2009年7月10日Vol.169 山口県広報広聴課

お出かけガイド ※天候状況など、都合により日程が変更・中止になる場合があります。

秋芳洞開洞100周年祭記念イベント「光響ファンタジー・水と大地の神秘」

秋芳洞洞内

 美祢市にある「秋芳洞(あきよしどう)」は、3億年前のサンゴ礁と悠久の時と水がつくり出した日本最大級の鍾乳洞(しょうにゅうどう)です。かつて、そこには、魔物がすむと恐れられ、近付く人はほとんどいませんでした。地元の人から話を聞いて足を踏み入れ、その神秘の世界に魅了されたのは、滋賀県出身の鉱山師、梅原文次郎(うめはら ぶんじろう)。そして彼がその魅力を多くの人に知ってもらおうと、洞内での蓄音器コンサートなど、当時としては画期的な企画を盛り込んだ「開窟(かいくつ)式」を挙行したのは1909(明治42)年のことでした。
 それから100周年を迎えた今年、美祢市ではさまざまな開洞100周年祭記念イベントを開催中です。その主要行事として、7月25日(土曜日)から8月2日(日曜日)まで、秋芳洞内で「光響(こうきょう)ファンタジー・水と大地の神秘」が行われます。東京タワーなどの照明を手掛けた世界的な照明デザイナー・石井幹子(いしい もとこ)さんが地球と環境をテーマに洞内をライトアップ。場所ごとに「水の歌」や「水の天空」などをテーマにした光と音による演出を行い、自然の造形を壮麗に浮き立たせます。
 また、ほかにも、美祢市の地場産業である大理石の工芸品の展覧会「大理石アートフェスタin秋芳洞」や「美祢歴史街道スタンプラリー」など、さまざまな開洞100周年祭記念イベントが行われます。
 100周年のために特別に創作された光と音によって、秋芳洞がどんな幻想的な空間となるのか。あなたもこの機会にぜひ体験してください。

  • 光響ファンタジー・水と大地の神秘
期間
7月25日(土曜日)から8月2日(日曜日)まで
8時30分から17時まで(入洞は16時30分まで)
場所
秋芳洞内
秋芳洞観覧料
大人・高校生1,200円、中学生950円、小学生600円
  • 大理石アートフェスタin秋芳洞
期間
7月18日(土曜日)から8月30日(日曜日)まで
場所
秋芳洞商店街および展望台、黒谷口(くろたにぐち)各店舗
  • 美祢歴史街道スタンプラリー
期間
8月31日(月曜日)まで
場所
美祢市内各所
問い合わせ
美祢市総合観光部 電話:0837-62-0304

ピックアップ

萩市 マンタの海流大冒険-まぼろしの海神王国をめざして-

マンタの海流大冒険のチラシ
期間
8月31日(月曜日)まで
場所
萩博物館
開館時間
9時から17時まで(入館は16時30分まで)
料金
大人500円、高校生・大学生300円、小・中学生100円
内容
館内の展示室をまるごとフィリピン沖から日本へと北上する「黒潮の海」に見たてて、巨大エイ「マンタ」など黒潮に生息する生き物を紹介します。マンタは実物大約4メートルの巨大模型を特別公開。そのほか、熱帯の海から萩の海まで約1,500種3,000点の生物標本や写真なども展示します。家族で楽しめる物語風の展示です。
問い合わせ
萩博物館 電話:0838-25-6447

長門市 通くじら祭

通くじら祭
日時
7月20日(月曜日・祝日) 15時から22時まで
場所
通(かよい)地区
内容
鯨墓建立300年を記念して1992年に始まった祭りです。北浦(きたうら)沿岸では江戸時代から明治時代にかけて、クジラを網で囲み、銛(もり)で突きとる「網取り捕鯨(ほげい)」が盛んに行われていました。祭りでは、全長13.5メートルのナガス鯨の模型を用いて勇壮な古式捕鯨(こしきほげい)の様子を再現します。
問い合わせ
通公民館 電話:0837-28-0008

上関町 第19回上関水軍まつり

水軍太鼓
日時
7月25日(土曜日) 13時から
場所
上関(かみのせき)大橋周辺
内容
昼は、高速船によるクルージング(無料・7月15日までに事前申し込みが必要)、魚のつかみ捕り(先着70人・参加対象に制限があり)が行われます。夜は、上関小学校による水軍太鼓や演歌歌手・島倉千代子(しまくら ちよこ)のオンステージなど、さまざまなステージイベントが行われ、祭りの最後には約4,000発の花火が打ち上げられます。
問い合わせ
上関水軍まつり実行委員会 電話:0820-62-0177

