2010年3月12日Vol.185山口県広報広聴課

お出かけガイド ※天候状況など、都合により日程が変更・中止になる場合があります。

開園50周年おめでとう!マレーグマ「ツヨシ」の周南市徳山動物園

(左写真)チンパンジーの「メリー」、(右写真)マレーグマの「レーコ」と「ツヨシ」

 両前足で頭を抱え悩むようなしぐさで人気者となったマレーグマのオスのツヨシがいることなどで知られる周南市徳山動物園。1960(昭和35)年3月20日に開園し、今年で50周年を迎えることから、それを記念した「開園50周年記念式典」が3月22日(月曜日・休日)に開催されます。
 式典では、50年の歩みを振り返る資料映像が上映され、県内で初めての本格的な動物園として開園した当時の様子や、バイクに乗る芸で人気を集めたチンパンジーのメリーが特別に運転免許証を交付され、イベントで活躍する様子など、懐かしい映像を見ることができます。また最近のものでは、マレーグマのツヨシがメスのレーコに餌を取られて頭を抱えていた様子などを見ることができます。
 20日(土曜日)から22日(月曜日・休日)までは、50周年の感謝を込めて「無料開園」が行われます。期間中は、レッサーパンダ等の食事風景を見学できる「ぱくぱくタイム」、ダチョウ等への「餌やり体験」、モルモットやウサギを抱ける「小動物との触れ合い体験」、フクロウなどが飼育員の指示で飛ぶ「フライトショー」も実施される予定です(雨天の場合は中止あり)。また、園内の展示館では、動物写真家の岩合光昭(いわごう みつあき)さんの写真展「地球温暖化の目撃者 in 徳山動物園~岩合光昭スペシャル~」も31日(水曜日)まで開催中です。
 周南市徳山動物園は今後10カ年計画でリニューアルが行われます。たくさんの人々の笑顔や思い出が詰まった周南市徳山動物園の節目の日を、あなたも一緒に祝いませんか。

開園50周年記念式典
日時
3月22日(月曜日・休日) 11時から
開園50周年記念無料開園
期間
3月20日(土曜日)から22日(月曜日・休日)まで
開園時間
9時から17時まで
場所
周南市徳山動物園
問い合わせ
周南市徳山動物園 電話:0834-22-8640

ピックアップ

山口市 2010年 SL「やまぐち」号出発式

SL「やまぐち」号出発式
日時
3月20日(土曜日) 10時10分から
場所
JR新山口駅 1番ホーム
内容
JR山口線の新山口駅と津和野駅間の62.9キロメートルを走るSL「やまぐち」号の2010年の運行が開始されます。出発式が行われるJR新山口駅の1番ホームや山口線沿線は、毎年、SLの姿を一目見ようと集まった人々でにぎわいます。
問い合わせ
山口線SL運行対策協議会 電話:083-933-3170

下関市 豊浦菜の花まつり

ナノハナ
期間
3月20日(土曜日)から28日(日曜日)まで 10時から16時まで
(3月28日は15時まで)
場所
リフレッシュパーク豊浦
入場料
高校生以上200円、小・中学生100円
内容
四季折々の花が楽しめるリフレッシュパーク豊浦内のイベントフラワー園に約30万本のナノハナが咲き、黄色いじゅうたんのような景色が一面に広がります。27日(土曜日)と28日(日曜日)には、各種バザーや体験乗馬(有料)、押し花体験(有料)などが行われます。
問い合わせ
リフレッシュパーク豊浦 電話:083-772-4000

山陽小野田市 椿まつり-早春のふれあいを求めてin Ejio-

ツバキ
日時
3月22日(月曜日・休日) 10時から15時まで
場所
江汐(えじお)公園
内容
豊かな自然に恵まれ、ツツジやアジサイの名所としても知られる江汐公園では、3月上旬から下旬ごろまで約200本のツバキが花を咲かせます。祭りでは、バンド演奏やダンスの披露、フリーマーケットなどが行われます。
問い合わせ
椿まつり実行委員会 電話:0836-82-1162

