2009年6月12日Vol.167 山口県広報広聴課

お出かけガイド ※天候状況など、都合により日程が変更・中止になる場合があります。

花と郷愁のひとときを。重源の郷「菖蒲あじさいまつり」

重源の郷のショウブ

 郷愁を誘う風景に包まれて花とともに過ごすひとときはいかがですか。山口市徳地(とくぢ)にある「重源の郷(ちょうげんのさと)」では、6月28日(日曜日)まで「菖蒲(しょうぶ)あじさいまつり」が開催されています。
 徳地は、源平の争乱で焼失した奈良の東大寺の再建を担った僧・重源が、その用材を調達するために訪れた地です。重源は大木を切り出す陣頭指揮を務めた人ですが、人々の疲れを癒やす石風呂なども造ったことから、地域の人々に慕われ、今も徳地には、重源ゆかりの史跡が数多く残っています。そうした徳地の歴史・文化と自然を生かした体験交流公園として1998(平成10)年にオープンしたのが「重源の郷」です。
 重源の郷には、かやぶき屋根の民家や水車など、昭和初期の山村風景が再現され、初夏には、約4,000株のハナショウブと約5,000株のアジサイが華やぎを添えます。「菖蒲あじさいまつり」期間中の土曜日・日曜日には、「ふるさと屋台」が設けられて、そうめん流しなどを楽しめるほか、釣り堀で釣ったニジマスを炭火焼きにして食べることもできます。
 また、イベント期間に関係なく、紙すきや、あい染め、そば打ちなども体験でき、郷内の徳地文化伝承館では重源の足跡をたどることもできます。
 花々に囲まれた里山で、心と体がリフレッシュできるひとときをどうぞ。

期間
6月28日(日曜日)まで
場所
重源の郷
定休日
毎週水曜日
入郷料
大人500円、子ども300円
問い合わせ
重源の郷 電話:0835-52-1250

ピックアップ

下関市 アフリカの仮面と美術-生命と創造の大地-

イボ族「アボゴ・ムオ マスク」木に着彩 ナイジェリア  19世紀末©アフリカンアートミュージアム
イボ族「アボゴ・ムオ マスク」木に着彩
ナイジェリア 19世紀末
©アフリカンアートミュージアム
期間
7月5日(日曜日)まで
場所
下関市立美術館
開館時間
9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
休館日
毎週月曜日
料金
一般900円、大学生700円
※18歳以下・70歳以上無料
内容
ピカソなどヨーロッパの美術家に大きな影響を与えた、アフリカ美術の紹介です。西アフリカを中心とした地域のさまざまな民族が制作した仮面、彫刻、装身具など約120点が展示されており、創造性あふれるアフリカ美術に接するまたとない機会となっています。
問い合わせ
下関市立美術館 電話:083-245-4131

光市 あじさい祭り

あじさい苑の斜面一面のアジサイ
日時
6月14日(日曜日) 9時30分から15時まで
※アジサイの見ごろは6月中旬から下旬の予想です。
場所
光スポーツ公園
内容
光スポーツ公園内にある「あじさい苑(えん)」では、斜面を覆い尽くした約30種類15,000株のアジサイが楽しめます。祭りでは、アジサイ苗の無料配布や野だてなどが行われます。また、6月中、毎日21時まで、苑内が夜間ライトアップされます。
問い合わせ
光市都市整備課 電話:0833-72-1400

長門市 みすみハーブを愉(たの)しむ日

昨年のハーブ園スケッチの様子
日時
6月14日(日曜日) 10時から15時まで
場所
香月泰男美術館周辺
内容
美術館横のハーブ園には、ラベンダーやレモングラスなど約80種類のハーブが植えられており、初夏にはたくさんの花とともに香りを楽しめます。イベントでは、ハーブの摘み取りやスケッチ大会のほか、ハーブカフェやハーブグッズの販売などが行われます。
問い合わせ
長門市商工観光課 電話:0837-23-1137

