コンテンツ2008年5月23日Vol.142 山口県広報広聴課

県庁職場訪問-ちえみとゆかりのおじゃまします-

県立山口図書館[前編]

県立山口図書館 正面 山口市のパークロード沿いにある「県立山口図書館」。今年で開設から105年を迎え、現在、蔵書はおよそ71万冊、山口県に関する資料を7万冊所蔵しています。4月22日には山口県ゆかりの文学資料を展示する「ふるさと山口文学ギャラリー」がオープンしました。図書館のいろんな取り組みについて知りたくて、企画振興課の井関和彦(いせき かずひこ)主任司書の職場におじゃましました!
カズ
[カズ]「ふるさと山口文学ギャラリー」は、どういう経緯でオープンすることになったんですか?
井関さん
[井関さん]一昨年、「第21回国民文化祭・やまぐち2006」の関連行事として山口県出身の文学者の中から13人を取り上げた「ふるさとの文学者13人展」を開催し好評でした。これを継続して山口県の文学をPRしていこうと、このたび、ギャラリーを開設することとしました。
ゆかり
[ゆかり]ギャラリーでは、どんなものが見られるんですか?
ふるさと山口文学ギャラリー
[井関さん]現在、6月29日(日曜日)まで開設記念企画展示「芥川賞・直木賞受賞作家展-山口県出身の作家たち」を開催中です。詳しいことは見ていただきながら、ご説明しましょう!

【「ふるさと山口文学ギャラリー」へ】

ゆかり
[ゆかり]わーっ、すてきな展示スペースができたんですね!
[井関さん]ありがとうございます。ギャラリーには、2つの展示室と書庫も1つあるんですよ。
ゆかり
[ゆかり]へーっ…!芥川賞受賞は斯波四郎(しば しろう)さん、高樹(たかぎ)のぶ子さん。直木賞受賞は古川薫(ふるかわ かおる)さん、伊集院静(いじゅういん しずか)さん、船戸与一(ふなど よいち)さん。山口県出身の芥川賞・直木賞受賞の作家って、5人もおられたんですね!あらためてこうして見ると、すごいなあって感じますね!
直筆原稿
[井関さん]受賞作はもちろん、さまざまな著書、受賞の決定を報道した当時の新聞記事、直筆原稿(一部複製あり)なども展示しているんですよ。
ゆかり
[ゆかり]わーっ、大きな字!迫力あるーっ!万年筆でグイグイ書き進めていく勢いが伝わってきて、直筆原稿って面白いですね!
[井関さん]ええ!作品が生まれていくときの力、創作の瞬間に触れたような思いが味わえます。本の貸し出しもしていますので、展示品に興味を持たれたら、ぜひどうぞ。
ゆかり
[ゆかり]展示品の観賞だけでなく、そのまま本を借りて作品の世界を味わえることができるのは図書館ならではですね!
カズ
[カズ]開設記念のイベントとして、古川薫先生の講演会もあったそうですね?
[井関さん]はい。「小説の中の虚と実」というテーマで講演していただきました。分かりやすく楽しいお話で、会場からは笑い声が起きるほどでした。当館では、もっとたくさんの本を読んでみようと思っていただけるよう、今後も作家の方やその作品と触れ合えるような企画や展示を行って、本と人との出会いの場にできたらと思っているんです。
カズ
[カズ]楽しみですね!ふるさと山口文学ギャラリーの隣は「子ども資料室」なんですね。県立山口図書館には「子ども読書支援センター」というのもあるそうですね?
[井関さん]はい。子どもの読書活動を推進するための県の中心的施設で、特に子どもの読書にかかわっている人のためのサービスに力をいれています。子どもの読書にかかわっている皆さんを対象に読み聞かせ技術の研修や、選書の参考となるように新刊児童書研究会などを行っています。研究会は、毎月第4金曜日に行っているので、育児サークルや読み聞かせのボランティアをしている方など、ぜひご参加ください!
カズ
[カズ]毎週火曜日には、子ども資料室で「2・3歳児のためのおはなし会」も開催しているそうですね?子どもたちの反応はどうですか?
2・3歳児のためのおはなし会
[井関さん]もう夢中になって聞いていますね!会では、読み聞かせに適した本を取り上げ、職員の読み聞かせの技術向上も図っています。でも、技術うんぬんより、家族による読み聞かせは、子どもが本に興味を持つきっかけにつながりやすく、情操教育の面からもとても大事なことなんですよ!
ゆかり
[ゆかり]子ども資料室で今、お薦めの本を教えてください。
[井関さん]県立美術館で5月25日(日曜日)まで開催中の「いわさきちひろ展-ようこそ!ちひろの家へ-」に関連して、いわさきちひろさんの絵本を展示中です。また、「ともだち」がテーマの絵本も展示しています。貸し出しもしていますので、どうぞご利用ください!

