コンテンツ2008年2月22日Vol.136 山口県広報広聴課

県庁職場訪問-ちえみとゆかりのおじゃまします-

県動物愛護センター[前編]

県動物愛護センター外観 家族の一員として、人生のパートナーとして、生活に潤いを与えてくれるペットたち。動物と人間が仲良く暮らしていくために、動物についてよく知り、考えていくための施設があるってご存知ですか?それが山口市陶(すえ)にある「県動物愛護センター」です。どのような仕事をしているのか知りたくて、指導課の木村雅美(きむら まさみ)主任(獣医師)の職場におじゃましました!
ゆかり
[ゆかり]「県動物愛護センター」って、ウサギや子犬などと触れ合えたり、動物に関する図書や遊びながら動物のことを学べるコーナーなどがあって、とっても親しみやすい感じの施設ですね!いつごろできたんですか?
[木村さん]1998(平成10)年に、動物愛護の普及・啓発のため、県が設置しました。
ゆかり
[ゆかり]動物愛護と言いますと…。
木村さん
[木村さん]はい。動物はペットとして飼われるほか、例えば、犬は盲導犬や介助犬など人間の目や耳などとして、また警察犬など仕事の仲間として、重要な役割を果たしています。でも、動物の生態や習性を無視した飼い方をしたり、飼っている動物を自分の都合で捨てたり、傷つけたりするケースがあります。センターでは、人と動物が仲良く暮らせるように、動物のことをもっとよく知ってもらおう、考えてもらおうと「動物ふれあい会」や「しつけ方教室」「子犬や子猫の譲渡会」「動物愛護フェスタ」などを行っています。
ノブ
[ノブ]「動物ふれあい会」とは、どういうものなんですか?
[木村さん]実際に動物に触れて、鼓動やぬくもりを肌で感じることにより、動物への接し方、生命の大切さを学んでいただこうというものです。幼稚園や保育園、小学校などからの申し込みを受けて、ここへ来ていただいたり、ご要望の場所へセンターで飼っている子犬やウサギ、モルモットを連れて行ったりしています。育児サークルや老人ホームからの申し込みもあるんですよ。
ノブ
[ノブ]動物と触れ合った子どもたちは、きっと大喜びでしょうネ!
「動物ふれあい会」の様子
[木村さん]ハイ!初めて挑戦するお子さんもおられ、抱っこの仕方などを聞いたりしながら楽しく触れ合ってもらっています。中には自分の思いどおりに扱おうとして動物に嫌がられ逃げられたり…。動物はおもちゃなどではなく、生きていて意志を持っているんだと感じてもらい、さらに、どうしたら仲良くなれるか考えてもらったりしています。
ノブ
[ノブ]「子犬や子猫の譲渡会」は毎月第4日曜日に行われているんですよね?譲渡されるのは、どんな子犬や子猫なんですか?
「子犬や子猫の譲渡会」を待つ子犬たち
[木村さん]市町や保健所ヘ、やむを得ない事情により引き取って欲しいと持ち込まれる飼い犬や飼い猫、野犬として捕獲される犬の中から、子犬や子猫を中心に譲渡しています。譲渡まで1カ月程度かけて、病気の予防治療を行ったり、来客の方と触れ合わせたり、簡単なしつけを行ったりします。病気にかかっていれば治療が必要ですし、中には人を恐れる子犬や子猫もいるので、いろいろな人と触れ合ってかわいがってもらい、人慣れさせるんです。
ゆかり
[ゆかり]うーん…。そういう事情の子犬や子猫たちだったんですか…。
[木村さん]ええ。引き取り先の見込みがないなら子犬や子猫を生ませないで欲しいし、飼えなくなったからと保健所へ引き渡したりする前に、飼い主として責任を持ってできる限り譲渡先を探して欲しいです。犬や猫が人の暮らす社会に受け入れられて幸せに暮らすためには、責任を持って飼育管理できる飼い主が必要なんです。
ゆかり
[ゆかり]毎回何頭が譲渡されているんですか?
「子犬や子猫の譲渡会」の様子
[木村さん]少ない時もありますが、子犬と子猫合わせて10頭程度です。譲渡会は、犬や猫を取り巻く現状について考えていただく機会としてもとらえていますので、譲渡講習会のプログラムの中で「この犬や猫はどうしてここで皆さんと会うことになったのか忘れないで欲しい。不幸にしないで。」ということも説明しています。
ゆかり
[ゆかり]事情を知らなかった人にはショックな話もあるでしょうね。でも、その話の意味をしっかり受け止めて欲しいですね。

