2009年6月26日Vol.168 山口県広報広聴課

山口県発信!これに注目!

 山口県では、「住み良さ日本一の元気県」の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めています。そうした取り組みの中から特徴あるものを取り上げ、毎月第4週目の配信号で、県の担当者が紹介していきます。

身近なところから地球温暖化対策 -緑のカーテン-:県環境政策課

緑のカーテン
注目

 「緑のカーテン」ってご存じですか?アサガオやニガウリなど、つる性の植物を茂らせ、窓を覆って夏の日差しを和らげる自然のカーテンのことです。山口県では、ここ最近、この緑のカーテンをあちらこちらで見掛けるようになりました。一体なぜなのでしょう? 今回は緑のカーテンに注目して、県環境政策課の林宏美(はやし ひろみ)さんに話を聞きました。


最近、緑のカーテンを作っているご家庭やお店をよく見掛けますが・・・?

林 宏美さん
[林さん]
はい。県では、地球温暖化の主な原因となっている二酸化炭素(CO2)の発生を抑えようと、昨年から「CO2削減県民運動」を展開しています。その一つとして「緑のカーテン県内一斉キャンペーン」を行い、昨年は家庭や事業所も含めて18,426施設などに参加いただきました。緑のカーテンには、夏の日差しを和らげ、室温を約3度下げる効果があるので、冷房の使用を少なくすることができ、CO2の発生が抑えられます。昨年は「スイカで緑のカーテンを作った」という声もあったんですよ!

なるほど、それでよく見掛けるんですね。しかも、スイカで緑のカーテンとは?!ちゃんと食べられる実がなったのか、気になります(笑)。緑のカーテンづくりには、何かコツがありますか?

[林さん]
はい。葉を大きく茂らせたり、縦にばかり伸びないようにしたりすることです。緑のカーテンのつくりかたを県のホームページで紹介していますので、ぜひご覧ください!

緑のカーテンづくりは、CO2削減県民運動の一つとのことですが、山口県のCO2排出量は増えているんですか?

[林さん]
2006(平成18)年度と2004(平成16)年度とで比べると、山口県のCO2の排出量は減少しています。しかし、これを排出源ごとに見ると、工場や事務所、病院、ホテルなど事業所では減少傾向にあるのですが、一般家庭では増えています。


えっ?家庭では増えている…?ショックですね…。

[林さん]
ええ。ですが、地球温暖化は、家庭だけの問題ではありません。そこで、県では、県民の皆さん、事業者、行政などが連携・協働してこの問題に取り組もうと「CO2削減県民運動」を始めました。昨年は、こうした取り組みによって、9,281トンのCO2削減効果を上げることができました。


CO2削減県民運動では、緑のカーテン以外にどんなことを呼び掛けているんですか?

ノーマイカーデーの通勤風景
[林さん]
今年は、緑のカーテンのほか二つの取り組みに力を入れてキャンペーンをしています。一つは、買い物など外出時には徒歩、自転車、バスなどを利用しようという「ノーマイカー」。もう一つは、20時から22時の間、家族が一部屋に集まって、ほかの部屋は消灯しようという「ライトダウン」です。


どれも簡単にできそうですね。

地球温暖化防止取組ガイド2009
[林さん]
ほかにも、『県民の皆さんの地球温暖化防止取組ガイド2009』というパンフレットを作成しました。これは、ご家庭で一年を通じて実践しやすい地球温暖化防止の取り組みなどを、カレンダー形式で紹介したものです。「くるまがえろうすいちょるのー(※)」など、山口県の方言が取り入れられているので、県外の皆さんも方言の面白さを楽しんでいただけると思います。ぜひ、身近なところから地球温暖化対策に取り組んでみてくださいね!

※ 山口県の方言で「車がとても少ないね」という意味。