2009年10月9日Vol.175山口県広報広聴課

お出かけガイド ※天候状況など、都合により日程が変更・中止になる場合があります。

維新のふるさと・萩で開催!「2009吉田松陰先生150年祭」

松陰神社宝物殿至誠館

 今年は明治維新の先覚者・吉田松陰(よしだ しょういん)が、1859(安政6)年10月27日に亡くなって150年。松陰のふるさと萩市では、「吉田松陰先生150年祭」と題したさまざまな記念事業が開催されます。
 10月25日(日曜日)には、萩市民館で、記念式典と京都大学名誉教授・海原徹(うみはら とおる)先生による講演、松陰の顕彰活動を行っている全国各地の皆さんが一堂に会する「松陰先生ゆかりの地・人の集い」が行われます。
 松陰の命日である27日(火曜日)には、松陰が主宰した「松下村塾(しょうかそんじゅく)」が境内にある松陰神社で、記念大祭などが行われます。
 28日(水曜日)には、松陰関係資料など約1,000点を収蔵・展示する施設「松陰神社宝物殿至誠館(しせいかん)」が一般公開されます。展示品の中には、松陰が江戸の獄中で塾生らにあてて書いた遺書「留魂録(りゅうこんろく)」や、「親おもふこゝろにまさる親ごころ けふの音づれ何ときくらん」という和歌がつづられた両親などへの書簡のほか、今回が初公開となるものもあります。
 留魂録は、松陰が処刑の前日、塾生らに何としても届けたくて同じものを2部作ったほど思いが込められたものです。1部は松陰亡き後すぐに塾生らに届けられ、筆写されますが、後に紛失。もう1部は同じ獄にいた、現在の福島県出身の沼崎吉五郎(ぬまさき きちごろう)に託されたものです。沼崎は流罪となったものの、放免となった1876(明治9)年ごろ、元塾生で神奈川県令(現在の県知事)となっていた野村靖(のむら やすし)の元へ、その1部を無事に届けます。至誠館で展示されるのは、その数奇な運命をたどった留魂録そのものです。
 激動の時代を駆け抜けた松陰の熱い思いをあなたも間近に感じてみませんか。

  • 記念式典・講演、松陰先生ゆかりの地・人の集い
日時
10月25日(日曜日) 13時から17時まで
場所
萩市民館 (入場無料)
  • 呈茶、記念大祭、雅楽・舞楽奉奏など
日時
10月27日(火曜日) 9時から
場所
松陰神社
  • 松陰神社宝物殿至誠館一般公開開始
日時
10月28日(水曜日)より 9時から17時まで(入館は16時30分まで)
場所
松陰神社宝物殿至誠館
休館日
年中無休
入館料
一般500円、中学・高校生250円、小学生100円
問い合わせ
萩市観光協会 電話:0838-25-1750

ピックアップ

宇部市 第23回UBE(うべ)ビエンナーレ'09 現代日本彫刻展

UBEビエンナーレ チラシ
期間
11月15日(日曜日)まで 9時から17時まで
場所
ときわミュージアム 彫刻野外展示場ほか
内容
緑と花と彫刻のまち、宇部市。今年もその宇部市で、日本で1番、世界でも3番目の歴史を誇るといわれる野外彫刻展が開催されます。同展は2年に1回開催され、若手アーティストの登竜門として、世界中から注目を集めています。今年は国内外からの応募作品392点の中から審査で選ばれ製作された野外彫刻20点、優秀模型19点が展示されます。
問い合わせ
緑と花と彫刻の博物館「ときわミュージアム」
電話:0836-37-2888

岩国市 岩国まつり[PDF:362KB]

国の天然記念物「岩国のシロヘビ」にちなんだパレード
日時
10月17日(土曜日) 11時から20時30分まで
18日(日曜日) 9時30分から17時30分まで
場所
JR岩国駅周辺
内容
岩国の秋まつりで、毎年10月の第3土曜日と日曜日に開催されます。17日には、ちびっこ相撲大会や前夜祭として岩国太鼓をはじめとした芸能大会が、メーンの18日には、よさこいを中心とした岩国よいとこカーニバル、約1,000人の踊り手による岩国ばやしに合わせた総踊りなどの多彩なイベントが開催されます。
問い合わせ
岩国商工会議所 電話:0827-21-4201

山口市 きらら物産・交流フェア2009

オープニングイベント
日時
10月17日(土曜日) 8時40分から16時まで
18日(日曜日) 9時から15時まで
場所
山口きらら博記念公園(山口市阿知須きらら浜)
内容
「きらら物産フェア」「やまぐち住宅フェア」「やまぐちいきいきエコフェア」を中心に県の主催、共催イベントを総合的に開催します。17日のドーム前でのオープニングイベントでは、1,500個の環境に配慮した風船を参加者とともに大空へ飛ばします。また、「MOTTAINAI~もったいない~」が大ヒットしたタレント・ルー大柴さんの『環境』トークショーや、18日には地デジ芸人・テツandトモさんによるステージでフェアを盛り上げます。
問い合わせ
県地域政策課 電話:083-933-2537

