2009年9月11日Vol.173山口県広報広聴課

お出かけガイド ※天候状況など、都合により日程が変更・中止になる場合があります。

山車を急な坂から落とす勇壮な秋祭り「山崎八幡宮秋季例大祭」

坂を引き上げられる本山

 秋祭りの季節となりました。9月26日(土曜日)、27日(日曜日) には、周南市富田(とんだ)にある山崎八幡宮で、豪快な本山(ほんやま)神事で知られ、約300年の歴史がある「山崎八幡宮秋季例大祭」が行われます。
 周南市の多くの地域は、江戸時代、萩藩の支藩・徳山藩の領地でした。この祭りは、1702(元禄15)年、徳山藩の3代藩主・毛利元次(もうり もとつぐ)が山崎八幡宮に五穀豊穣を祈願し、爺婆山(じいばあやま)・本山と呼ばれる山車(だし)を奉納したことに始まるといわれています。
 祭りに用いられる爺婆山と本山は、釘は使わず、丸太材を組み立てて、カズラで結んで作られます。車輪には輪切りにしたマツを用いるなど、今も古い建築様式が受け継がれています。
 26日(土曜日)は前夜祭として神事やコンサートが行われます。27日(日曜日)が本祭で、爺婆山と、笛や太鼓を演奏する囃し方(はやしかた)や稚児などを乗せた本山が、さらしを巻いた男(裸坊(はだかぼう))たちによって境内の急な坂の上に引き上げられ、神事が執り行われます。その後、坂の上から爺婆山が落とされ、続いて、御幣(ごへい)や御神松(ごしんまつ)が取り付けられた本山が落とされます。その滑り落ちていく本山から、裸坊たちが我先にと御幣や御神松を奪い合い、見事、それを手にできた人は縁起が良いといわれています。
 あなたも勇壮な秋祭りを見に出掛けてみませんか。

日時
9月26日(土曜日) 17時から
27日(日曜日) 15時からみこしの巡行、17時ごろから爺婆山の引き上げなど
場所
山崎八幡宮
問い合わせ
周南市観光協会 電話:0834-22-8372

ピックアップ

防府市 企画展「対決!毛利氏と信長・秀吉・家康-名品と書状で語る戦国絵巻-」

絹本着色 毛利輝元像
絹本着色 毛利輝元像
期間
9月17日(木曜日)から10月26日(月曜日)まで
場所
毛利(もうり)博物館
開館時間
9月30日まで 9時から17時30分まで(入館は17時まで)
10月1日以降 9時から17時まで(入館は16時30分まで)
入館料
大人700円、小・中学生350円
内容
毛利博物館の所蔵資料はすべて旧萩藩主・毛利氏に伝来したもので、総数20,000点に及びます。展示では、最盛期は中国地方10カ国を領有し、九州北部にも勢力を広げた戦国大名・毛利氏が、信長・秀吉・家康などと激しく争った歴史を収蔵資料からひもときます。
問い合わせ
防府市観光協会 電話:0835-25-2148
毛利博物館 電話:0835-22-0001

山口市 山口ゆらめき回廊(かいろう)-古の灯がともる西の京-

瑠璃光寺五重塔
期間
9月19日(土曜日)から23日(水曜日・祝日)まで
いずれも19時30分から21時30分まで
場所
瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔、常栄寺(じょうえいじ)庭園
内容

室町時代、守護大名・大内盛見(おおうち もりはる)により建立された国宝・瑠璃光寺五重塔と、画聖・雪舟(せっしゅう)により作庭されたと伝えられる常栄寺庭園(通称・雪舟庭)をライトアップします。散策路などのキャンドルと石灯籠(いしどうろう)の和ろうそくが、ライトアップの光とともに幻想的な世界を醸し出します。秋の夜長に心落ち着くひとときはいかがですか。
※常栄寺庭園は拝観料300円が必要です。

問い合わせ
山口市観光課 電話:083-934-2810

美祢市 秋吉台夏のエコツアー「ひきの森・蛇の森を訪ねて」「秋芳洞探検」

秋芳洞探検
日時
ひきの森・蛇の森を訪ねて:9月20日(日曜日)10時から15時30分まで
秋芳洞(あきよしどう)探検:9月27日(日曜日)9時30分から16時まで
集合場所
秋芳洞観光センター
募集人数
各先着20人
料金
ひきの森・蛇の森を訪ねて:2,000円
秋芳洞探検:3,000円
内容
「秋芳洞」開洞100周年を記念するツアーが9月も行われます。「ひきの森・蛇の森を訪ねて」では、江原(よわら)地区に伝わる、ヘビとカエルを神として祭る「もりさま」信仰がなぜ生まれたのか、秋吉台の自然とのかかわりなどから探ります。「秋芳洞探検」では、秋芳洞の未公開部分を探検します。通常の観光コースでは味わえない、水と暗闇が満喫できるツアーです。
問い合わせ
秋吉台地域エコツーリズム協会事務局
電話:0837-62-0304