県動物愛護センター[後編]

顔出し看板「まもるちゃんとあいちゃん」 ペットが人の社会に受け入れられて幸せに暮らすために重要な「しつけ」について「県動物愛護センター」指導課の木村雅美(きむら まさみ)主任(獣医師)に話を伺うとともに、センターを案内していただきました!
ノブ
[ノブ]センターで行っている「犬のしつけ方教室」について教えてください。
[木村さん]はい。「しつけ」とは、ペットの自由を奪うもの、かわいそうなもの、ではないんですよ。訓練でもありません。「しつけ」とは、動物の習性を尊重しつつ、人の暮らす社会に受け入れられるためのルールとして身につけるべきものなんです。飼い主も、犬の心理を学んで、コミュニケーションを取れるようになる必要があります。センターでは、飼い主の方を対象に、犬の習性や基本的なしつけ方を講義や実技指導を通してお教えしています。
ノブ
[ノブ]受講したい人はどうすればよいですか?
[木村さん]平成19年度は7月・8月・12月・1月を除く、毎月第4日曜日の午後に行っています。私たちの目が行き届くよう10頭程度を対象にしていますので、参加を希望される方は必ず事前に電話でお申し込みください。愛犬とともにどうぞ!なお、9月はイベント「動物愛護フェスタ」の中で行っています。(※4月以降の予定についてはセンターまでお問い合わせください)
ノブ
[ノブ]参加者はどんな方が多いのですか?
[木村さん]犬を飼い始めて間もない方やしつけに困っている方が多いですね。しつけは生後数カ月から1歳までに、できるだけ早めに行うのが効果的と言われています。
ゆかり
[ゆかり]どんなことをしつけるんですか?
犬のしつけ方教室の様子
[木村さん]例えば、「リーダーウォーク」といって、飼い主が散歩の主導権を握って、犬を人の左側、人と同じ歩調で歩き、人より前を歩かせないようにしつけます。犬は群れて生活する動物なので、相手が弱ければリーダーになろうとする習性があります。犬が先に歩く、つまり犬に先導させることを繰り返していると、「自分がリーダーだ」と思うようになり、何かが起きた時に犬の行動を止められなくなります。曲がり角での出合い頭に自転車とぶつかり、人や犬がけがをすることなどもあります。犬をしつけることは、犬の安全、人の安全、社会の安全につながるんです。
ゆかり
[ゆかり]なるほど!犬のしつけって、かわいそうな気がしていたんですが、犬を守るためにも必要だったんですね! ところで、よかったら、センターを案内していただけませんか?

【1階の展示図書コーナーへ】

展示図書コーナー
[木村さん]1階の展示図書コーナーでは、動物の生活や習性、人とのかかわりを図鑑や絵本、写真などで学べます。犬や猫についてクイズ形式で学べる「わんにゃんQ&A」という機械もあります。また、皆さんからの「子犬や子猫を譲ります」という伝言も掲示しているんですよ。屋外施設もご案内しましょう!

【ふれあいサークルへ】

ゆかり
[ゆかり]ワーッ、かわいい子犬たちですネ!どの子も愛嬌(あいきょう)たっぷり!
ふれあい動物舎
[木村さん]ここは「ふれあいサークル」といって、来館者の皆さんと遊ぶことを通して人に慣れさせるのが目的で設けているものです。今いるのは次回の譲渡会で新しい飼い主さんを探す予定の子犬たちなんですよ。この子犬たちや子猫、ウサギたちが暮らしているのが「ふれあい動物舎」。当センターのマスコット犬「ロク」と「ラブ」もぜひご紹介したいので、こちらの犬舎へどうぞ!

【犬舎へ】

ゆかり
[ゆかり]こんにちは!ロクとラブ!ん…?この2頭は成犬ですね?
マスコット犬「ラブ」
[木村さん]はい。ラブは3歳。ロクは開所当初から飼っているので今9歳。2頭ともイベント等でしつけなどのモデルとして大活躍してくれているんですよ!
ノブ
[ノブ]先ほど少し触れられましたが、毎年9月に「動物愛護フェスタ」というイベントを行っているそうですね。
[木村さん]はい。動物について考えていただく機会として行っています。昨年のフェスタでは動物ふれあい会や警察犬の模範演技、相談コーナーのほか、「動物の気持ちで叫ぼう」絶叫大会などを行いました。当センターはイベントの日以外は、平日9時から17時まで開館しています。展示図書コーナーやふれあいサークルなどが利用できますので、どうぞお気軽にお越しください!

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