阿武町 無角和牛まつり

無角和牛まつり
日時
10月18日(日曜日) 9時から
場所
道の駅「阿武町」
内容
全世界で山口県でしか飼育されていない牛、外見上、角の無い「無角(むかく)和種」。その「無角和牛」の祭りです。無角和牛の炭火焼肉やステーキ鉄板焼き、無角和牛うどんに無角和牛めしなど無角和牛づくしです。ほかにも鮮魚販売、サザエのつかみ取り、ウニ飯など、食の秋を堪能できます。
問い合わせ
道の駅「阿武町」電話:08388-2-0355

山陽小野田市 山陽小野田市民まつり

まつりパレード
日時
10月24日(土曜日) 18時から
25日(日曜日) 10時から16時まで
場所
24日 埴生(はぶ)漁港
25日 市役所周辺
内容
24日には前夜祭として「第12回お祝い夢花火」が行われ、秋の夜空に幻想的な花を咲かせます。25日には、吹奏楽団の演奏、周防猿まわし、もちまき大会のほか、小野田駅前から市役所前にかけて龍王伝説にちなんだ竜が練り歩くパレードなどが行われます。
問い合わせ
市民まつりプロジェクト委員会 電話:0836-82-1151

長門市 いきいきのびのび ながとふるさとまつり

いきいきのびのび ながとふるさとまつり
日時
10月24日(土曜日) 10時から17時まで
25日(日曜日) 9時から16時30分まで
場所
ルネッサながと周辺
内容
名物の長門焼き鳥横丁、水産の市などの出店が並びます。24日には、ジャイアント白田さんとバイリンガル梅村さんによる大食いイベントなど、25日にはキャラクターショーなどが行われます。また、今年は、「全国やきとリンピックin長門」を同時開催。7大やきとりの街(室蘭市・美唄市・福島市・東松山市・長門市・今治市・久留米市)を中心とした全国の味自慢・腕自慢の名物やきとり屋台が集結します。
問い合わせ
長門市商工観光課 電話:0837-23-1137

山口市 HEART(ハート)2009県立施設情報

第63回山口県美術展覧会 大賞 下瀬信雄「サンタモニカ」
第63回山口県美術展覧会
大賞 下瀬信雄「サンタモニカ」
期間
10月25日(日曜日)まで
場所
県立美術館、中心市街地周辺
内容
第63回山口県美術展覧会を軸に、美術館から中心市街地にかけてさまざまなアートイベントを繰り広げます。美術館をアートの市場に見立ててコミュニケーションを楽しむ「アート・マート」、ものづくりのワクワク感を味わえるワークショップ、ユニークな創作活動をしている作家たちの作品を販売する「アート・フリーマーケット」(11日・12日)などが行われます。
問い合わせ
県立美術館 電話:083-925-7788

 ご紹介した以外にも、たくさんのイベントが県内で行われています。
 その他のイベント情報は、下記のリンクをご覧ください。

おもしろ山口学

吉田松陰自賛肖像と松浦松洞 [後編]

吉田松陰自賛肖像 松陰神社蔵
吉田松陰自賛肖像
松陰神社蔵
※クリックで拡大します。
※前編で紹介した吉田家本のあぐら姿と異なる正座姿の松陰。

 吉田松陰(よしだ しょういん)が、幕府によって1859(安政6)年10月27日に江戸で処刑される前、萩で描かれた「吉田松陰自賛肖像」。その肖像を描いた松浦松洞(まつうら しょうどう)とは、どのような人物だったのでしょうか。
 松洞は1837(天保8)年、萩で商人の子として生まれました。幼いころから絵が好きで、京都に出て南画家の小田海僊(おだ かいせん)(※1)に師事します。その後、萩に戻り、20歳のとき、当時の画家に必要だった漢詩を学ぶため、松陰が主宰していた「松下村塾(しょうかそんじゅく)」に入門。松洞について、松陰は「才あり気あり、一奇男子なり(※2)」と評しています。
 松洞は1856、1857(安政3、4)年ごろから松陰の肖像を描き始めていました。やがて松陰は萩の野山獄に投じられ、幕府から江戸送りの命令が下ります。松陰は、妹の婿・小田村伊之助(おだむら いのすけ)の勧めで、その複数の肖像画に賛文を書き入れていきました。
 野山獄での松陰の様子について、門下生の久坂玄瑞(くさか げんずい)が高杉晋作(たかすぎ しんさく)にあてた手紙で「僕は獄におられる先生をのぞき見た。からだはやせてとげとげしく、髪が乱れて顔を覆っていた」と書き、心配しています。しかし、松洞が描いた松陰はやつれておらず、松洞の師への尊敬の念が伝わってきます。実際、松陰の顔は、その画のように面長で鼻は高く、色白で、一見威圧感はないけれども、らんらんと鋭く輝く目をしていたようです。松洞は松陰の顔に似せるのに苦心し、幾度も描いては松陰に見せました。松陰は、鏡に自身を映して画と照らし合わせ、その出来栄えを認めました。こうして作られた松陰自賛肖像は松陰の形見として、門下生や松陰の家族に与えられました。
 松陰亡き後、松洞は1862(文久2)年、久坂らとともに京都へ上り、公武合体論(※3)を主張していた萩藩士・長井雅楽(ながい うた)の暗殺を計画しますが、失敗。京都で自刃し、26年の生涯を終えます。
 松陰の面影を今、私たちに確かに伝えてくれる松洞の描いた肖像画。画家で門下生、維新の志士でもあった松洞は、彼にしかできない、魂を込めた師弟合作の作品を残し、松陰の面影を後世に伝えたのでした。