下松市 米泉湖音楽フェスタ2009

地元の学生吹奏楽部による演奏
日時
9月23日(祝日) 9時20分から15時まで
場所
米泉湖(べいせんこ)「ビッグウイング」周辺
内容
末武(すえたけ)川ダムのダム湖・米泉湖の多目的広場にあるビッグウイング(野外音楽堂)で行われる音楽の祭典です。陸上自衛隊や地元の学生吹奏楽部、よさこい、バンド演奏など幅広いジャンルの演奏が行われます。また、周辺ではシャボン玉やフラフープなど子どもが楽しめる催し、バザー、特産品の販売もあります。
問い合わせ
花岡公民館 電話:0833-43-7513

阿東町 フルーツ祭り

フルーツの販売
期日
9月27日(日曜日)
場所
道の駅「長門峡」
内容
中国山地に位置する阿東町は、寒暖の差が大きいことからおいしい農作物がたくさんできます。中でもフルーツは夏の太陽の恵みを受け、糖度が増す初秋が食べごろです。祭りでは、リンゴ、ナシなど収穫したての果物、旬の野菜などを販売するほか、特産品が当たるクイズなどのイベントも行われます。
問い合わせ
阿東町産業振興課 電話:083-956-0983

長門市 ながとお魚まつり

魚のつかみ取り
日時
9月27日(日曜日) 9時から14時まで
場所
県漁協仙崎地方卸売市場
内容
長門の新鮮な魚介類の良さとおいしさを知ることができる祭りです。祭りでは、市内全漁港から直送された新鮮な魚介類の格安販売のほか、油谷(ゆや)湾で養殖された大きな本マグロの解体ショーや小学生対象の魚のつかみ取り(参加費無料。10時から先着順で整理券配布)などのイベントも行われます。
問い合わせ
ながとお魚まつり実行委員会 電話:0837-26-1313

岩国市 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団県立施設情報

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
日時
11月21日(土曜日) 18時開演
場所
シンフォニア岩国
料金
全席指定 S席10,000円、A席8,000円、B席6,000円、B席学生1,500円
内容
チェコの首都プラハを拠点とする名門オーケストラによる公演です。指揮者は80歳を超える名匠、ヘルベルト・ブロムシュテット。日本でも人気が高く、NHK交響楽団の名誉指揮者としても活躍しています。予定曲目は、ベートーベン作曲の交響曲第6番ヘ長調「田園」、ドボルザーク作曲の交響曲第9番ホ短調「新世界より」です。
問い合わせ
シンフォニア岩国 電話:0827-29-1600

 ご紹介した以外にも、たくさんのイベントが県内で行われています。
 その他のイベント情報は、下記のリンクをご覧ください。


おもしろ山口学

仁保隕石と玖珂隕石

仁保隕石3号実物
仁保隕石3号実物
山口博物館蔵

仁保隕石の碑
仁保隕石の碑

 今年はイタリアのガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向けた年から400年となるのを記念し、国際天文学連合などによって「世界天文年」と定められました。この世界天文年にちなんで、山口県の隕石(いんせき)について紹介します。
 これまで日本で発見された隕石はわずか50件しかありません。そのうち県内で、「仁保(にほ)隕石」と「玖珂(くが)隕石」の2件が発見されています。
 仁保隕石の発見は1897(明治30)年8月8日夜、仁保村(現在の山口市仁保)で数人が外で涼んでいた時のことでした。発見者の一人の日記には、その出来事が興奮した様子で書かれています。「雷ノ如(ごと)キ響(ひびき)アリ 同時ニ青光(せいこう)ノ火団ハ天空ヲ横キル如ク見エシカ 忽(たちま)チ爆然ト音シテ破裂シ 火団ハ散消セリ」(※1)。人々は落下した隕石を探し回り、信行寺(しんぎょうじ)付近の水田で、まだ温かい、こぶし大の石の塊を2個見つけます。同じころ宮野村(現在の山口市宮野)でも、1個の隕石が発見されます。後に、これら3個は「始原的な隕石(※2)」として分類される岩石質の隕石であると分かり、仁保隕石1・2・3号と命名されました。2号の実物は国立科学博物館に、3号の実物は県立山口博物館に展示されています。
 一方、玖珂隕石は1938(昭和13)年に川越村(現在の岩国市周東町(しゅうとうまち))の地中から道路工事中に発見されました。落下年は不明。当初は銀白の色や重さなどから白金(プラチナ)ではないかと大騒ぎになったようです。後にこれは日本では8件しか発見例のない、鉄とニッケルの合金「鉄隕石」であると判明しました。実物は、国立科学博物館に展示されていますが、その一部(切片標本)を県立山口博物館で見ることができます。
 隕石の落下する様子が目撃されることはまれで、仁保隕石のように落下当時の記録が詳細に残っていることは興味深いことです。仁保隕石1・2号の発見地に近い信行寺には、落下100年を記念して1996(平成8)年に、玖珂隕石の発見地には、2004(平成16)年に記念碑が建てられ、人々を宇宙の神秘へと誘い続けています。

