コンテンツ2009年2月27日Vol.160 山口県広報広聴課

アルコール漬けウニの発祥地

瓶詰めウニ
瓶詰めウニ
  三方を海に開かれた山口県は海の幸の宝庫。餌となる海藻が豊富なことから、良質のウニが水揚げされることで知られています。ウニは生で食べるのが一番ですが、日持ちしないのが弱みです。そこで、江戸時代に、藩主に献上するため日持ちする塩漬けウニが考案され、明治時代に入ると、さらに日持ちするアルコール漬けウニが誕生しました。この誕生は、下関市での偶然の出来事からと伝えられています。
 響灘(ひびきなだ)に浮かぶ六連島(むつれじま)にある西教寺(さいきょうじ)の蓬山(ほうざん)和尚が、英国人の船員と酒を酌み交わしていたとき、誤ってウニの小鉢に酒をこぼしてしまいました。そのまま口に含んだときの意外なおいしさに驚いたことからアルコール漬けウニが誕生したといわれています。同島でウニの加工業を営んでいた城戸久七(きど きゅうひち)が研究・改良を重ね、アルコールによるウニの保存・加工方法を完成させました。アルコールには強い殺菌効果があると同時に、身くずれを防ぐ効果があります。当時は焼酎を使用していたようですが、その後、純度の高いエチルアルコールが使用されるようになり、加工技術の向上も伴って品質の安定が確保され、長期の保存が可能となり、下関のアルコール漬けウニは全国的にも知られるようになりました。
 山口県の瓶詰めウニ(アルコール漬けウニ、塩ウニ)の生産量は、全国の約4割(山口県うに協同組合調べ)を占めています。2007(平成19)年には、下関市および北浦(※1)地域で製造された加工ウニが、「下関うに」「北浦うに」として地域団体商標(※2)に登録され、フグなどと並ぶ本県の代表的な水産ブランドとして出荷されています。
  • ※1 山口県北西部日本海側
  • ※2 地域名と商品などの名称を組み合わせた商標について、事業協同組合等の団体による登録を認める特許庁の制度。


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