  • ※1 現在の山口県出身。京都で四条(しじょう)派の絵を学んだ後、独自の画風を確立し、幕末、京都を代表する画家の一人として活躍した。
  • ※2 「才能があって気概もあり、普通とは違う優れた男子だ」といった意味。
  • ※3 幕府と朝廷とが協力して政局の安定を図ろうとした主張。

県文書館では、10月24日(土曜日)から11月1日(日曜日)まで、県文書館開館50周年記念「吉田松陰没後150年記念 吉田松陰自賛肖像展」が開催されます。


「山口ふるさと大使」に聞きました

 山口県では、県外で活躍中の山口県にゆかりのある方に、「山口ふるさと大使」へ就任いただき、全国に向けた、山口県のさまざまな魅力のPRにご協力いただいています。
 毎月、第2週目の配信号で、「山口ふるさと大使」に山口県への思いなどをお聞きしています。

第5回 菊田あや子(きくた あやこ)さん

菊田 あや子さん

菊田さんは山口県下関市出身、1959(昭和34)年生まれ。日本大学芸術学部放送学科在学中、ラジオ番組の司会者として芸能活動をスタートさせました。ワイドショーのリポーターとして全国を飛び回るほか、グルメや旅などをテーマとしたテレビ番組に数多く出演。明るく元気で親しみやすいキャラクターとして人気を得ています。また、日本フードアナリスト協会準講師や下関ふく連盟の初代「下関ふく大使」としても活躍中です。


8月29日(土曜日)に下関市で行われた、ふるさと産業フェスタ「山口県食料自給率向上推進大会~あなたの行動がやまぐちの食の未来を支えます~」で基調講演をいただき、ありがとうございました!そのときの菊田さんのご提案を振り返っていただけますか?

ふるさと産業フェスタ
[菊田さん]
はい。グルメリポーターとしての取材経験を踏まえて、食料自給率向上のための提案をお話しさせていただきました。わたしは子どものころから、とてもおいしいお弁当を食べさせてもらって育ったんです。だから、わたしは今、自分でお弁当を作るのが大好き!食材の産地に興味を持つには、お弁当を自分で作るのが一番!食材を買いに行くと「これはどこから?えっ、外国から?」って産地を知ることにつながるんですよね。県内でも、子どもたちが自分でお弁当を作る日を設けている学校があるそうですね。ぜひもっと広めてほしいってお話ししました。また、ある県では、地元産の食材を使ったレストランを高校生が開設し、とてもはやっているんです。今後は、「料理を作ること、作物を育てることはカッコイイ」っていうイメージ作戦を若い人たちに広めていくといいんじゃないかしら。


なるほど!ところで、菊田さんは下関市のご出身ですね。思い出深い場所はどこですか?

唐戸市場
[菊田さん]
関門海峡に面した下関市唐戸(からと)!わたしは唐戸育ちなんです。当時は唐戸が下関で一番にぎやかなまち。幼いころは唐戸市場のすぐそばの亀山八幡宮の境内にある保育園に通っていましたし、小学生のころ、夏休みはいつも唐戸市場に行っていたんですよ。そうそう、おいしい海の幸が買える唐戸市場もお薦めです!唐戸には現在、カモンワーフという、ロサンゼルスに負けないぐらいすてきな関門海峡の景観を見ながら地元産のおいしいものを食べられる場所があるでしょ。関門海峡って、よその方が見るとびっくりされるぐらい狭くて、九州がすぐそこに見えるんですよね。


菊田さんは子どものころから食べ物と深い関係のある環境で育ってこられたんですね!今のお仕事をするようになったきっかけを教えてください。

[菊田さん]
高校卒業を控えて、母が「大学へ進学して自立しなさい」って。兄も、高校で放送部や演劇部に所属していたわたしに「好きなことをやれよ、東京へ行け」と。で、放送学科のある日本大学芸術学部へ進学しました。そして大学3年生の夏、ラジオ局のオーディションを受けたら合格。横浜にできた商業施設のサテライトスタジオで、ゲストを迎えて公開生放送をする番組で司会をすることになったんです。


そうだったんですか!菊田さんお薦めの山口県の食べ物というと何ですか?