周南市 徳山夏まつり

みこし練り歩き競演
日時
7月25日(土曜日) 17時から
場所
JR徳山駅周辺
内容
市内の各企業や商店街などの団体が、趣向を凝らした神輿(みこし)を担いで駅周辺を練り歩く雄大な夏祭りです。祭りは平和通り、中心商店街一帯で行われ、特設ステージではバルーンマジックショーや猿回しなどさまざまなイベントが開催されます。また7月18日、25日、8月1日にはおばけ屋敷や土曜夜市縁日が行われます。
問い合わせ
徳山商工会議所 電話:0834-31-3000

宇部市 第55回宇部市花火大会

宇部市花火大会
日時
7月25日(土曜日) 20時から
場所
宇部港
内容
大迫力の連続打ち上げ花火や、花火の打ち上げとバックに流れる音楽がきれいにシンクロする「音楽花火」が名物です。今年は第55回を記念して、大会史上最多の13,000発の花火が打ち上げられ、宇部港の夜空を盛大に彩ります。
問い合わせ
宇部市花火大会実行委員会 電話:0836-31-0251

下関市 下関海響マラソン2009参加者募集

下関海響マラソン
写真提供:山口新聞社
期日
11月8日(日曜日)
場所
[スタート、ゴール] 海峡メッセ下関
内容
日本で唯一「瀬戸内海」と「日本海」の2つの海沿いを走る、国内屈指のシーサイドコースです。種目は、マラソン、5キロメートル、2キロメートルがあり、定員、参加料などが種目別に設定されています。
また、「山口ふるさと大使」で元プロ野球選手・宮本和知(みやもと かずとも)さんが招待選手として参加予定です。
定員
[マラソン] 7,000人
[5キロメートル] 1,000人
[2キロメートル] 1,000人
※いずれも先着順。
参加料
[マラソン] 5,000円
[5キロメートル] 一般の部:3,000円、高校の部:2,000円
[2キロメートル] 1,000円
申し込み締め切り
9月18日(金曜日)(定員になり次第受付終了)
問い合わせ
下関海響マラソン実行委員会 電話:083-231-2729

岩国市 中村紘子デビュー50周年記念 ピアノリサイタル県立施設情報

中村紘子 ©尾形正茂
中村紘子
©尾形正茂
日時
10月25日(日曜日) 15時開演
場所
シンフォニア岩国
料金
S席5,000円、A席4,500円、A席学生1,500円
前売り券発売
7月17日(金曜日) 10時から
内容
国内外で3,500回を超える演奏会をこなし、昨年は紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受章した日本人ピアニスト・中村紘子(なかむら ひろこ)さんのピアノリサイタルです。今年デビュー50周年を迎え、ますます円熟味を深める演奏にご期待ください。
問い合わせ
シンフォニア岩国 電話:0827-29-1600

 ご紹介した以外にも、たくさんのイベントが県内で行われています。
 その他のイベント情報は、下記のリンクをご覧ください。


おもしろ山口学

花押に秘められた物語

大内持世の花押(県文書館蔵)
大内持世の花押
(県文書館蔵)
足利義教の花押(県文書館蔵)
足利義教の花押
(県文書館蔵)

 平安時代半ばから江戸時代にかけて、手紙や公的文書には、署名の下に「花押(かおう)」が記されていました(写真参照)。現代のサインといえる花押は、名前の一部などを図案化・文様化したものです。しかし、単にサインというだけでなく、そこからさまざまな物語が読み取れることがあります。
 花押は本人が書いたことを証明するもので、模倣されないことを意識して作られました。そのため、署名がなくとも、花押があれば書いた「人」を推定できます。一般的に同一人物でも政治的な立場が変わると花押も変わることもあることから、書かれた「年代」を推定する有効な決め手ともなります。
 また、花押は本人の家の始祖や中興の祖、主君の花押をまねることが多く、そこからはその人にあやかりたいという「意識」がうかがえます。さらに、花押から「権力者とのつながり」も見えてきます。室町時代、山口を拠点とした守護大名・大内(おおうち)氏の花押は、将軍・足利(あしかが)氏の花押を手本としています。なかでも、大内持世(もちよ)の花押は、よく似ていました。大内持世は、将軍・足利義教(よしのり)の支援により当主の座に就いた人物。将軍とのつながりの深さは皮肉にも大内持世の運命を左右します。1441(嘉吉(かきつ)元)年、足利義教は宴の最中に暗殺されるのですが、そのとき大内持世も同席していて重傷を負い、それがもとで亡くなるのです。
 そのほか、花押は「心身の状態」を知る手掛かりにもなります。戦国大名・毛利元就(もうり もとなり)の手紙には、別人が書いたのかと思うほど、なぜか弱々しい、乱れた花押が書かれたものがあります。その理由は「歯が痛くて臥(ふ)せている」と書かれた一文にあり、元就が痛くて寝たまま書いたためか、乱れた花押からは痛々しいほどの心身の状態が浮かび上がります。
 人名・年代を推定する有効な決め手だけでなく、意識、権力者とのつながり、心身の状態を知る手掛かりにもなる花押。そこには、さまざまな物語が秘められているのです。