県立山口図書館[後編]

県立山口図書館内の様子 県立山口図書館は、県内の市町立図書館を結ぶネットワークの中心的存在としてさまざまなサービスを提供しています。県立山口図書館の特徴や、どのような便利なサービスを行っているのかなどについて、企画振興課の井関和彦(いせき かずひこ)主任司書に聞きました!
ゆかり
[ゆかり]県立山口図書館というと、私は「県民資料室」を利用することが多いんです。郷土資料が充実していますね!そして、その隣の「明治維新資料室」は、維新の志士を数多く輩出した山口県ならでは…って感じます。畳のスペースもあって、面白い資料室ですね!
明治維新資料室の畳スペース
[井関さん]はい!明治維新資料室は1998(平成10)年に開設され、現在、約4,900冊の明治維新に関する資料のうち、約2,900冊が自由に閲覧(えつらん)できます。畳のスペースが設けられているのは、「松下村塾(しょうかそんじゅく)」をイメージしているからなんです。
ゆかり
[ゆかり]やっぱり(笑)!明治維新資料室って、面白そうな本が並んでいて、本のタイトルを見るだけでワクワクしてきます。
図書館で本を探せば
[井関さん]ありがとうございます!インターネットで本を探すと簡単に探し出せるとは思いますが、図書館で本を探せば前後上下にある関連した本を目にすることができ興味が広がると思いますよ。私たち司書の仕事は「本とヒトを結ぶこと」、つまり、いかにマッチングさせるかが大事なんです。
カズ
[カズ]図書館のサービスの「レファレンス・サービス」が、本とヒトを結ぶサービスですね?
[井関さん]はい!レファレンス・サービスとは、調べもののお手伝いをするものです。○○について知りたいが、どうやって調べればいいのか分からない。そんなときなどに、私たち司書に尋ねていただければ、調べるための道筋を考えて「この本に載っているかもしれませんよ」と紹介していきます。2階のカウンターのほか、電話やメールでも受け付けているんですよ。
ゆかり
[ゆかり]えっ!メールでも?知りませんでした。
調査・相談カウンター
[井関さん]山口県に関することは、県外の方からもお受けしているんですよ。先日も他県の図書館を通じて、調査依頼がありました。全国の市町村立図書館でもレファレンス・サービスを行っているので、まずは地元の図書館へお問い合わせください。そこで分からなければ、県立図書館へ問い合わせが回ります。県立図書館でも分からなければ、国立国会図書館に照会します。また専門機関を紹介することもあります。回答を探し出すことを通じて、私たちも勉強になることが多く、興味も広がり楽しいものです。ですから分からないことがあったら、遠慮なく気軽にお尋ねください!
ゆかり
[ゆかり]私は山口市外に住んでいて、探している本が地元の市立図書館にないときは、県立山口図書館のホームページで検索してから借りに来ることがあります。遠いのでたびたびは来られません。でも、昨年4月から本の貸し出し冊数が一人10冊までに増えて、とても助かっています!貸し出し期間は3週間以内でしたね?
[井関さん]はい、そうです。貸し出し期間の延長もできます。その手続きは、以前は当館に本を持ってきていただいて手続きを行っていましたが、山口市外にお住まいの県民の皆さんの利便性を考え、昨年4月から電話で連絡していただき、本に予約が入ってなければ、1回に限り期間延長できるようにしました。また、祝日も開館しているんですよ。
カズ
[カズ]おーっ、それは助かります!他にも、来館しなくても、県立山口図書館の本が、県内の市町立図書館を通して借りられるそうですね。
巡回協力車へ本を搬入
[井関さん]はい!県立山口図書館では、巡回協力車などでお近くの図書館まで届けます。巡回協力車の運行日程が決まっているので、手続きはお早めに。
カズ
[カズ]それから、県立山口図書館の本を市町立図書館で返却もできる※そうですね。
[井関さん]おかげさまで、利用者が年々増えています。なお、市町立図書館を通じて返却するには、あらかじめ借りる際に、手続きを行う必要があるので、ご注意ください
カズ
[カズ]今日は、今まで知らなかった「え!そんなことができるの?」というサービスも知ることができました。これから、山口きらめーるを作成する時に分からないことがあれば、レファレンス・サービスで参考文献などを教えてもらおうかな。
遠隔地利用者返却システム
当システムに参加している市町立図書館45館(2008年4月1日現在)で、県立図書館の本を返却できます。詳しくは県立山口図書館の遠隔地利用者返却システムWEBページをご覧ください。

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