コンテンツ2007年5月11日Vol.117 山口県広報広聴課

お出かけガイド
  • 歩いて萩の宝島。「第10回浜崎伝建おたから博物館」
  • ピックアップ/参加者募集/県立施設情報
  • 近県情報:福岡県北九州市/島根県津和野町
おもしろ山口学
  • 錦帯橋物語
    第3回 人柱伝説と石人形
県庁職場訪問-ノブとゆかりのおじゃまします-
  • 県埋蔵文化財センター[前編]
トピックス・お知らせ
  • 公立学校教員採用候補者選考試験を実施
  • おいでませ山口館(広島)にUJIターン情報コーナーを設置
いいもん山口
  • もっちりおいしい山口県の銘菓「外郎」
編集室からのメッセージ
お出かけガイド※天候状況など、都合により日程が変更・中止になる場合があります。

歩いて萩の宝島。「第10回浜崎伝建おたから博物館」

町家の”おたから”展示風景  毛利氏36万石の城下町・萩。中でも浜崎地区は江戸時代、北前船と取り引きする問屋などが軒を連ねる商人の町として藩の経済を支えていました。今も江戸時代の町家(まちや)をはじめ明治・大正・昭和初期の伝統的建造物が約130棟も残り、一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)に選定されています。そうした歴史ある町並みの家々に各家自慢の“おたから”を展示し、まち全体を博物館として楽しんでもらおうという「浜崎伝建おたから博物館」が、町並み保存に取り組む地域の皆さんの主催で平成10年から行われており、今年は5月20日(日曜日)に開催されます。
 展示される“おたから”は古写真や漁具・船具などの民具のほか、坂本龍馬(さかもと りょうま)が萩を訪れた際に自分の名を書き入れたという萩焼、かつて住吉神社の御神幸(ごじんこう)で神輿(みこし)に従って城下を練り歩いた華やかな山車(だし)・傘鉾(かさぼこ)の一種「ひじり」などなど。クラシックカーも展示されます。暮らしの中に歴史が息づく町家内部の見学自体、貴重な機会ですが、国指定史跡「旧萩藩御船倉(おふなぐら)」の公開も必見です。御船倉とは藩主の御座船(ござぶね)の格納庫で、ここは屋根を葺(ふ)いた旧藩時代の船倉として全国唯一の遺構。普段は閉じられていますが、当日は大きな石材で築かれた迫力ある内部を見学できるほか、バイオリンとピアノのコンサートも楽しめます。
 また、浜崎は萩の離島と本土とを結ぶ定期船が発着する港町。地域の女性の皆さんによる雑魚場(ざこば)定食や見島ウニめしなど、萩自慢の海の幸を堪能できるのも魅力です。そのほか大道芸や紙芝居など子どもたちも楽しめるイベントもいっぱい。「おたからまっぷ」を手に、歴史と食のおたから満載の“萩の宝島”浜崎をあなたも探検してみませんか。
日時
5月20日(日曜日) 9時から16時まで
場所
萩市浜崎本町筋(ほんちょうすじ)周辺
問い合わせ
萩市まちなみ対策課 電話0838-25-3238
ピックアップ

光市 普賢まつり

普賢まつり
期日
5月14日(月曜日)、15日(火曜日)
場所
普賢寺(ふげんじ)周辺
内容
普賢寺を創建した性空(しょうくう)の命日に合わせ、江戸時代の中頃から始まった祭りで、寺周辺の沿道に、植木、陶器、雑貨などの露店が200余りも立ち並び、多くの人でにぎわいます。
問い合わせ
光市観光協会 電話:0833-72-1400
普賢寺 電話:0833-79-1223

和木町 ローズフェスタ2007 in 蜂ヶ峯

満開のバラ園
日時
5月20日(日曜日) 9時から
場所
蜂ヶ峯(はちがみね)総合公園
内容
豊かな自然に恵まれた山間部にある公園で、140種、3,500本の色とりどりのバラの中、多彩なイベントが開催されます。結婚式「ローズウェディング」のほか、フリーマーケット、抽選会、綱引きなども行われます。
問い合わせ
和木町商工会 電話:0827-53-2066
蜂ヶ峯総合公園管理協会 電話:0827-52-3751