「山口ふるさと大使」に聞きました

 山口県では、県外で活躍中の山口県にゆかりのある方に、「山口ふるさと大使」へ就任いただき、全国に向けた、山口県のさまざまな魅力のPRにご協力いただいています。
 毎月、第2週目の配信号で、「山口ふるさと大使」に山口県への思いなどをお聞きしています。

第2回 あさみ ちゆきさん

あさみ ちゆきさん

 あさみさんは、山口県光市出身(昭和53年生まれ)。県立柳井商業高等学校(現・県立柳井商工高等学校)卒業後、歌手を目指して東京へ。2001(平成13)年から井の頭(いのかしら)公園で歌い始め、2003(平成15)年に『紙ふうせん』でデビュー。2007(平成19)年には、「第49回日本レコード大賞・日本作曲家協会奨励賞」を受賞。2008(平成20)年には、「第41回日本有線大賞・有線音楽賞」を受賞するなど、若手歌謡曲・演歌歌手として注目されています。


あさみさんの芸名は光市の海からきているそうですね?その由来を教えてください。

室積の風景
[あさみさん]
「あさみちゆき」って、漢字だと「朝海智幸」って書くんです。実家がある室積(むろづみ)の朝の海はいつもキラキラしていて。それが忘れられず、芸名を「朝海」としたんです。「智幸」は、わたしが小学校6年生のとき病気で亡くなった兄の名前「ともゆき」からきているんです。兄にも夢がいっぱいあっただろうし、兄の分まで夢をかなえてあげたくて、兄の名前をもらって読み方を変え、「ちゆき」としたんです。


歌手になろうと思われたのはいつごろですか?

[あさみさん]
高校1年生のときです。大和町(現在は光市)であったNHKのど自慢でチャンピオンになり、全国大会に出場したんです。きっと賞をもらえる!と思っていたら、もらえなくて。それが悔しくて、絶対歌手になるって、そのとき決めたんです。

そのとき賞を逃したからこそ、今があるんですね!あさみさんといえば「井の頭公園の歌姫」として知られています。なぜ井の頭公園で歌うようになったんですか?

[あさみさん]
東京に出て5年ぐらいたってもチャンスがなく、ポップスのバンドを組んでデビューを目指した時期もあったんですが、自分の中で何か違うなと思うようになったんです。あるときメンバーに「歌謡曲、歌ってもいい?」って頼んで歌ってみたら、「ああ、やっぱりわたしは演歌、歌謡曲なんだ!」と。それでバンドを辞めさせてもらって、それからオーディションを幾つも受けたんです。でも、ことごとく落ちて「わたしには才能がない。もう光市に帰ろう…」。そう思い始めたころ、まちで誰も聴いていないのに、すごく楽しそうに歌っているストリート・ミュージシャンに出会ったんです。「そうだ。音楽って自分が楽しまないと人に伝わらないんだ!わたしもやってみよう!」と、あちこち探して、井の頭公園なら幅広い年齢層の方がおられて、ゆっくり時間が流れていて、演歌・歌謡曲を受け入れてもらえそうだと思い、そこで歌い始めたんです。

そうだったんですか!ところで、今年5月、持ち歌「情島(なさけじま)物語(※)」の題材となった山口県周防大島町の離島・情島へ、ファンの皆さんと行かれたそうですね?

情島ツアー
[あさみさん]
はい!本当に歌詞の通りの素敵な島でした!島の皆さん、すごく優しくて、笑顔も素敵で、久しぶりにゆったりした気持ちになれました。


周防大島町は情島物語の作詞家である星野哲郎(ほしの てつろう)さんのふるさと。「星野哲郎記念館」へも行かれて、記念館の庭で歌われたそうですね?

星野哲郎記念館外観
[あさみさん]
はい!星野先生は、わたしが高校生のころ出場した素人参加の歌番組に出演しておられて、「こういう子が歌手になれるといいね」って言ってくださったんです。そのとき歌ったのは先生の曲。そんなご縁もあって今回、とてもいい思い出になりました!


他県の皆さんに知ってほしい山口県のことというと何ですか?

