2010年6月11日Vol.190山口県広報広聴課

「山口ふるさと大使」に聞きました

 山口県では、県外で活躍中の山口県にゆかりのある方に、「山口ふるさと大使」へ就任いただき、全国に向けた、山口県のさまざまな魅力のPRにご協力いただいています。
毎月、第2週目の配信号で、「山口ふるさと大使」に山口県への思いなどをお聞きしています。

第12回 川野太郎(かわの たろう)さん

川野太郎さん
川野太郎さんは山口市(旧小郡町)出身、1960(昭和35)年生まれ。山口県鴻城高校を卒業後、早稲田大学教育学部に入学。高校、大学時代は野球部で活躍。1985(昭和60)年にNHK連続テレビ小説「澪(みお)つくし」でデビュー。そのほか代表作は、NHK水曜時代劇「武蔵坊弁慶(むさしぼうべんけい)」、NHK大河ドラマ「炎(ほむら)立つ」「功名が辻(つじ)」「天地人(てんちじん)」、NHK連続テレビ小説「すずらん」、TBS「キッズ・ウォー」など。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」にも出演されており、川野さんが登場される第3部は来年12月に放送されます。


山口ふるさと大使に就任していただき、ありがとうございます!今のお気持ちは?

[川野さん]
18歳までふるさとに育ててもらったという感謝の思いが、歳を重ねるごとに大きくなっています。山口ふるさと大使として、少しでも貢献できたらと思っています!


ふるさと山口市小郡の思い出深い場所というと、どこですか?

椹野川
[川野さん]
小郡駅(現在のJR新山口駅)前に住んでいたので、一番思い出深いのはその辺りですね。少し行けば山も川もあり、椹野川(ふしのがわ)でテナガエビを捕って家に持って帰って、祖母に空揚げしてもらったり、小学5年生の時には、カブトムシを捕りに友達と宇部市小野まで自転車で行ったり…。カブトムシがどんどん捕れるのが面白くて、気付けば段ボールに100匹ぐらい(笑)!帰りはもう真っ暗。家族をすごく心配させてしまいました。山のことは山の友達、川のことは川の友達に聞けと、毎日、自然を相手によく遊んでいました。


今も子ども時代のお友達に会うことがありますか?

[川野さん]
ええ!都会で仕事をしていると、時には自分が迷ってしまうようなことがあります。でも、ふるさとに帰って友人と会ったり、風景を見たり、空気の匂いをかいだりすると、自分らしさを思い出させてくれて、あまり焦らず、自分のペースで行こう、って気付かせてくれるんです。

ふるさとへの思いが伝わってきて、うれしいです! NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」では、日露戦争で活躍した山口県出身の陸軍大将・乃木希典(のぎ まれすけ)の部下、陸軍中将・豊島陽蔵(てしま ようぞう)役を演じられ、帰郷された際には、小郡にある乃木将軍ゆかりの海善寺(かいぜんじ)を訪ねられたそうですね?

海善寺
[川野さん]
はい!乃木将軍は、吉田松陰(よしだ しょういん)を教えた松陰の叔父・玉木文之進(たまき ぶんのしん)から教育を受けています。その玉木のご子息が眠る墓が海善寺にあると聞き、訪ねたんです。すると、その寺に僕の曽祖父、画家で儒学者だった遠藤柳斎(えんどう りゅうさい)の碑もあり、驚きました。お弟子さんたちが建ててくださった碑だそうです。曽祖父のことは祖母や母から聞いていましたが、人望があったんだなあ、自分も頑張ろうと励まされました。


最後に、山口ふるさと大使として今後の抱負をお願いします。

川野さんと二井知事
[川野さん]
山口県を出てからの歳月の方が長くなりましたが、だからこそ、外から見た山口県の良さを、これからどんどんアピールしていきたいと思います!