防府市 あじさいまつり・花供養

阿弥陀寺仁王門とアジサイ
日時
6月21日(日曜日) 8時30分から16時まで
※アジサイの見ごろは6月中旬から7月上旬の予想です。
場所
阿弥陀寺(あみだじ)
入山料
200円、中学生以下無料
内容
東大寺別院周防(すおう)阿弥陀寺は、東大寺の再建に尽力した僧・重源が、1187(文治3)年に建立しました。境内には、約80種類4,000株のアジサイが植えられており、「あじさい寺」としても知られています。祭りでは、あじさいグッズの販売やお茶会などのほか、花の命をいとおしむ花供養も行われます。
問い合わせ
防府市観光協会 電話:0835-25-2148

山陽小野田市 第13回あじさいまつり

江汐公園のアジサイ
日時
6月21日(日曜日) 10時から15時まで
※アジサイの見ごろは6月下旬から7月上旬の予想です。
場所
江汐(えじお)公園
内容
江汐公園の「あじさい園」では、34種類約4,000株のアジサイが見られます。祭りでは、アジサイの苗が当たる抽選会や苗木の販売が行われるほか、茶席が設けられます。
問い合わせ
山陽小野田市都市計画課 電話:0836-82-1163

長門市 喜多流長門能県立施設情報

松風 シテ 塩津哲生(しおつあきお) 撮影 三上文規(みかみふみのり)
松風 シテ 塩津哲生(しおつあきお) 撮影 三上文規(みかみふみのり)
日時
6月21日(日曜日) 14時開演
場所
ルネッサながと
料金
全席指定 S席6,500円、A席5,000円
内容
仕舞(しまい)、狂言、能の三部構成で、洗練された幽玄の美の世界をお届けします。仕舞とは能のハイライトを能面を付けずに舞うもので、今回は「半蔀(はじとみ)」「山姥(やまんば)」が、狂言では「寝音曲(ねおんぎょく)」が、能では「松風(まつかぜ)」が演じられます。
問い合わせ
ルネッサながと 電話:0837-26-6001

 ご紹介した以外にも、たくさんのイベントが県内で行われています。
 その他のイベント情報は、下記のリンクをご覧ください。


近県情報

広島県廿日市市 厳島弁財天大祭

大願寺
日時
6月17日(水曜日) 8時から
場所
大願寺(だいがんじ)
内容
大願寺は、明治時代の神仏分離令まで厳島(いつくしま)神社などの修理造営を行っていた由緒ある寺です。このつながりにより、厳島神社で市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と同一視され祭られていた弁財天が、神仏分離令の後、大願寺に移されました。年に一度、この日に弁財天が開帳されます。
問い合わせ
宮島観光協会 電話:0829-44-2011

山口県は、下記の協議会に参加し、広域連携による観光振興を行っています。

おもしろ山口学

絵図を作った男たち -萩藩絵図方の挑戦- 絵図づくりに心血を注いだ有馬喜惣太

有馬喜惣太「防長土図」明和4年(1767) 山口博物館蔵
有馬喜惣太「防長土図」1767年
山口博物館蔵
※クリックで拡大します

 今年、開館50周年を迎える県文書館の貴重な所蔵品である、萩藩絵図方(えずかた)が作成した「地下上申(じげじょうしん)絵図」。その製作者の一人に、有馬喜惣太(ありま きそうた)という人がいました。
 絵図方には、絵図の製作を家業として代々仕えた藩士と、個人の技能が認められて雇われた人がおり、喜惣太は後者になります。彼は萩藩御用絵師の雲谷(うんこく)派に絵を学び、その才能を見込まれて1722(享保7)年、絵図方に雇われました。彼は、地下上申絵図の製作にかかわる中で、藩内の町や村、山野を巡り、次第に地理に精通していき、また、地図製作の腕も磨いていきます。
 喜惣太は、ほかにも、藩主が藩内を巡視する道筋とその景観を美しい色彩で描き上げた「御国廻御行程記(おくにまわりおんこうていき)」(1742(寛保2)年)など、数々の優れた絵図を製作します。こうした仕事が認められ、1762(宝暦12)年に喜惣太のために設けられた「郡方地理図師(こおりかたちりずし)」として藩士に登用されました。この職は、有馬家の家業として引き継がれていきます。
 喜惣太の代表作には、国指定重要文化財の「防長土図(ぼうちょうどず)」(1767(明和4)年、県立山口博物館蔵)があります。「防長土図」は周防国(すおうのくに)・長門国(ながとのくに)の地形模型で、17パーツの本土と122個の島とで構成されていました。この模型地図は、粘土で土台となる型を作り、その上に和紙を張り重ねて乾燥した後、型を抜き取って作ったものと思われ、山や平野、耕地などはそれぞれに彩色され、集落や神社、寺院などは記号で記されています。組み立てると南北最大3メートル、東西最大5メートルにも及ぶ、これほど巨大な地形模型は全国的にも例がありません。
 萩藩だけでなく全国的に見ても、喜惣太は、江戸時代を代表する絵図製作者の一人といえるでしょう。




