コンテンツ2007年9月28日Vol.126 山口県広報広聴課

県庁職場訪問-ちえみとゆかりのおじゃまします-

山口宇部空港事務所[前編]

左から西さん、中村さん、伊藤さん  宇部市にある山口県の空の玄関「山口宇部空港」。昨年7月1日に開港40周年を、今年7月1日には全日空・日本航空によるダブルトラック化5周年を迎えました。県がこの空港を管理していると聞き、どのような仕事をしているのか知りたくて、「山口宇部空港事務所」の西公男(にし きみお)次長、設備班の中村達男(なかむら たつお)主査、総務班の伊藤晋二(いとう しんじ)主任主事の職場におじゃましてきました。
ノブ
[ノブ]山口宇部空港は、国が設置者で、県は管理者だそうですね。
山口宇部空港
[西さん]はい。この空港は、1966(昭和41)年7月に県が設置、管理する「第3種空港」(地方路線として必要な飛行場)として開港しました。当時、滑走路の長さは1,200メートル。その後、1979(昭和54)年に、国が設置者、県は管理者である 「第2種B空港」(主要な国内路線に必要な飛行場)となり、2,000メートルの滑走路の新設や計器着陸装置※の整備を行いました。なお、現在、滑走路は2,500メートルに延伸されています。
ノブ
[ノブ]県職員だけでなく、国の職員もここで働いているということですよね?
[西さん]はい。県は空港の管理を担当しており、例えば滑走路や航空灯火施設の維持管理、制限区域の保安対策や消防救難対策などを行っています。国土交通省の職員は航空管制という、空港の周辺を飛行する航空機に安全な運航ができるための様々な情報を提供する業務を担っています。また、空港周辺の気象を観測する気象庁の職員もいます。滑走路など地面に付いているものは県、空に関することは国の担当と言うと、分かりやすいでしょうか。
 ほかにも航空会社をはじめとした民間企業の従業員など、ここには400人を超える人たちが働いているんですよ!
ゆかり
[ゆかり]今、消防という言葉が出ましたが、空港に消防車があるんですか?
大型化学消防車
[中村さん]はい。万が一航空機事故が発生した場合に備えて、空港に「空港消防隊」が常駐しています。航空機が離着陸するたび、すぐに出動できるよう待機。また、滑走路の一番端まで2分で到着できるよう、毎週火曜日の一番機が離陸する前に、走行訓練を実施しています。総重量約50トンもの大型化学消防車が、わずか30秒足らずで時速80キロまで加速し、最高時速約100キロで滑走路を走る光景は壮観です!
ゆかり
[ゆかり]そういえば、9月22日(土曜日)に開催される、毎年恒例の「山口宇部空港『空の日』記念フェスティバル」で「空港消防隊体験入隊」というのがあるとか?
[中村さん]募集を締め切ったので体験入隊はできませんが、当日無料開放される「送迎デッキ」などから、1分間に6,000リットルも放水する壮観な放水訓練や、体験入隊している子どもたちと消防車との綱引きも見ることができますよ!
ノブ
[ノブ]県の消防防災ヘリコプター「きらら」も、ここを拠点としているそうですね。当日、見学できますか?
散水救助訓練見学会(救助)
[中村さん]ハイ!「きらら」による散水訓練・救助訓練の見学会を行う予定です。
ゆかり
[ゆかり]そのほか当日参加OK、毎年人気のイベントというと?
昨年度の様子 フライトシミュレーター操縦体験
[伊藤さん]当日申込順で参加できるものに「滑走路見学会、ヘリコプター・GSE車両(航空機を地上で支援する車両)見学会」などがあります。パソコンで航空機の操縦桿(そうじゅうかん)・方向舵(ほうこうだ)の操作を疑似体験する「フライトシミュレーター操縦体験」も人気です。そのほか「テナント大抽選会」や「エンジンパーツアクセサリー展示販売」、地元団体による「おんだ翼空港まつり」も行われ、子どもから大人まで楽しめるイベントがいっぱいです!
ノブ
[ノブ]今年限定のイベントというと?
[伊藤さん]当日の全日空693便/696便は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」の特別塗装機となっていて、その姿を送迎デッキから楽しめます。山口宇部空港の関係者すべてが一丸となって取り組んでいる『空の日』記念フェスティバルへどうぞお越しください!
※計器着陸装置
視界が悪いときでも着陸できるよう、地上からの電波によって航空機を滑走路へ誘導する装置。
「山口宇部空港『空の日』記念フェスティバル」のお知らせ
 事前申し込みイベントについては、募集を締め切りましたが、当日参加できるさまざまなイベントがあります。
 詳しくは県ホームページをご覧ください。

