級で学習できる体制が整っているのは、山口県が全国初なんです!

えっ、全国初?それはすごいですね!1学級当たりの児童数の上限を、40人から35人にするとどうなるのか、もう少し具体的に教えてください。

河内さん例えば、児童数38人の場合で説明しますと、上限が40人だと、38人で1学級、上限が35人だと、1学級19人が2学級できることになるんです。

なるほど!でも、そもそもどうして35人学級化に取り組む必要があるのですか?1クラスが35人以下だと、どんないいことがあるのですか?

河内さん子どもたち一人一人の状況に応じた、きめ細かい指導の充実が必要だからです。1学級35人以下になると、より子どもたちの理解度や興味・関心に応じた指導ができるようになるとともに、教師と子ども、子ども同士の触れ合いが深まり、みんなの前で発表したり、友達同士で考えを出し合ったりする機会が増えるなど、学校生活の充実につながります。

ほかに、どんな効果が期待できそうですか?

河内さんはい。学習内容に応じて、工夫を凝らした授業を行うことで、子どもたち一人一人にきめ細かな指導ができるようになり、子どもたちの学力が向上するといった効果も期待できます。これからも35人以下学級の下、子どもたちへの教育の質の向上に取り組んでいきます。

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