萩市 流し雛

流し雛
期日
[萩城下の古き雛(ひな)たち] 4月3日(土曜日)まで
[流し雛(びな)] 4月3日(土曜日) 10時から
場所
旧湯川家屋敷周辺(藍場(あいば)川)
内容
家々で大切に受け継がれてきた雛人形を萩市内各所で展示するイベント「萩城下の古き雛たち」が、菊屋家住宅(観覧料 大人500円)などで開催されています。最終日の3日に行われる「流し雛」では、子どもたちの健やかな成長と無病息災を祈って、藍場川に色とりどりの手作りの雛人形を流します。
問い合わせ
萩市観光課 電話:0838-25-3139

柳井市 伊陸(いかち)天神祭

伊陸天神祭
日時
4月4日(日曜日) 14時から16時30分まで
場所
氷室(ひむろ)亀山神社
内容
氷室亀山神社の春の例祭「天神祭」。神の使いとされる牛が主役の祭りで、通称「牛天神」とも呼ばれています。金襴緞子(きんらんどんす)で美しく華やかに飾られた牛が御網代輿(おあじろこし)を引いて参道を歩く様子は、多くの参詣者の目を楽しませます。
問い合わせ
柳井市観光協会 電話:0820-23-3655

下関市 維新・海峡ウォーク参加者募集

維新・海峡ウォーク
日時
4月11日(日曜日) 8時30分から
場所
東行庵(とうぎょうあん) スタート
内容
高杉晋作(たかすぎ しんさく)の墓所がある「東行庵」をスタート地点として、維新の史跡を巡りながら、JR下関駅までの30キロメートル(門司港レトロコースは28キロメートル)を歩きます。コース各所に設けられた関所では、茶の接待、うどんや貝汁の販売、平家太鼓の演奏などが行われます。
参加資格
健康な方ならどなたでも。12歳以下は保護者同伴。
参加料
無料
申し込み
維新・海峡ウォーク参加受付センター
電話:083-235-3166
問い合わせ
維新・海峡ウォーク実行委員会 電話:083-223-0150

長門市 開館10周年記念 第6回ながと和太鼓フェスティバル2010県立施設情報

ながと和太鼓フェスティバル
日時
5月16日(日曜日) 13時開演
場所
ルネッサながと
料金
一般1,000円、高校生以下500円、未就学児無料
内容

長門市内で活動を続ける4つの和太鼓グループが、今年もルネッサながとに集結します。奏者の思いや気迫、すべての感情を「打つ」という一つの動作に託した、躍動感あふれるコンサートです。太鼓打ちたちの熱い思いが生み出す感動のステージにご期待ください。

問い合わせ
ルネッサながと 電話:0837-26-6001

 ご紹介した以外にも、たくさんのイベントが県内で行われています。
 その他のイベント情報は、下記のリンクをご覧ください。

おもしろ山口学

全国初!貴重なカイガラアマノリの増殖と製品化に成功

冬の夜、潮が最もひいた山口湾の干潟でカイガラアマノリを収穫冬の夜、潮が最もひいた山口湾の干潟でカイガラアマノリを収穫

 山口県椹野川(ふしのがわ)の河口、豊かな干潟が広がる瀬戸内海の山口湾は、カブトガニ(※1)をはじめ、さまざまな希少生物が生息しています。幻のノリと呼ばれる赤紫色の「カイガラアマノリ」も山口湾で確認され、このカイガラアマノリを全国で初めて増殖・製品化した「紅(べに)きらら」が、その希少さとおいしさから今、話題となっています。
  製品化のきっかけは山口県水産研究センターの研究員が、地元の人から、山口湾には、名前の分からない赤いノリがあり、拾って三杯酢(※2)などにして食べている、と聞いたことでした。調べた結果、それが限られた場所にしか生息していない環境省のレッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)種I類(※3)に分類され、山口県のほかには千葉県と広島県でしか確認されていないカイガラアマノリであることが1997(平成9)年に確認されました。また、非常においしかったことから、研究センターでは、カイガラアマノリを保全するとともに、山口湾の環境の良さのPRや、特産品の開発といった地域貢献も兼ねて増殖・製品化を研究することにしました。
 一般的なノリの養殖は、ノリの胞子を放出するカキ殻を網に取り付け、カキ殻から海中に放出された胞子がノリ網に付着し、葉体(※4)が数十センチまで成長したら機械を使って収穫するという方法で行われます。一方、カイガラアマノリはカキ殻などの貝殻から胞子を海中に放出せず、貝殻から直接葉体が発芽・成長します。そこで、この特徴に適した増殖手法を試験研究し、さらに風味を損なわないように天日で干して仕上げる高級な「バラ干し」(※5)としての製品化を目指しました。そして、研究センターの指導を受けた地元漁業者の手によって、2009(平成21)年3月に紅きららとして世に出たのでした。
 カイガラアマノリには、アラニンという甘み系のアミノ酸が通常のノリの2倍以上含まれているため、製品化された紅きららも甘みの強さや彩りの良さから人気を呼んでいます。
  近年、山口湾のように周辺に幾つもの大きな干潟が残された環境には、希少種が生き残りやすいことが分かりました。紅きららの誕生によって、山口湾の環境は今、注目を集め始めています。