はなっこりー
[あさみさん]
県道のガードレールが黄色っていうことです!(笑)。全国各地のコンサートでわたしがそのことを話すと、皆さん、びっくりされるんですよね。わたし自身、それが山口県独自のものだと気付いたのは、東京に出てから。「山口ふるさと大使」に就任させていただいいてから、その由来を調べてみて、1963(昭和38)年の山口国体開催に当たって、山口県で何か特色のあるものをということから、県道のガードレールを県特産の「夏みかん」の黄色にすることになった、と知ったんです!ほかにもわたしが山口を離れた後に誕生した山口県オリジナル野菜「はなっこりー」のことを知り、全国各地でお話をしているんですが、実はわたし、まだ食べたことがなくて…(笑)。


うーん、それはなんとかしなくては…(笑)。最後に、山口ふるさと大使として今後の抱負やメッセージをお願いします!

[あさみさん]
山口のいいところ、山口のおいしいものとか、いろんなことをもっと勉強して、また、山口の皆さんのあったかい人柄も全国の皆さんに伝えていこうと思っています。今年は県内各地での催し物に出演させていただく機会がありますので、よろしければぜひお越しください。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

※シングルCD「鮨屋(すしや)で…」に収録(昨年12月に発売)




トピックス・お知らせ

県職員を募集しています!

イラスト

 下記の県職員採用試験の受験申し込みを受け付けています。

短大・高校卒業程度・医療系職種試験
[試験職種]
小・中学校栄養士、事務、診療放射線技師など8職種
[採用予定人数合計] 18人程度
[受付期間]8月28日(金曜日)まで(当日消印有効)
※受験資格など、詳しくは県ホームページに掲載している受験案内をご覧ください。
警察官(男性)(女性)採用(B)試験
[試験区分] 警察官(男性)(B)、警察官(女性)(B)
[採用予定人数] 警察官(男性)(B) 49人程度
警察官(女性)(B) 7人程度
[受付期間] 8月28日(金曜日)まで(当日消印有効)
※受験資格など、詳しくは県ホームページに掲載している受験案内をご覧ください。
身体障害者を対象とした採用選考
[選考職種] 事務
[採用予定人数] 3人程度
[受付期間] 9月4日(金曜日)まで(当日消印有効)
※受験資格など詳しくは県ホームページに掲載している受験案内をご覧ください。
問い合わせ
県人事委員会事務局 電話:083-933-4474
Eメール:shiken@pref.yamaguchi.lg.jp

「タネたねワールド探検隊」を開催

世界最大の松ぼっくり・ナガミマツ

 植物の一生のスタートである種(たね)と、そのゴールである実にスポットを当て、形や大きさの多様性、仕組みの巧妙さなどを紹介し、植物の不思議や自然の大切さを考える企画展を開催します。

期間
7月24日(金曜日)から8月23日(日曜日)まで
場所
県立山口博物館
開館時間
9時から16時30分まで(入館は16時まで)
休館日
毎週月曜日
料金
一般600円、学生400円
※18歳以下・70歳以上の方および高等学校・中等教育学校・特別支援学校の生徒は無料
問い合わせ
県立山口博物館 電話:083-922-0294
プレゼントのお知らせ
「タネたねワールド探検隊」の招待券をペアで5組の方にプレゼントします。申し込み締め切りは7月16日(木曜日)です。皆さん奮ってご応募ください。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。
ご応募はこちらから

その他のトピックス・お知らせ

いいもん山口

みずみずしくしっかりとした食感!「山口県産ナシ」

ナシ

 山口県産のナシは明治時代に美祢市(旧秋芳町)で栽培されたのが始まりといわれています。旧秋芳町にある樹齢100年を越す古木は「長寿梨」と呼ばれ、今も収穫時期においしい実をつけています。毎年8月中旬から赤ナシの「幸水」が収穫され、下旬からは「二十世紀」に代表される青ナシの収穫が始まります。一つ一つ丁寧に栽培された山口県産のナシは、全国から贈答品やお取り寄せ品としても重宝されています。


 次号では、「山口県産ナシ」が当たる読者アンケートを行います。お楽しみに!

[外郎読者プレゼント]

 6月26日号で実施した読者クイズに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者は、次回配信の「山口きらめーる」でお知らせします。

編集室からのメッセージ

 特集で紹介した美祢市の秋芳洞(あきよしどう)の内部は、鍾乳石(しょうにゅうせき)等の洞窟生成物で天井や壁面などが飾られ、とても神秘的です。今回の「『山口ふるさと大使』に聞きました」でご紹介したあさみちゆきさんも、5月に山口県に来られた際に立ち寄られたとか。また、洞内の温度は夏でも17度と涼しく、暑い時期にピッタリのお出かけスポットです。ぜひ開洞100周年を迎えるこの機会にお越しください。

 次回の配信は、7月24日です。