「山口ふるさと大使」に聞きました

 山口県では、県外で活躍中の山口県にゆかりのある方に、「山口ふるさと大使」へ就任いただき、全国に向けた、山口県のさまざまな魅力のPRにご協力いただいています。
 今回から毎月、第2週目の配信号で、「山口ふるさと大使」に山口県への思いをお聞きしていきます。

第1回 松村邦洋(まつむら くにひろ)さん

松村邦洋さん

 今回は、松村邦洋さんにお聞きしました。
 松村さんは、1967(昭和42)年、山口県熊毛郡田布施町(たぶせちょう)生まれ。県立田布施農業高校卒業後、大学在学中にアルバイトをしていたテレビ局で片岡鶴太郎(かたおか つるたろう)氏にものまねを認められ、芸能界入り。バラエティーやテレビドラマ、映画、ラジオなどで活躍中です。似顔絵も得意で、似顔絵展も開催されています。


今年3月、「東京マラソン2009」で一時意識不明になられたと知り、とても心配しました。

[松村さん]
ご心配をおかけしました!今、体はすっかり良くなりました。やはり健康が大事だと痛感しました。

県外広報誌『ひとごこち山口2009春夏号』の取材で「宇部・山陽小野田・美祢市の産業観光バスツアー」を体験していただき、ありがとうございました!何が印象に残っていますか?

画面後方が取材先工場の敷地内の大きな橋
[松村さん]
宇部では、石炭が掘り尽くされる前に次のことを考えて新しいことに投資していったという話が印象に残りましたね。幕末の歴史と石炭とが関係していたことも面白かったです。また、取材先工場の敷地内に、大島大橋(周防大島町―柳井市)に似た大きな橋があったのには驚きました。たくさんの人に産業観光バスツアーに参加してほしいですね!

松村さんは高校卒業まで山口県で過ごされたそうですね。思い出深い場所はどこですか?

「コバルトライン」から見下ろす象鼻ケ岬
[松村さん]
田布施町麻里府(まりふ)の海や光市の室積(むろづみ)海水浴場へ自転車でよく遊びに行きましたね。室積は特に海がきれいだし、魚を捕ったり、貝掘り(潮干狩り)をしたり…。田布施町馬島(うましま)でキャンプをしたこともあります。僕の家から近い、光市の千坊山(せんぼうざん)と大峯山(おおみねざん)を結ぶ『コバルトライン』へもよく行きました。そこから見下ろす象鼻ヶ岬(ぞうびがさき)の風景は、とてもきれいなんですよ!

野球ファンとして知られる松村さん。自身も高校時代、軟式野球をされていましたよね。今年3月防府市で、歌手の山本譲二(やまもと じょうじ)さん(下関市出身)が率いる社会人野球クラブチーム「山口きららマウントG」の試合に、応援団長として駆け付けられたそうですね?

[松村さん]
ええ!僕は9回に代打として打席に立たせてもらったんです。ファウルを8球も打って粘り、とうとうヒットで出塁!すると、みんなが『松村をホームに戻せ!』って言ってくれて、普通なら僕の代わりにピンチランナーを出すところ、それをせず、その後ヒットでつなげてくれて、僕はホームに帰ってこられたんですよ。もう最高でした!

松村さんは広島カープで活躍した故津田恒美(つだ つねみ)投手のファンだったそうですね?津田選手の母校、周南市にある県立南陽工業高等学校が今春「選抜高校野球大会」でベスト8入りしました!