  • ※1 背面全体が甲羅で覆われ、剣状の尾剣(びけん)を持つ節足動物。数億年前からの形態を残し、「生きている化石」と呼ばれる。
  • ※2 酢・しょうゆ・みりんで和(あ)えた酢のもの。
  • ※3 極めて絶滅の危険が高い生物。カブトガニも絶滅危惧種I類に分類。
  • ※4 ノリの胞子から発芽し、成長したもの。
  • ※5 摘み取ったノリを、すのこに板状に広げず、そのまま乾燥させたもの。風味や歯触りの良さを楽しめる。



「山口ふるさと大使」に聞きました

 山口県では、県外で活躍中の山口県にゆかりのある方に、「山口ふるさと大使」へ就任いただき、全国に向けた、山口県のさまざまな魅力のPRにご協力いただいています。
  毎月、第2週目の配信号で、「山口ふるさと大使」に山口県への思いなどをお聞きしています。

第10回 河野克典(こうの かつのり)さん

河野克典さん
河野克典さんは山口県山陽小野田市(旧 小野田市)出身、1958(昭和33)年生まれ。世界を舞台に活躍するバリトン歌手です。東京藝術大学大学院音楽研究科を修了後、ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学に学び、オーストリアのウィーン国立歌劇場の研究員に。スイスのジュネーブ国際音楽コンクール声楽部門第2位(1位なし)、オランダのヘルトゲンボシュ国際声楽コンクール歌曲部門第1位などの輝かしい受賞歴を持ち、国内外でのリサイタルやオペラなどの公演に数多く出演。平成15年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞、2006(平成18)年には第57回山口県芸術文化振興奨励賞を受賞。現在は横浜国立大学、東京藝術大学で後進の指導にも力を尽くしておられます。


出身地は山陽小野田市だそうですね?ふるさとの思い出深い場所を教えてください。

江汐公園
[河野さん]
よく釣りに行った小野田小学校のすぐ近くの海ですね。ほかには、子ども会の行事でキャンプに行った「江汐(えじお)公園(※1)」。違う小学校の同い歳の子と初めて一緒に遊んだり、ボートに乗ってロープを伝いながら湖を渡ったり…。ドキドキの冒険でしたねえ。今もロープで渡れるのかなあ。高校時代には、「竜王山(りゅうおうざん)(※2)」に初日の出を見に行ったことも。竜王山からは眺めがよく、九州がとても近くに見えるんですよ!


そんな山陽小野田市で育った河野さんが、歌手になろうと思われたのはいつからですか?

[河野さん]
大学に入ってからです。小学生のころからピアノは習っていて、高校3年生になり、大学受験を考える時になって将来は音楽の先生になろうかな…と。そして大学に入ってから、歌を教育ということではなく、職業としてやってみよう、と思うようになって。でも、歌い手になることを本当に決意したのは、留学してからです。


えっ!そうだったんですか!ところで、今年1月に「防府ニューイヤーコンサート」へのご出演で防府市に来られた際、小野公民館で開催された「新年に集う会」でボランティア公演を行われたそうですね。

「新年に集う会」でボランティア公演
[河野さん]
ええ。「山口ふるさと大使」となったこともあり、ふるさとに何かしたいという思いがありました。防府市といえば昨年夏の豪雨災害のことが頭にあったので、被災者の皆さんの心を歌で慰められればと思ったんです。訪れた時は地元・小野地区の方に被災地を案内していただき、土砂崩れの跡や、家の壁に残った押し寄せた土砂の跡、流木など、まだ生々しくて、山口の山は優しい山だと思っていたのに…ショックでした。公民館では「赤とんぼ」や「この道」などを歌ったところ、熱心に聴いてくださってうれしかったです。