阿東町 お田植えまつり

お田植えまつり
期日
5月20日(日曜日)
場所
願成就(がんじょうじゅ)温泉そばの田んぼ
内容
伝承芸能の「はやしだおどり」が披露される中、地元の子どもたちがどろんこになりながら田植えを体験します。どろんこゲームで人力しろかきが行われ、自然や伝統文化に触れることのできる貴重な祭りです。
問い合わせ
あとう観光協会 電話:083-956-2526
徳佐はやしだ保存会事務局 電話:083-957-0380

秋芳町 第20回ますとうなぎのつかみ取り参加者募集

ますとうなぎのつかみ取り
期日
6月3日(日曜日)
場所
秋吉台家族旅行村
参加料
小学生以上1,300円、3歳以上の未就学児300円
申し込み締め切り
5月27日(日曜日) 先着400名
内容
ジャブジャブ池にマス1,500尾、アユ400尾、ウナギ150尾を放流して、つかみ取りが行われます。バーベキュー施設が無料開放され、その場で調理して食べることもできます。
問い合わせ
秋吉台家族旅行村 電話:0837-62-1110

山口市 青空に金星を見る会県立施設情報

天体望遠鏡
※写真はレンズ口径10センチメートルのものです。
日時
6月9日(土曜日)、10日(日曜日) 14時から16時まで
※雨天の場合スライドショーに変更
場所
県立山口博物館
内容
天文専門の学芸員や県天文協会会員の解説を受け、博物館に設置されたレンズ口径20センチメートルの天体望遠鏡で青空の中に金星を見つけ出して、観察します。
問い合わせ
県立山口博物館 電話:083-922-0294

 ご紹介した以外にも、たくさんのイベントが県内で行われています。
 その他のイベント情報は、下記のリンクをご覧ください。

近県情報

福岡県北九州市 門司みなと祭り

仮装車
期日
5月26日(土曜日)、27日(日曜日)
場所
門司区一帯
内容
門司港に国際航路が開通したことを記念し、1934年から始まった祭りです。一時中断されましたが、再開され、今では、日本三大港祭りの一つに発展しました。仮装車を先頭に、各団体のシャギリ隊など50台以上の車と1,000人を超える人々が、区内を5時間近くかけてパレードします。
問い合わせ
門司港レトロ倶楽部 電話:093-332-0106

島根県津和野町 ライトアップ

ライトアップされた町並み
期間
5月中旬から 19時から22時まで(予定)
場所
殿町(とのまち)通り
内容
なまこ壁の土塀が連なり、歴史的景観を有する殿町をライトアップします。色鮮やかなコイがゆったりと堀割を泳ぐさまや、約200メートルにわたって重厚な武家屋敷や藩校などを神秘的に照らします。
問い合わせ
津和野町観光協会 電話:0856-72-1771

 山口県は、下記の協議会に参加し、広域連携による観光振興を行っています。

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おもしろ山口学
錦帯橋物語

【第3回】人柱伝説と石人形

石人形で作った大名行列
石人形で作った大名行列
写真提供:岩国市観光課
 錦帯橋には次のような伝説があります。
 1673(延宝元)年に完成した橋は、明くる年の梅雨の長雨による大洪水で流されてしまいました。そこで、橋を再建するに当たって、水神の怒りを鎮めるため人柱を立てることになりました。ある男が「はかまに横継ぎの当たっている者が人柱になることにしよう」と言い出しました。早速調べてみると、横継ぎが当たっていた者は、ほかならぬその男でした。男には親思いの娘が二人いました。姉妹は父に代わって人柱になることを決心。人柱となって橋台の下に埋められました。その後、橋の下にある石の裏側に、小さな「石人形」がついているのが見られるようになりました。人々は、この石人形を、親孝行な娘たちが姿を変えたものと語り伝えました。
 実はこの「石人形」、実際にはニンギョウトビケラという水生昆虫の幼虫が、川底の石粒や砂を集めて作った巣。巣は水に流されないよう横に大きめの石粒をつけた、10から20ミリメートルの筒状のもので、その姿はミノムシの水中版といったところ。ニンギョウトビケラは、全国各地の川に生息していますが、その巣の大きさや形は、川の上流、下流、水深や水温、流れの速さ、水質など、生息環境によりさまざまです。特に、錦帯橋付近に生息するニンギョウトビケラの巣は形の良いものが多く、その形がまるで人形のようであったことから、いつしか「石人形」と呼ばれるようになりました。昔はこれを集め、七福神などを作るのが、人々の楽しみだったようです。
 1950(昭和25)年のキジア台風で流失した錦帯橋の再建に当たって、掘り起こした橋台の下からは、人骨らしきものは発見されませんでした。錦帯橋の人柱伝説は、276年にもわたって不落を誇った錦帯橋に対して、いつからともなく人々の間に生まれたものだったのかもしれません。