[松村さん]
そのとき僕は入院中だったんですが、2回戦のPL学園との対戦は前の日からワクワクして…。9回までノーヒットに抑えられていましたが、みんな、最後まであきらめず、勝ってくれたのがうれしくて。ああ、生き返って良かったなあ!と思いました。

野球といえば去年のおおいた国体では、山口県の軟式野球チームが延長21回で東京のチームを破る熱戦を繰り広げました。2011(平成23)年には、山口県で国体が開催されるんですよ。

[松村さん]
先日、宮本和知(みやもと かずとも)さん(下関市出身。元読売巨人軍の投手)と食事をしたときに、やまぐち国体のことが話に出ました。頑張ってほしいですね!


他県の皆さんに知ってほしい、お薦めしたい山口県のことというと何ですか?

池と緑に囲まれた瑠璃光寺五重塔
[松村さん]
まず山口市にある瑠璃光寺五重塔(るりこうじごじゅうのとう)ですね。あの五重塔は足利義満(あしかが よしみつ)と戦って亡くなった大内義弘(おおうち よしひろ)を弔うために建てられた供養塔だと僕は最近知って、すごいなあと…。ぜひそのことを知ってほしいですね。大内氏といえば、自分たちは百済(くだら。現在の韓国)国の王子・琳聖太子(りんしょうたいし)の子孫だと言っていたとか。本当かどうか分かりませんが、そういう歴史も面白いですね。ほかにも平家滅亡の舞台となった関門海峡、萩市の松下村塾(しょうかそんじゅく)など、山口県には見どころがたくさんあるので、ぜひ観光してほしいです!


山口ふるさと大使として今後の抱負やメッセージをお願いします!

[松村さん]
僕は地元に帰って地元の人たちと話すと、心がリフレッシュできるんです。東京でも、山口県出身の人たちと定期的に集まっているんですよ。今後も山口ふるさと大使として全国に山口県をPRしていきます。全国の皆さん、山口はいいところなので、ぜひ遊びに来てください!




トピックス・お知らせ

県立病院の助産師および看護師の選考試験を実施

イラスト

 県立病院に勤務する助産師(県立総合医療センター)および看護師(県立総合医療センター、県立こころの医療センター)の平成21年度選考試験の受験申し込みを受け付けています。

採用予定人数
助産師 3人程度
看護師 30人程度
受付期間
7月17日(金曜日)まで(当日消印有効)
※詳しくは、県ホームページに掲載している受験案内をご覧ください。
問い合わせ
県医務保険課 電話:083-933-2910

県立大学職員採用試験を実施

県立大学外観

 平成21年度公立大学法人山口県立大学職員採用試験の受験申し込みを受け付けています。

試験区分
事務(グループリーダー等)、事務(一般)
採用予定人数
事務(グループリーダー等):職務経験15年以上 2人程度
事務(一般):職務経験5年以上 2人程度
新規学卒者等 2人程度
受付期間
6月26日(金曜日)まで(当日消印有効)
※詳しくは、山口県立大学のホームページに掲載している受験案内をご覧ください。
問い合わせ
公立大学法人山口県立大学 電話:083-928-3417

その他のトピックス・お知らせ

いいもん山口

室町時代から伝わる、山口県の銘菓「外郎」

外郎
※画像はイメージです。

 山口県の外郎(ういろう)は、ぷるんとした口当たりとあっさりした後味が特長で、土産物や茶席の菓子として親しまれています。主原料にわらび粉やくず粉など地下茎のでんぷんを使用し、あずきあんなどと混ぜて蒸し上げます。現在では、抹茶や豆を加えたもの、ユズや梅などの風味のもの、一口サイズから大ぶりの大きさのものまで、さまざまなものがあります。


 次号では、平成20年度山口県特産品振興奨励賞を受賞した「外郎 おいでませ」が当たる読者アンケートを行います。お楽しみに!

[さざえうに読者プレゼント]

 5月22日号で実施した読者クイズに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者は、次回配信の「山口きらめーる」でお知らせします。

編集室からのメッセージ

 新コーナー「『山口ふるさと大使』に聞きました」はいかがでしたか?松村邦洋さんのコメントにあった光市の室積海水浴場は美しい自然海岸で、環境省の快水(かいすい)浴場百選にも選ばれています。
 この「『山口ふるさと大使』に聞きました」は毎月第2週にお届けします。また、次回のvol.168では、読者の皆さんにぜひ知っていただきたい県の取り組みを紹介する「山口県発信!これに注目!」(毎月第4週)が始まりますので、こちらもご期待ください。

 次回の配信は、6月26日です。

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