河野さんの歌に地域の皆さんも勇気づけられたと思います。また2月には、山陽小野田市で開催された「介護啓発『とらいぽっど介護かるた(※3)』完成披露記念バレンタインコンサート」に出演されたとのこと。参加のきっかけを教えてください。

[河野さん]
父は今、在宅介護を受けていて、母は介護サークル「とらいぽっど」の会員として、皆さんにお世話になっているんです。最近、県内外で介護にまつわる悲惨な事件が起きていますよね。みんなで助け合いながら介護を行おうと呼び掛けるため、介護かるたを作るという企画を聞いて、介護の負担を家族が抱え込んでしまうことによる悲惨な事件が少しでもなくなれば…と思い、協力させてもらったんです。


そうだったんですか…。支え合いがもっと広まるといいですね。最後に、国内外でご活躍されている河野さん、「山口ふるさと大使」として今後への抱負をお願いします!

1月8日、防府市天神ピアにて街角コンサート開演前の河野さん
[河野さん]
少しでも多くの方に山口県を知っていただきたいと願っています。これからも国内外で機会があれば何か山口県のお役に立ちたいと思います!


  • ※1 キャンプ場やテニス場などの設備が整った、湖を中心とする自然公園。ツツジやアジサイなど花の名所としても知られる。
  • ※2 瀬戸内海に面する標高135.69メートルの山。360度の展望に恵まれて、関門大橋や四国、九州の連山、国東(くにさき)半島が一望できる。
  • ※3 介護の実情や介護者の思いを広く知ってもらおうと作成されたかるた。


トピックス・お知らせ

山口県職員になりませんか?平成22年度山口県職員採用試験実施計画を発表

イラスト

 平成22年度県職員採用試験実施計画を発表しました。実施日程、受験案内・申込書の請求方法など、詳しくは県ホームページに掲載している試験実施計画をご覧ください。

募集職種・人数等
各試験の募集職種・人数、職種ごとの受験資格、試験内容、受験手続などの詳細については、各試験の公告日に発表します。
問い合わせ
県人事委員会 電話:083-933-4474

やまぐちフラワーランドで「スプリングフェスタ-フラワーランドで春・ラン・漫(まん)-」を開催

やまぐちフラワーランド

 見頃を迎えるナノハナやポピー、ヒヤシンス、クリサンセマムなどの花に囲まれて、春を満喫できるイベントです。期間中は、ラン展や地元のラン育種家・小田善一郎(おだ ぜんいちろう)氏による講演会(28日の13時から14時まで、当日受付)などが行われます。また28日には、市内の朝市グループ等が新鮮な野菜の直売などを行う「柳井ファーマーズマーケット」も開催されます。

日時
3月26日(金曜日)から28日(日曜日)まで
9時から17時まで(入園は16時30分まで)
場所
やまぐちフラワーランド(柳井市新庄)
料金
高校生以上500円、小・中学生250円
問い合わせ
やまぐちフラワーランド 電話:0820-24-1187

その他のトピックス・お知らせ

いいもん山口

使うほどに味がでる「萩焼」

萩焼

 山口県が全国に誇る伝統工芸「萩焼」は、柔らかい土の味わいを伝える質感や優しい色合いなどを特徴とし、特に茶陶(ちゃとう)の世界では「一楽、二萩、三唐津」(※)ともうたわれ、高い評価を受けてきました。萩焼は、長年使い込むほどに茶色の色彩に変化が生じ、自然と侘(わ)びた味わいを醸してゆくため、「萩の七化け」などとも呼ばれています。
 また、カップや小皿等の日常で使える食器などもつくられ人気を集めています。

※ 茶陶の名陶として、楽焼(京都)、萩焼、唐津焼(佐賀)の3つを称えた言葉。

[関連リンク]
山口県産こだわりの逸品

 次号では、「萩焼」が当たる読者アンケートを行います。お楽しみに!

[わさび漬け読者プレゼント]

 2月26日号で実施した読者クイズに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者は、次回配信の「山口きらめーる」でお知らせします。

編集室からのメッセージ

 今週、山口県では雪が降り、県庁から見える山も白く雪化粧をしました。本格的な春はまだ少し先なのかもしれません。
 ところで、前回のお出かけガイドで紹介した美祢市の「秋吉台野火(のび)の祭典」が、雨天のため13日(土曜日)に延期となりました。13日の天候が悪ければまた順延になるそうなので、お出かけの際には事前に確認をお願いします。

 次回の配信は3月26日です。

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