平成17年2月10日号(HTML版)VOL.63
山口県広報広聴課

県庁担当者にここが聞きたい

統計課・内山課長 「あまり知られていない山口県に関する統計データをもとにしたコラムを、新聞で連載中です。どんなネタかは掲載までヒミツです!」と語るのは山口県地域振興部統計課の内山一好課長。さすが厳しい情報管理が求められる統計課。折しも今年は5年に1回の「国勢調査」の年。そのことも含めて統計課の仕事について、内山課長に聞きました。


Q. 統計課ではどんな仕事をしているのですか?

Answer
統計資料 統計課の仕事は統計調査に関する事務が主なものですが、その調査には国から委託を受けて行うものや、県独自に行うものなどがあります。国から委託を受けている調査としては、指定統計(※1)調査57件のうち23件とそれ以外に4件の、合わせて27件があります。また、山口県が独自に行っている統計調査が11件あり、国と県を合わせると合計38件の統計調査を統計課では行っています。
 こうした統計調査の結果(※2)は、行政の施策立案等の基礎資料になるほか、民間企業等の経営戦略等に生かされるなど、さまざまな方面で利活用されています。

(※1)指定統計… 国又は地方公共団体が作成する統計のうち重要なものについて,総務大臣が指定したもの。
(※2)統計情報一覧 統計年鑑」「統計月報『県勢やまぐち』」「山口県主要経済指標」「100の指標でみる山口県」など


Q. 統計調査は、どのような方法で行われているのですか?

Answer
取材風景 一般的には「調査員」が調査対象の方に「調査票」を配り、対象者の方が記入された後、調査員が調査票を回収して県に提出するという方法で行っています。そのほか、直接調査員が対象者と対話しながら聞き取る方法などがあります。
 国や県などが実施する調査を行う調査員は、民間の方が調査員になる場合もありますが、これらの方も県や国により特別に任命される公務員です。統計調査にはプライバシーにかかわる部分がありますので、調査員には当然「守秘義務」があります。また、統計調査については法律で、その調査の目的以外には使わない「目的外使用の禁止」が定められていますので、調査対象になられた方はどうか安心して調査にご協力ください。
 ちなみに、今年は、調査の中でも最も知られている「国勢調査」が行われる年に当たります。


Q. その国勢調査は、何のために行われるものなのですか?

Answer
国勢調査 「国勢調査」は1920年に初めて行われて以来、5年ごとに行われていて、今年で18回目。この調査は日本に住んでおられるすべての方を対象とする、日本で一番大規模なもので、国内の人口、世帯の実態を明らかにする最も基本的な調査です。
 その結果はさまざまなところに反映されます。例えばその人口をもとに県や市町村の議員定数が決められますし、地方交付税の算定基準にも使われるほか、雇用対策・福祉政策など行政のさまざまな基礎資料として利用されます。特に国勢調査の人口密度などのデータは、私たちの生命・財産を守る防災対策において、消防設備や避難区域などの防災設備を整えるのに重要なものとなります。このように国勢調査は、私たちの暮らしに密接にかかわってくる非常に大事な調査です。
 国勢調査は「10月1日、午前0時現在」で行われますが、9月下旬ごろに調査員が調査票を各世帯に配布し、10月上旬ごろに回収することになります。こうして集められた調査票は、市町村、県の審査を経て、国に提出されます。そして国が集計を行い、その結果は12月下旬ごろに速報として公表される予定です。
 最近は単身世帯や共働き世帯が多いので、調査員が伺ってもなかなかお会いできないことも多く、しかも非常に大規模な調査を、短期間に正確に行わなければならないので、調査をする側もされる側も大変です。でも、非常に重要な調査ですので、すべての皆さんに協力していただき、精度の高い統計となるよう取り組んでいきたいと思います。皆さん、ご協力をどうぞよろしくお願いします!

※国勢調査について知りたい方は… 総務省統計局のホームページ(CENSUS PARK)へ!


Q. 統計データを見たい、知りたいと思ったときに、何かいい方法がありますか?

Answer
統計資料室 私どもが行っている統計調査はその都度公表しており、統計課のホームページにも掲載しています。県庁15階にある「統計資料室」には、国・県・市町村が刊行した統計資料約18,000点を収集・整理・保存しており、どなたでも閲覧でき、有料ですが複写サービスも行っています。どうぞご利用ください。
 また、統計課では、山口新聞に「おもしろ統計ウォッチング」という、統計データをもとにしたコラムを今年1月から連載中です。掲載日は毎月第2・第4木曜日。統計を読み物として楽しみながら、山口県が全国や中国地方などの中でどの様な状況や位置にあるのかを分かっていただけるよう工夫をしています。
 第1回は「山口県のレンコン生産量が全国第3位」、第2回は「コンビニの販売額が1店舗あたり全国2位」ということを紹介しました。今後もあっと驚くようなネタを紹介していきます。これまでも、このコラムは平成13年5月から14年3月及び平成14年10月から15年9月まで連載しており、統計課のホームページでも紹介しています。どうぞ、ご覧ください!