取材協力/岩国市観光課世界遺産推進担当 蔵重隆之(くらしげ たかゆき)氏


関連リンク

 岩国市観光協会

これまでのおもしろ山口学バックナンバー


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県庁職場訪問-ノブとゆかりのおじゃまします-
乗安さん  山口県には数多くの遺跡があります。昨年度の発掘調査では、美祢市の下村(しもむら)遺跡から、“国内最古級”の弥生時代の絵が描かれた土器が出土しました。しかも、その調査からはとても興味深いことが分かってきたとのこと。「山口県埋蔵文化財センター」所長の乗安和二三(のりやす かずふみ)さんに話を伺ってきました!
ゆかり
[ゆかり]美祢市の下村遺跡からシカとみられる絵が描かれた弥生時代の土器の破片が見つかったそうですね?下村遺跡ってどんな遺跡なのですか?
下村遺跡全景/※クリックで拡大します。
[乗安さん]美祢市役所の南、市役所のある平地より約10メートルほど小高い丘の上にある弥生時代の中期の初頭(紀元前3世紀前後)の村の跡です。これがその全景写真なんですよ。
ノブ
[ノブ]先生、この写真で丸く見えるのは竪穴住居の跡ですね?
ゆかり
[ゆかり]ノブさん、スゴイ!どうして分かったんですか?
ノブ
[ノブ]あのー、実は学生時代、考古学を専攻していまして…。
ゆかり
[ゆかり]えーっ、そうだったんですか!!じゃ、興味津々でしょう?
ノブ
[ノブ]うん!ものすごく!!先生、このもっと小さな穴は?
“国内最古級”の弥生絵画土器
[乗安さん]それは貯蔵穴。地面を掘ってつくった開口部・深さともに1から2メートルの穴の中に、食料を入れたつぼを収納していたようです。ごみを捨てた穴もたくさん見つかり、そうした穴の中からシカが描かれた土器の破片が見つかったのです。これがその写真です。上の方にあるのがシカの絵(5本の弧線とその外側の孤線からのびる2本1組の直線2組)、体の部分です。残念ながら、シカの頭の部分が描かれた土器の破片は見つかっていないんです。
ゆかり
[ゆかり]あのー、スミマセン。どうしてこれでシカだと分かるんでしょうか?
拡大写真
[乗安さん]ハハハ!そう思われるでしょうね。最初は、幾何学的に描かれる紋様の一部という見方もあったんです。でも、一般的な紋様のパターンに当てはまらない。しかも、よく見ると2本ずつ計4本の直線がある。とすると、これは4本足の動物なんじゃないか。となると、ほとんどシカしか考えられない。
ゆかり
[ゆかり]ん…?「シカしか考えられない」って?
[乗安さん]ほかの遺跡から出土した絵画を参考にした上でのことです。それらに描かれているシカの描き方と同じなんですよ。また、弥生時代の土器には、シカの他にも、犬や馬か?といわれるものも描かれてはいるんですが、動物の絵画は圧倒的にシカが多いんです。
ゆかり
[ゆかり]へーっ!圧倒的にシカが多いって何かワケでもあるんですか?
[乗安さん]シカは昔から特別な存在だったんです。今でも広島県の宮島の厳島神社や奈良県の春日大社など神社にはシカがたくさんいて、神の使いと言い伝えられていますよね。大陸でも昔から、神の化身や豊作の象徴としてあがめられていたんです。日本でも弥生時代は「卜骨(ぼっこつ)」といって、シカの骨に焼き火ばしを当て、できたひび割れを見て神の意志を読み取って吉凶を占うということが行われていたんですよ。まさに、シカは神と人との間をつなぐものだった。北部九州では、弥生時代の死者を葬った、土器で作られたひつぎの甕棺(かめかん)にシカが描かれており、死者への鎮魂や祈りを込めて描かれたのではと推測されているんです。
ノブ
[ノブ]とすると、もしかしてこの下村遺跡のつぼも特別なものかも…?
土器復元図
[乗安さん]ええ!そう考えられるんです。その理由として、まずシカの絵であること。2つ目は、珍しいことにつぼの内側にまで紋様で飾られていること。3つ目は、今回見つかった破片はつぼの肩部の付近に当たり、全体を復元すると、高さ約60センチのかなり大型のつぼだったと推定されることです。ムラの人々が田植え前に種もみをこのつぼに入れて神に豊作を祈った、あるいは収穫時に新米を入れて神に感謝をささげた、といったふうに農業にまつわる祭事に使われた“特別なつぼ”だったのではと考えられるのです。
ゆかり
[ゆかり]その光景を想像すると、ワクワクしてきますね!しかもこのシカの絵は日本最古級の絵画だとか?
[乗安さん]はい。下村遺跡は弥生時代の中期の初頭のもの。これまで、その時期に国内で何が描かれたのかがはっきりわかる絵画は、先ほどお話しした北部九州の甕棺2例※しか見つかっていなかったんです。弥生時代はじめの米作りの伝播(でんぱ)とは時期が異なっており、弥生時代絵画の起源や伝播経路を考える上でも、この絵は今後ますます注目されると思いますよ!
ゆかり
[ゆかり]じゃ、とっても貴重な発見なんですね!!現物、見てみたいなあ…。
[乗安さん]今、1階エントランスホール横の展示室で展示中ですよ。ご案内しましょうか?
ノブ&ゆかり
[ノブ][ゆかり]ハ、ハイッ!ぜひお願いします!!
※福岡県福岡市「吉武高木(よしたけたかぎ)遺跡」、佐賀県唐津市「天神ノ元(てんじんのもと)遺跡」