※1 『仁保の郷土史』(仁保の郷土史編纂委員会編)より引用。
※2 46億年前に太陽系ができたときの物質がそのまま集まった小天体に起源がある隕石。




トピックス・お知らせ

「長州・大江戸スタンプラリー」の参加者を募集

昨年の様子(旧山県有朋(やまがた ありとも)邸

 東京都内にある吉田松陰(よしだ しょういん)ゆかりの地を、スタンプラリー方式で巡るイベントを開催します。5カ所のうち、3カ所以上を巡ってゴールされた方には記念品をプレゼントします。

日時
10月25日(日曜日) 9時から15時まで(受付は9時から11時まで)
場所
おいでませ山口館(中央区日本橋)スタート、松陰神社(世田谷区)ゴール
参加費
無料(交通費、食事代は参加者の負担)
募集人数
先着1,500人
応募方法
おいでませ山口館(東京)のホームページからご応募ください。
募集期間
9月17日(木曜日)から10月14日(水曜日)まで
問い合わせ
県東京事務所 電話:03-3502-3355

まもなく募集開始!きらめきサポーター

ちょるる

 2011年に開催する「おいでませ!山口国体」「おいでませ!山口大会」において選手や観客の皆さんを温かくお迎えするため、両大会の運営を支えるボランティア「きらめきサポーター」を募集します。

募集期間
10月11日(日曜日)から平成22年3月31日(水曜日)
主な活動内容
来場者の受け付け・案内、会場清掃、式典運営補助など
問い合わせ
おいでませ!山口国体 県民きらめきセンター
電話:083-933-2885
 9月は、花いっぱい運動やボランティア活動などの国体県民運動を支える「ちょるる募金」の推進強化月間です。皆さんのご協力をお願いします!
※県外で取り扱いが可能な金融機関は、山口銀行、西京銀行、中国労働金庫です。詳しくはお問い合わせください。
問い合わせ
おいでませ!山口国体・山口大会実行委員会
電話:083-933-4800

その他のトピックス・お知らせ

いいもん山口

夏の太陽をたっぷり浴びた、山口県産リンゴ!

リンゴ

 県内の主な栽培地域である阿東町。昭和21年から栽培が始まり、現在では、西日本最大の観光りんご園が広がります。夏から11月中旬にかけては、多くの人がリンゴ狩りを楽しんでいます。山口のリンゴは暖かい土地柄で育つため、果肉が柔らかく、糖度が高いのが特徴です。果汁を使ったジュースやゼリーなどの加工品も人気を集めています。

 次号では、阿東町徳佐(とくさ)のりんごなど山口県内の素材を使用した洋菓子「記念館の見える街 with UBE DOG ロボくん」が当たる読者アンケートを行います。お楽しみに!

[長門ゆずきち読者プレゼント]

 8月28日号で実施した読者クイズに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者は、次回配信の「山口きらめーる」でお知らせします。


編集室からのメッセージ

 今回のおもしろ山口学で隕石について紹介しましたが、国内で発見された隕石がわずか50件しかないことに驚きました。県内に落下した仁保隕石と玖珂隕石。この二つの隕石の落下地を巡るバスツアー「地質めぐり『仁保隕石と玖珂隕石の落下地をたずねて』」が10月11日(日曜日)に開催されます。宇宙のロマンに興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。10月1日(木曜日)までに事前申し込みが必要です。詳しくは県立山口博物館(電話:083-922-0294)までお問い合わせください。

 次回の配信は9月25日です。

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