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平成23年1月21日、山口大学医学部附属病院が救急医療専用ヘリコプター「ドクターヘリ」の運航を開始しました!どんな内容なのか知りたくて、県地域医療推進室の吉野顕嗣(よしの あきつぐ)さんにインタビューしました。

イラスト

空飛ぶ救命救急センター
「ドクターヘリ」

ドクターヘリは命をつなぎとめる「空飛ぶ救命救急センター」です!|吉野さん 基地病院の山口大学医学部附属病院から出動! ランデブーポイントで、ドクターヘリと救急車が合流! ドクターヘリで患者を搬送! 私たちを支えてくださる救急医療専門の医師や看護師の皆さん

「ドクターヘリ」って、どういうものなんですか?

吉野さんドクターヘリは救急医療用機器などを装備し、救急医療専門の医師と看護師を救急現場にいち早く運び、直ちに治療を開始し、高度な医療機関に患者を搬送する救急医療専用のヘリコプターです。飛行中や現場で治療を行いながら、県内の救命救急センター(※)などに搬送します。

なるほど!患者さんを運ぶだけでなく、治療なども行う、まさに命をつなぎとめる「空飛ぶ救命救急センター」なんですね?

吉野さんはい!救命医療の遅れは患者さんの生死に直結します。山口県は、中山間地域や離島が多いことや、救命救急センターが瀬戸内海側に設置されていることから、救急患者の搬送に時間がかかってしまうことがあり、中には、搬送中に容体が悪化する患者さんもいます。このため、より迅速な救急医療や適切な高度医療の提供が可能となるように、ドクターヘリの導入が必要と考えました。

ドクターヘリは119番通報すれば、誰でも呼べるんですか?

吉野さんいいえ。119番通報で個人の方が直接呼べるわけではないんです。119番通報を受けて出動した救急隊員が、患者さんの容体によって消防本部へ出動要請し、消防本部の判断で基地病院の山口大学医学部附属病院に出動を要請します。出動依頼を受けてから5分以内で基地病院を離陸し、新幹線とほぼ同じ時速200キロメートル以上で飛行します。ヘリが常駐する基地病院から、山口県全域におおむね30分以内で到達できます。

出動依頼から5分以内で離陸し、おおむね30分以内で到達!とっても頼もしいですね!ところで、搬送に当たって個人的な費用はかかりますか?

吉野さん救急車と同じで搬送費用は無料です。ただし、往診料を含む治療費は、患者さんの負担になります。

出動したドクターヘリは、どこに着陸するのですか?

吉野さん消防本部が指定した、救急現場に近い臨時へリポート(ランデブーポイント)に着陸します。そこで救急車と合流し、初期治療を行います。このランデブーポイントは、小・中学校の校庭や河川敷などが利用され、市町において、現在、県内の324カ所が設定されています。ランデブーポイントの周辺では、騒音や風などが発生しますので、消防職員の指示に従い、ヘリが着陸する場所から離れるなど、ご協力をお願いします。

ほかにも、私たちが協力できることはありますか?

吉野さんドクターヘリによる、より迅速な救急医療の効果をさらに発揮するためには、さらに多くのランデブーポイントを確保する必要があります。引き続き、住民の皆さんに、追加確保のご理解とご協力をお願いします。どんなところならランデブーポイントになるのかなど、詳しくは、県ホームページに掲載している「ヘリ離着陸上一覧」をご覧ください!


※非常に重い症状にある救急患者を24時間体制で受け入れ、専門医師による高度な診療を行う医療機関。県内には、5カ所設置(予定を含む)。

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