フグ料理
[菊田さん]
そうねえ。魚ならフグやウニ、アンコウ、クジラ、イカ、アマダイ…。かまぼこもおいしいし、野菜も岩国レンコンやゴボウ、はなっこりーとか、何だっておいしいでしょ。山口県って恵まれ過ぎているのね (笑)。だから逆に県内の皆さんは、そんな幸せな環境にいることに気付いていないんじゃないかしら。ふるさとを離れてみると、その良さに気付かされるんです。下関に帰ると、とれたて新鮮な魚とか食べたい物をいつもいっぱい買ってきて家で料理するので、母から「あや子ちゃん、食べ過ぎよ!」って心配されちゃって(笑)。

育った環境に、恵まれた「食」があったからこそ、菊田さんは今、グルメリポーターとして活躍されているんですね!最後に、山口ふるさと大使として、一言、お願いします。

下関市の火の山から望む関門海峡
[菊田さん]
ふるさとに帰れば、おいしいものがある。わたしの後ろには、いつも見守ってくれているふるさとが確実にある。それって、とっても幸せなこと!これからも私の知識や経験を生かして、ふるさとのお役に立ちたいと思います。



トピックス・お知らせ

山口県でセカンドライフを始めませんか?「もうひとつのふるさと探しフェアin大阪」を開催

もうひとつのふるさと探しフェアin大阪 チラシ

 中国・四国地方の各県および北海道と共同で移住フェアを開催します。山口県と県内市町が、会場となるビルの10階に相談ブースを出展。県のブースでは農業・不動産・就職のアドバイザーが相談に応じます。また、11時からは22階のセミナー会場において県と市町からのPRを行います。セミナー会場でのアンケートにお答えいただいた方には、ふく茶漬けを差し上げます。事前申し込みは不要です。ぜひご来場ください。

日時
10月17日(土曜日) 10時から17時まで
場所
梅田スカイビル(大阪市北区大淀中1丁目)
問い合わせ
県地域政策課 電話:083-933-2546

「ふるさと山口企業合同就職フェア」を開催

昨年度の様子

 大学、短大等を平成22年3月に卒業予定の方および平成21年3月に卒業し未就職の方を対象に、県内企業の採用担当者と直接面談できる就職フェアを開催します。

日時
10月30日(金曜日)13時から16時まで
場所
山口グランドホテル(JR新山口駅新幹線口前)
問い合わせ
県若者就職支援センター 電話:083-976-1145

その他のトピックス・お知らせ

いいもん山口

イカの女王!ケンサキイカ

ケンサキイカ※画像はイメージです。

 ケンサキイカは、肉厚でありながら身が柔らかく、甘みがあることから「イカの女王」とも呼ばれる最高級のイカです。萩市の須佐漁港では、地名の由来ともいわれている「須佐之男命(すさのおのみこと)」の伝説にちなんで「須佐 男命(すさ みこと)いか」、イカ釣り漁により長門市の仙崎市場に水揚げされたものを「仙崎イカ」と呼ぶなど各地でブランド化され販売されています。
 新鮮なケンサキイカは刺身がお薦めです。また、塩辛やスルメなどの加工品にも向いており、贈答品として重宝されています。

[関連リンク]
山口県産こだわりの逸品「ケンサキイカ」
「やまぐちイカ海道マップ」の発行について
まるごと!やまぐち第4号(やまぐちの農水産物需要拡大協議会ホームページ)

 次号では、「ケンサキイカ加工品」が当たる読者アンケートを行います。お楽しみに!

[記念館の見える街 with UBE DOG ロボくん読者プレゼント]

 9月25日号で実施した読者クイズに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者は、次回配信の「山口きらめーる」でお知らせします。

編集室からのメッセージ

 県立美術館で今月8日から開催されている「第63回山口県美術展覧会」の会場を少し見せていただきましたが、広い会場に展示された絵画や工芸などはどれも個性豊かで目を奪われる作品ばかり。見るだけでわくわくした気分になりました。この展覧会は10月25日(日曜日)まで開催しています。芸術の秋です。皆さんもこれらの作品を、県立美術館でご覧になってはいかがでしょうか。

 次回の配信は10月23日です。

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