次回は、県埋蔵文化財センターの展示室などをご紹介します。


県庁職場訪問バックナンバー


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トピックス・お知らせ

公立学校教員採用候補者選考試験を実施

イメージ
 平成20年度県公立学校教員採用候補者選考試験の受験申込を受け付けます。一般選考のほか、社会人、スポーツ・芸術、看護科・理療科教諭の特別選考や、身体障害者を対象とした選考を行います。
校種等
小学校、中学校、高等学校、特別支援学校小学部・中学部・高等部、養護教諭
採用予定人数
159人程度(昨年度:164人)
受付期間
5月16日(水曜日)から6月6日(水曜日)まで
問い合わせ
県教職員課 電話:083-933-4550

おいでませ山口館(広島)にUJIターン情報コーナーを設置

おいでませ山口館(広島)
 おいでませ山口館(広島)では、住宅や就業、就農などに関する県内市町及び関係機関等の各種相談窓口の紹介や、UJIターンガイドブック、リーフレットなど各種資料の配布を行っています。ぜひ、ご活用ください。
問い合わせ
おいでませ山口館(広島) 電話:082-504-7001
その他のトピックス・お知らせ

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いいもん山口

もっちりおいしい山口県の銘菓「外郎(ういろう)」

外郎
※画像はイメージです。
 外郎の製法は室町時代に中国から伝わりました。
 山口の外郎の材料は小豆と砂糖のほかに「せん」という、わらびの根からとれる澱粉(でんぷん)が用いられており、独特の舌ざわりと気品のある風味を生み出しています。
 県を代表する銘菓として、土産品や贈答品、引き出物、茶席の菓子として親しまれています。

 今回は、「外郎」を読者クイズの正解者の中から抽選で5名様にプレゼントします。

[萩焼読者プレゼント]
 4月27日号で実施した読者クイズに、たくさんのご応募をいただきありがとうございました。当選者は、次回配信の「山口きらめーる」でお知らせします。

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編集室からのメッセージ
 今回のおもしろ山口学には、錦帯橋が台風に流される話が載っています。その台風の名は「キジア台風」。小学生の頃、社会科の授業で習った名は「キジヤ台風」でした。錦帯橋が流される写真を見て、「今、川が氾濫(はんらん)したら」と子ども心に恐れおののいたので、記憶によく残っています。今回、調べてみると、キジヤ台風と表記したものも数多くありましたが、気象庁は「キジア台風」と使用しているようです。
 今回から、県庁職場訪問も担当することになりました。いろんな職場を皆さんに紹介できるようがんばります。
 次回の配信は、5月25日です。

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