山口宇部空港事務所[後編]

ダブルトラック・駐機する2社の航空機 空港管理の仕事には、航空機が安全に運航できるようにするためのさまざまな仕事があります。そうした舞台裏の仕事を中心に、「山口宇部空港事務所」の西公男(にし きみお)次長に話を伺いました。
ノブ
[ノブ]航空機が離陸する前に、空港事務所の車が滑走路を走っていますが、何をしているのですか?
[西さん]鳥が航空機などと衝突する事故を「バードストライク」といいます。航空機では離着陸する時に起こりやすいんです。小さな鳥であっても、高速で飛行する航空機に衝突するとその衝撃がとても大きくて、またエンジンに吸い込まれるとエンジンが壊れて、大事故につながりかねません。そこで、こうした事故を防ぐため、航空機が離着陸する前に、クラクションや紙雷管を鳴らしたりしながら車で滑走路を走行して、鳥を追い払っているんです。
ゆかり
[ゆかり]紙雷管?それってどんなものですか?
[西さん]陸上競技とかのスタートの合図に用いられるピストルがありますよね。あれが紙雷管です。それでも駄目なときは、煙火(のろし)を上げて鳥を追い払うこともあるんですよ。鳥が滑走路に飛んでくるのは、滑走路の周り、着陸帯といいますが、その草地を餌場とし、そこに潜む虫を狙って来るからです。そのため草を刈って、鳥がやって来ないようにしているんですが、なかなかそうはいかないのが実情です。
ゆかり
[ゆかり]滑走路に関係する仕事は、ほかにどんなものがありますか?
暗闇に映える航空灯火
[西さん]航空機は滑走路から誘導路に入り、そして駐機場に止まるわけですが、そうした滑走路や誘導路の補修・管理をはじめ、航空灯火の点検・管理などもしています。航空灯火は約1,300個設置されており、夜見ると、ものすごくきれいなんですよ!空港にはほかに、航空機が適正な角度で着陸できるよう電波を送る無線施設「グライドパス」や、滑走路の中心を示す電波を送る「ローカライザー」などもありますが、これは国が管理しています。
ノブ
[ノブ]ところで、セスナ機も止まっていますが、小型機も離着陸しているんですか?
駐機する小型機
[西さん]はい。全日空や日本航空の定期便以外にも、航空測量会社などの小型機がこの空港を使われています。国土交通省に飛行計画の承認を受けるなど手続きを踏めば、離発着できるんです。
ゆかり
[ゆかり]定期便のほかにチャーター便も飛んでいますね。国内線だけでなく、国際線のチャーター便もあるそうですが?
[西さん]はい。昨年度のチャーター便は往復10便。そのうち国際便が7便でした。国際線の出発ロビーは、国内線ターミナルビルの西隣、ここ山口宇部空港事務所のある国際線ターミナルビルの2階になります。
ゆかり
[ゆかり]あのー、実はさっきから、この国際線ターミナルビルの中ってなんだか見覚えがあるなあって思ってたんですが、もしかしてここは国内線の出発ロビーだったのでは?
国際線出発ロビー
[西さん]ハイ。その通りです!現在の国内線ターミナルビルは、航空旅客の増加に対応するため、2000(平成12)年3月から利用し始めたものです。それを機に、それまでの旅客ターミナルビルを国際線ターミナルビルとしたんです。
ノブ
[ノブ]国際便の税関や入国審査などはどうするのですか?
[西さん]国際便に合わせて、税関職員や入国審査官、検疫所職員が出張して来てくれますので、そうした手続きは山口宇部空港で行えます。
ゆかり
[ゆかり]じゃ、国際線チャーター便って便利ですね。国際便がもっと増えるといいですね!最後に、山口宇部空港のセールスポイントを!
1,500台の無料駐車場
[西さん]山口宇部空港は1,500台の無料駐車場を備えています。これは利用される方にとって大きな魅力だと思います!また、10月のフライトスケジュールは、山口宇部発・東京羽田行きが8時発の始発便から19時30分発の最終便まで8便。東京羽田発・山口宇部行きは6時50分発の始発便から18時55分の最終便まで8便となっています。所要時間は約1時間半です。ぜひ利用してください!

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