コンテンツ2008年7月11日Vol.145 山口県広報広聴課

県庁職場訪問-ちえみとゆかりのおじゃまします-

県十種ヶ峰青少年野外活動センター[前編]

十種ヶ峰青少年野外活動センター外観
 子どもたちはもうすぐ夏休み。友達と大自然の中、日ごろ味わえない体験をしてみませんか。冒険教育プログラムを取り入れた体験活動が、全国的にも高く評価され人気を集めている、阿東町にある青少年教育施設「県十種ヶ峰(とくさがみね)青少年野外活動センター」におじゃまして、藤村幸生(ふじむら さちお)次長に案内してもらいました。
カズ
[カズ]県十種ヶ峰青少年野外活動センターの中でも、2003(平成15)年にオープンした「とくさがみね森のチャレンジコース」の評判がとてもいいそうですね!
「わらじィ」こと藤村さん
[藤村さん]はい!当センターにはチャレンジ施設、エレメントと言いますが、36種43基を備えた日本最大級のコースがあるんですよ。よかったら、ご案内しましょう!

【屋外にある、とくさがみね森のチャレンジコースへ移動】

ゆかり
[ゆかり]うわぁ、想像以上に大きいんですネ!丸太などが組み合わされた、やぐらのようなものがそびえ立っていますが、これは何ていうんですか?
Jタワー全景
[藤村さん]「Jタワー」といいます。でも、まずは1メートル以下の低いエレメントに挑戦します。こちらは「ジャイアントシーソー」といって、この上にグループのみんな(最大15人)で乗ってバランスをとります(※1)。
ゆかり
[ゆかり]やってみていいですか?おーっ、面白い!!おーっとっと…。
[藤村さん]エレメントには、それぞれに合った物語を設定して課題を与えて挑戦するんですよ。例えば、ここでは「今、船に乗って冒険の旅に出ようとしている。シーソーが地面に触れたら壊れ沈没してしまう。さあ、沈没しないようにみんなで協力し合って出航だ。」というふうに。みんなで、声を掛け合い、協力しながら課題を達成することで、信頼関係をはぐくんでいくのです。
カズ&ゆかり
[カズ][ゆかり]なるほど!!
[藤村さん]グループ内の信頼関係が深まったら、Jタワーのような高いエレメントに挑戦します。Jタワーは、挑戦者がハーネス(安全ベルト)を装着し、ロープ(命綱)をつなぎ、最高12メートルまで登っていくというものです。どうです?やってみませんか?
ゆかり
[ゆかり]あ、あ、あのー、私は高所恐怖症で…。カ、カズさん、どうぞ…。
カズ
[カズ]じゃ、僕が行きましょう!これを装着するんですね。よし、OK!
[藤村さん]ここでは、私たち指導者などが命綱を支える役となり、万一に備えてその後方をグループの仲間3人でしっかり支えます。命を預けるということは仲間を信頼するということ。じゃ、カズさん、準備はいいですか?
Jタワーをすいすい登るカズと命綱を握る藤村さん
カズ
[カズ]準備OK!!目標は一番上まで登ること!じゃ、行きます!
ゆかり
[ゆかり]頑張って!フレーフレー!あれれ…?もうあんな高い頂上に到達したんですかぁ。
[藤村さん]ナイスチャレンジ!さすがケービングクラブ出身!こんなにスルスルっと登った人、いないですよ(笑)。ゆかりさんもどうですか?これは、頂上まで登ればいいというものではないんです。各自が自分に合った目標を決め、その目標に向かってチャレンジする。その目標が達成できたら、さらに一歩踏み出してみる。そんな、一歩でも半歩でも未知の世界へ踏み出す勇気を持つことが大切なんです。
ゆかり
[ゆかり]うーん…。それなら私にもできるかも…。
[藤村さん]高いエレメントのプログラムには、1人で挑戦するもののほか、2人で挑戦するものもあり、そこから得る信頼感や達成感は日常ではなかなか得がたいものだと思います。
カズ
[カズ]うまくできずに泣いたり、けんかしたりする子どもたちもいるのでは?
みんなで協力し合いチャレンジしている様子
[藤村さん]ええ。でも、自分をさらけ出すことはとても大切なこと。自分をさらけ出し本音の話し合いを通してこそ信頼関係が培われるのです。人間関係が希薄になっている今、子どもたちがお互いを励まし、信頼関係を築き合いながら目標に向かって挑んでいくことこそ必要だと思うのです。仮に目標が達成できなくても、なぜできなかったのかをグループで話し合い、何回もチャレンジすることで、思いやりの心、互いに信頼し合う心が高まっていきます。そうしたチャレンジコースの教育効果が注目され、利用団体が年々増えています。(※2)
ゆかり
[ゆかり]すごい!!人気がある理由、分かる気がします。
[藤村さん]エレメントの利用以外にも、当センターを拠点に、8月19日(火曜日)から27日(水曜日)まで中学生・高校生を対象とした8泊9日の「2008心の冒険・サマースクール(中高生クエストプログラム)」を開催します。山の中でテントを張って生活したり、高い山に登ったり、野外料理に挑戦したり、毎日がワクワクドキドキ楽しい挑戦の連続です。興味のある方、ぜひご応募ください!(※3)
  • ※1 各エレメントに挑戦するときは、必ず指導員の立ち合いが必要です。
  • ※2 森のチャレンジコースは、団体で教育活動を行う場合に利用できます。詳しくは当センターへ 電話:083-958-0033
  • ※3 往復はがきで応募 7月14日(月曜日)消印有効。応募者多数の場合、抽選。詳しくは県教育庁社会教育・文化財課地域教育班へ 電話:083-933-4656

次回は、県十種ヶ峰青少年野外活動センターのそのほかの取り組みなどについて紹介します。お楽しみに!



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