2010年6月25日Vol.191山口県広報広聴課

山口県発信!これに注目!

 山口県では、「住み良さ日本一の元気県」の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めています。そうした取り組みの中から特徴あるものを取り上げ、毎月第4週目の配信号で、県の担当者が紹介していきます。

日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃:県廃棄物・リサイクル対策課

小田さん(右)と田中さん
注目

山口県には、全国で6番目に長い約1,500キロメートルの海岸線があり、海岸漂着物への対策は重要な課題です。今回は「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」について、県廃棄物・リサイクル対策課の小田聡克(おだ としかつ)さんと田中友之(たなか ともゆき)さんに聞きました。


山口県の海岸に漂着するごみは、どんな状況なんですか?

漂着物の様子
[田中さん]
平成19年の国の調査では、山口県は、漂着物の量が全国で4番目に多いと推定され、海流の影響で、特に日本海側を中心に漂着ごみが多いのが現状です。流木・木材のほか、プラスチック類などが多く、近年では、冬になると、日本海側に外国からポリタンク等が大量に漂着しています。漂着ごみの中には、冷蔵庫や洗濯機などもあるんですよ。


えっ、冷蔵庫や洗濯機まで…!? 漂着ごみが多いと、どんな影響があるんですか?

清掃活動の様子
[田中さん]
自然景観を損なうことはもちろん、悪臭が発生したり、生物の生息環境や漁業にも深刻な影響を与えたりします。また、本州の西端にある山口県に漂着したごみが、しけなどによって、さらにほかの都道府県や外国に運ばれることもあります。山口県の海岸で漂着ごみを回収することは、漂着ごみの広がりを防ぐことにもつながるんです。


ところで、今年初めて「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」が行われることになりました。どういう経緯で行われることになったんですか?

ポスター
[小田さん]
日韓海峡を挟んだ福岡県、佐賀県、長崎県、山口県と韓国南岸の釜山(プサン)広域市、全羅南道(チョルラナムド)、慶尚南道(キョンサンナムド)、済州(チェジュ)特別自治道が「日韓海峡沿岸県市道交流知事会議」を開催し、さまざまな共同交流事業を行ってきました。昨年10月に山口県で開かれた、第18回知事会議で、二井山口県知事が日韓8県市道による海岸の一斉清掃を提案したのがきっかけです。そして「みんなで守ろう 日韓海峡の未来へつなぐ 美しい海」を統一スローガンとし、韓国の「海の日」の5月31日から日本の「海の日」7月19日までを「日韓海峡海岸漂着ごみ一斉清掃」の期間と定めたんです。


国を越えて一緒に海岸をきれいにしようというのは、本当にうれしい取り組みですね!山口県での海岸漂着ごみ一斉清掃は、どんなふうに行われているんですか?

一斉清掃に参加した皆さん
[小田さん]
まず、6月6日を「キックオフ清掃」の日として、日本海側に面する4つの市町で一斉清掃を行ったところ、1,000人を超える皆さんが参加してくださいました。7月4日および7月18日には「ファイナル清掃」の日として、4市町※35カ所で一斉海岸清掃を行います。詳しくは各市町にお問い合わせください。多くの皆さんのご参加、お待ちしています!

※下関市、萩市、長門市、阿武町